大きな家には地味過ぎた「和風時計」
「いろいろ考えたけど電波時計にしました」の項にも書きましたが、古民家にはやっぱり柱時計が似合います。我が家では、大黒柱に「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」という“一見、年代物の姿をした電波時計”を掛けてみましたが、これがなかなか良い感じで動いています。

こちらが大黒柱に掛けた
「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」
じつはこの「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」を見つける前に、もう1台、壁掛け用の時計を買って大黒柱に掛けていた時期があります。
東急ハンズの時計売り場にあった「和風時計」という商品です。
高さ27センチ、幅15センチ、奥行き8.5センチの吊り時計で、黒い縦長の木の箱に和紙で拵えた文字盤がはめ込んであります。和紙には墨で「十二 三 六 九」の漢字が書いてあり、黒い長・短・秒針が引き立つようなデザインです。
正面がガラスの扉になっていて、開けると飾り棚が二段。ちょっとした小物をディスプレイできるオシャレな作りでした。
ムーブメントは、よく自作の時計キットなんかに使われる電池式のもので、アラームもなければ振り子もありません。
シンプルな構造ですが、和風モダンとでもいうべきデザインが気に入り、購入しました。値段も4000円弱とお手頃でした。

で、こっちが残念だった「和風時計」
のちに同じ製品がヤフオクに出品されていたのを発見。製造国フィリピンと書いてありました。たぶん、日本の会社が企画・デザインしてフィリピンの工場で作らせたのだと思います。
ところが、大黒柱に掛けてみて、すぐにこの買物が失敗だったとわかりました。
我が家の土間は--というか、一般に古民家の土間は--よく晴れた日中でも驚くほど薄暗いのです。「和風時計」は、きなりの和紙の文字盤に漢字で時が墨書されていますが、肝心の文字盤が小さくて、ほんの2~3メートル離れただけで、もう薄闇に沈んで読み取れなくなるんです。
東急ハンズの店頭で見たときには時計としての実用性に疑問は抱きませんでしたが、屋根まで吹き抜けになっている我が家の土間に掛けると、何年も前のカレンダーが大黒柱に掛けっぱなしになっているぐらいにしか見えません。

和紙の文字盤に墨字で時がしたためられていますが…
結局、全然、時計の役割を果たさないことがわかり、大黒柱から撤去せざるを得ませんでした。
現在、「和風時計」は和室の柱に飾ってあります。文字盤が見づらいことには変わりありませんが、それでも間近に近づいて眺めれば一応、時刻はわかります。電波時計と違って多少、狂うので、気づいたときに時刻を合わせなければいけません。
やっぱり古民家には、都会発の和風モダンじゃ歯が立たないってことですね。

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「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」
じつはこの「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」を見つける前に、もう1台、壁掛け用の時計を買って大黒柱に掛けていた時期があります。
東急ハンズの時計売り場にあった「和風時計」という商品です。
高さ27センチ、幅15センチ、奥行き8.5センチの吊り時計で、黒い縦長の木の箱に和紙で拵えた文字盤がはめ込んであります。和紙には墨で「十二 三 六 九」の漢字が書いてあり、黒い長・短・秒針が引き立つようなデザインです。
正面がガラスの扉になっていて、開けると飾り棚が二段。ちょっとした小物をディスプレイできるオシャレな作りでした。
ムーブメントは、よく自作の時計キットなんかに使われる電池式のもので、アラームもなければ振り子もありません。
シンプルな構造ですが、和風モダンとでもいうべきデザインが気に入り、購入しました。値段も4000円弱とお手頃でした。

で、こっちが残念だった「和風時計」
のちに同じ製品がヤフオクに出品されていたのを発見。製造国フィリピンと書いてありました。たぶん、日本の会社が企画・デザインしてフィリピンの工場で作らせたのだと思います。
ところが、大黒柱に掛けてみて、すぐにこの買物が失敗だったとわかりました。
我が家の土間は--というか、一般に古民家の土間は--よく晴れた日中でも驚くほど薄暗いのです。「和風時計」は、きなりの和紙の文字盤に漢字で時が墨書されていますが、肝心の文字盤が小さくて、ほんの2~3メートル離れただけで、もう薄闇に沈んで読み取れなくなるんです。
東急ハンズの店頭で見たときには時計としての実用性に疑問は抱きませんでしたが、屋根まで吹き抜けになっている我が家の土間に掛けると、何年も前のカレンダーが大黒柱に掛けっぱなしになっているぐらいにしか見えません。

和紙の文字盤に墨字で時がしたためられていますが…
結局、全然、時計の役割を果たさないことがわかり、大黒柱から撤去せざるを得ませんでした。
現在、「和風時計」は和室の柱に飾ってあります。文字盤が見づらいことには変わりありませんが、それでも間近に近づいて眺めれば一応、時刻はわかります。電波時計と違って多少、狂うので、気づいたときに時刻を合わせなければいけません。
やっぱり古民家には、都会発の和風モダンじゃ歯が立たないってことですね。



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