囲炉裏の灰はヤフオクで探しました

10年間使われずにいたため、カチンカチンになっていた我が家の囲炉裏
長年、放置された囲炉裏は、灰がカチンカチンに固まって使いものになりません。
我が家の囲炉裏も、およそ10年間、火を熾すことなく放っておかれました。いつの間にか灰のカサが減ってしまい、底のほうに赤茶けた石灰質の塊がボソボソと残っているようなありさまでした。
一旦、すべて掻き出してフルイにかけてみましたが、薄汚れた大粒の灰がわずかばかり採れた程度で、まるで分量が足りません。

残っていた灰をフルイにかけてみましたが、失敗
仕方なく、新品を購入することにしました。
ところが、どこを探しても「囲炉裏用の灰」は売っていません。「木炭」や「豆炭」「腐葉土」ならホームセンターに山積みされていますが、「灰」の在庫は巷の小売店には見当たらないのです。
どうしたものかと思案した末に、もしや?と思ってヤフオクを調べたら……あるんですね、これが。
「囲炉裏 灰」の2ワードで検索をかけると、
★「最高級 純木炭の灰 約18リットル」3000円~
★「火鉢、囲炉裏に♪茶道具の灰に♪くぬぎ炭100% 純粋木炭灰1キロ」1480円~
なんて出品がちらほら見つかりました。なるほど、お茶の世界では良質の灰が必要なんですね。囲炉裏愛好家じゃなくても灰のニーズはあるんだと知りました。
出品者は東北地方や中国地方の林業関係者が多く、廃物利用を兼ねて、燃やした木の灰を段ボール箱に詰めて売っているようです。
出所の怪しい灰だと、ダイオキシンなどわけのわからないモノが混入している恐れがあります。素性がはっきりわかる出品者を選んで探しました。

やむなくヤフオクで新しい灰を購入
私たちが買ったのは、
★灰10キロ!木灰!肥料!火鉢!囲炉裏!(落札価格2500円)
★木灰(ダンボ-ルに1箱)火鉢・囲炉裏(落札価格2000円)
の2種類。どちらもサラサラでキメの細かい白い灰でした。固まってしまった古い灰(の残骸)を捨てたあとに宅配便で届いた2箱の灰をつぎ足し、よく掻き混ぜてみました。

ビニール袋から取り出してパラパラパラ
結果は上々。その後、定期的に火を熾すうちに木炭の燃えかすが新たな灰を生んで、囲炉裏の中は少しずつ“豊か”になってきました。
囲炉裏の再建にはヤフオクで灰を購入するのがおすすめです。

白いきれいな灰で満たされました

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