いろいろ考えたけど電波時計にしました
古民家に似合う時計といったら、柱時計でしょう。大黒柱でボ~ン、ボ~ンと時を告げる柱時計には、まさに古民家の“時の番人”といった風格があります。
我が家も引っ越し直後から、様子のいい柱時計を探して町の時計屋さんを探し歩きました。
ところがです。近頃の時計屋さんには柱時計があんまり置いてないんですね。
ちょっと前まで、時計屋さんの店内を覗くと、文字盤に「SEIKO」とか書いてある古風な柱時計がかならず何台が下がっていたような記憶があります。でも、現代の時計店にあるのは洋風の電波時計ばかり。純和風の柱時計なんて全然、流行らないらしいんです。
そこで楽天やヤフオクで探してみました。キーワードは「和風 柱時計」。やっぱりあるところにはあるものです。新品から骨董品まで、多種多様な柱時計が見つかりました。
つい嬉しくなって、ゼンマイ式のボンボン時計(もちろん木製フレームのやつ)を購入しようとしたら、家族から待ったがかかりました。
「ゼンマイ式って、定期的に巻かなければ止まっちゃうんでしょ?そんなの面倒くさいよ」
「30分とか1時間ごとにボ~ン、ボ~ンって時を告げるんでしょ?夜、怖くてトイレに行けないじゃないの!」
う~む。たしかに時計のネジ巻きなんてことを習慣づけるのはもはや無理な気がしますし、薄暗くて天井がバカ高い太古住宅で、夜中、時計が鳴ったら正直、薄気味悪いことこの上ありません。
さて、どうしようかナと困っていたら、悩みをすっきり解決してくれる凄いアイテムに出会いました。
「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」という商品です。

ボディにオーク材を使った八角形の柱時計で、文字盤が日焼けしたような淡黄色のグラデーションに塗装してあったり、振り子の手前のガラスに昔風のモダンな横文字が入っていたりと、かなりアンティークな装いに徹しています。
電波時計ですからネジを巻く必要はないですし、狂いも生じません。販売しているネットショップのページには「こちらの商品は、音は鳴りません」とあるので、時を告げる恐れもなさそうです。
しかも、新品にもかかわらず販売価格は1万円前後。ネットショップで一般的な柱時計の相場を調べると、新品で3万円以上、中古でも1万円以上。中には数十万円のビンテージ物もあったりします。
私は楽天市場で探して、この時計を6000円弱で手に入れました。たしかにページに書いてあるとおり、時を告げる機能は付いていません。
届いた八角時計をさっそく土間に面した大黒柱に吊るしてみました。

まず最初に裏を返して電池を入れるのですが、不思議なことに電池ボックスが2箇所に付いています。なんでだろう?と思いながらそれぞれに乾電池をセット。表に返して動き出した時計を眺めた瞬間、理由がわかりました。
単三電池3本は電波時計を動かすための動力、残りの1本は振り子を振るためのバッテリーだったんですね。
つまり、振り子は“見せかけ”。実際、電池をセットしたてだと活力があり過ぎて、振り子が妙にブンブン速く動くのがご愛嬌でした。
しかし、大黒柱に吊るしてみると、そんな時計の“裏事情”はまったくわかりません。振り子が動き出すと、いっぱしの柱時計に見えます。いかにも古時計然として、その場の雰囲気に一気に溶け込んでくれたのでした。
あれから2年。電池を一度交換しましたが、今日も正確無比に時を刻んでいます。振り子の振れ具合も電池が適度に減って、ほどよくなってきた感じです。
現代の古民家にベストフィットの時計だと思います。

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我が家も引っ越し直後から、様子のいい柱時計を探して町の時計屋さんを探し歩きました。
ところがです。近頃の時計屋さんには柱時計があんまり置いてないんですね。
ちょっと前まで、時計屋さんの店内を覗くと、文字盤に「SEIKO」とか書いてある古風な柱時計がかならず何台が下がっていたような記憶があります。でも、現代の時計店にあるのは洋風の電波時計ばかり。純和風の柱時計なんて全然、流行らないらしいんです。
そこで楽天やヤフオクで探してみました。キーワードは「和風 柱時計」。やっぱりあるところにはあるものです。新品から骨董品まで、多種多様な柱時計が見つかりました。
つい嬉しくなって、ゼンマイ式のボンボン時計(もちろん木製フレームのやつ)を購入しようとしたら、家族から待ったがかかりました。
「ゼンマイ式って、定期的に巻かなければ止まっちゃうんでしょ?そんなの面倒くさいよ」
「30分とか1時間ごとにボ~ン、ボ~ンって時を告げるんでしょ?夜、怖くてトイレに行けないじゃないの!」
う~む。たしかに時計のネジ巻きなんてことを習慣づけるのはもはや無理な気がしますし、薄暗くて天井がバカ高い太古住宅で、夜中、時計が鳴ったら正直、薄気味悪いことこの上ありません。
さて、どうしようかナと困っていたら、悩みをすっきり解決してくれる凄いアイテムに出会いました。
「アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」という商品です。

ボディにオーク材を使った八角形の柱時計で、文字盤が日焼けしたような淡黄色のグラデーションに塗装してあったり、振り子の手前のガラスに昔風のモダンな横文字が入っていたりと、かなりアンティークな装いに徹しています。
電波時計ですからネジを巻く必要はないですし、狂いも生じません。販売しているネットショップのページには「こちらの商品は、音は鳴りません」とあるので、時を告げる恐れもなさそうです。
しかも、新品にもかかわらず販売価格は1万円前後。ネットショップで一般的な柱時計の相場を調べると、新品で3万円以上、中古でも1万円以上。中には数十万円のビンテージ物もあったりします。
私は楽天市場で探して、この時計を6000円弱で手に入れました。たしかにページに書いてあるとおり、時を告げる機能は付いていません。
届いた八角時計をさっそく土間に面した大黒柱に吊るしてみました。

まず最初に裏を返して電池を入れるのですが、不思議なことに電池ボックスが2箇所に付いています。なんでだろう?と思いながらそれぞれに乾電池をセット。表に返して動き出した時計を眺めた瞬間、理由がわかりました。
単三電池3本は電波時計を動かすための動力、残りの1本は振り子を振るためのバッテリーだったんですね。
つまり、振り子は“見せかけ”。実際、電池をセットしたてだと活力があり過ぎて、振り子が妙にブンブン速く動くのがご愛嬌でした。
しかし、大黒柱に吊るしてみると、そんな時計の“裏事情”はまったくわかりません。振り子が動き出すと、いっぱしの柱時計に見えます。いかにも古時計然として、その場の雰囲気に一気に溶け込んでくれたのでした。
あれから2年。電池を一度交換しましたが、今日も正確無比に時を刻んでいます。振り子の振れ具合も電池が適度に減って、ほどよくなってきた感じです。
現代の古民家にベストフィットの時計だと思います。



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