初めて栗を収穫しました

私たちの家には、中ぐらいの大きさの栗の木が1本、崖っぷちに生えていています。
昨年までは主幹が谷底に向かって3メートルほど伸びていました。
秋になるとたくさんのイガが幹から枝分かれした小枝にびっしり付くのですが、残念ながらひとつ残らず崖下に落ちてしまって、ほとんど収穫できませんでした。
そこで昨冬、主幹を切り詰めてみました。
結果は思いどおりで、崖とは反対方向に伸びた複数の枝にたくさんの花が咲き、花のあとにイガイガがいっぱい実ったのです。
嬉しいことに、手を伸ばせばもぎ取れる範囲に大ぶりのイガがたわわに?実っているではありませんか。

かくして、待望の初収穫に漕ぎ着けました。
囲炉裏で使う厚手の牛革の手袋をはめて、地面に落ちているイガを拾い集めました。枝に残っている完熟イガも、手の届く範囲でもぎ取りました。

イガをむしって中の栗の実を取り出します。殺虫剤など一度も撒いたことがないので、3粒に1粒は虫食いですが、無傷でつやつやと美しいものも結構、残っています。
状態の良い実だけ集めて縁側に並べてみました。ざっと60粒あまり。先日、JAの直売所に並んでいた地元の栗に比べると粒のサイズがまちまちですが、平均すれば直売所のものより大きいかもしれません。

地元の農家に伺ったところでは、今年の栗は実なりが悪く、小粒だそうです。我が家ではたまたま昨冬に剪定したのが良かったのでしょうか。まずまずの収穫でした。
さっそく栗ご飯や甘露煮にでもしてみようかな、と思っています。



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