田んぼが黄金色に輝いています
曇り空の朝。犬の散歩に出かけると、田んぼが一面、黄金色に輝いていました。
十分に実った稲穂が重そうに頭をもたげています。
隣県の新潟ではこの夏、前例のない渇水が続いてコシヒカリが立ち枯れてしまったと聞いていますが、幸い安曇野の水田は北アルプスの伏流水に守られ、順調に収穫期を迎えたようです。
直売所に新米が並ぶのもそう遠くなさそうだなぁ...立ち止まってホカホカに炊きあがったコシヒカリの味を想像していたら、足元にいるヨークシャーテリアが所在なさげにオシッコを始めました。
わざわざ道端のマリーゴールドに引っ掛けています。
道路にオシッコの跡を点々と残して、さっさと歩き出すヨーキー。稲穂なんかには一瞥もくれず、先を急ぎます。
ピンと張ったリードに引っ張られるようにして田んぼを後にしましたが、花より団子ならぬ散歩よりコシヒカリになってしまったのは、他ならぬ人間サマ。飼い主としてはいささかマヌケでありました。