サツマイモ収穫。今年は大粒でした
5月の連休明けに計80本のサツマイモの挿し穂を畑に植えました。8月~9月はイネ科の夏草にすっぽり覆われてしまって、ほとんどどこにあるかもわからない状態でしたが、ようやく姿が見えてきたと思ったら葉っぱが一部、黄色くなり始めています。
そろそろ収穫期かな?...ということで、まずは試し掘りから。手掘りで慎重に様子を探ることにしました。
ラテックスの手袋を両手に装着して、
雑草を掻き分け、イモの付け根を探します。ここですね。
指先で土をそっと掻き分けていくと、おっ! オイモさんの頭が見えてきました。
乱暴に扱うと途中で折れてしまうので、イモの周囲の土をていねいに掻き出し、掻き出ししていきます。立派なオイモが姿を現しました。
もう大丈夫。本腰を入れてイモ掘りのスタートです。
数珠つなぎに2つ、3つと出てきます。去年は茎を引っ張るだけでイモヅル式に掘り出せたんですが、土が湿っているせいか力を入れるとツルがちょん切れてしまいます。
1個ずつ手探りで掘っていくため大幅に時間がかかりました。
ちょうど半分、掘り出したところで数えたら80個ほどになりました。去年に比べると全体に大粒なものが多いようです。真夏の強烈な日差しをいっぱい受けて、たっぷり栄養を貯め込んだのでしょう。
採れたサツマイモはその場で数時間、天日干しに。表面が乾いたら1個ずつ新聞紙に包んで保存します。そして1~2ヶ月置くと甘みがぐっと増すんですね。
3品種植えたうち、この日は紅あずまとシルクスイートを収穫しました。
ところで、イモを掘り出した後のツルに根っこが残っていたら、捨てずにビニール袋に丸ごと詰め込んで一冬寝かせると来春、またイモを付けるんだそうです。農業系ユーチューバーさんの動画でその方法が紹介されていたので、試してみることにしました。
ツルをくるくると巻いてゴミ袋に詰め、霧吹きで水気を与えてから口をきっちり結びます。
破れないように二重にしてみました。本当にこの状態で半年も放置して大丈夫なんでしょうか? 春になって袋を開いたらボロボロに枯れていたりして。
ま、ダメ元で越冬させてみようと思います。