蚊取り線香を<ブースト>してみた
先日、「蚊取り線香を肌見放さず持ち歩く方法、考えました」という記事を投稿したところ、当ブログの愛読者の田舎人さんからこんなレスを頂きました。
ところで、もうひとつ知恵を送ります。
渦巻き1本分の時間作業することはないと思いますが、どうしても屋外は煙不足になりがちです。
そこで、渦巻きを途中から折って、2カ所に点火すると煙の量も
2倍になります。
拙宅は左右にぶら下げ4カ所点火の2個、すなわち8カ所から
発煙させたことがありますが、さすがに無風の時は煙く感じ
喉がいがらっぽくなります。
勿論虫は全く寄ってきませんでしたが・・・
お試しあれ。
なるほど!言われてみればたしかに2カ所点火は理にかなっています。早速、試してみました。
連続12時間使える大型の蚊取り線香を...
真ん中あたりでパキンと2つに折って、
外側の渦に点火。
内側の渦にも火をつけます。
携帯ケースに二つ並べて上蓋で押さえつけるように固定し、
腰に吊るして準備オーケー。ほぼ無風状態の畑で2時間ほど使用してみました。
するとおお、煙の量がたしかに違います。白い煙に厚みがあって、ほどよく全身を包んでくれる感じです。
蚊取りバリアのおかげで、蚊は一匹たりとも寄り付きません。
これは素晴らしい! 感動してその日の作業を終え、家に戻って腰の携帯ケースを外しました。と、何だか煙がやけに盛大なようで...
黒バックに置いて観察すると白煙が4筋、立ち上っています。何かヘンだなとケースの蓋を開けたら、あらら。
きれいにレイアウトしたはずの蚊取り線香が振動で一箇所に寄ってしまい、渦の途中のあちこちに火が“延焼”していたんですね。
おかげで、12時間持つはずの大型線香が、6倍の速さでほぼ燃え尽きていました。
効果抜群ではありますが、いくらなんでも不経済と思い、再度、田舎人さんのコメントをよく読んでみると...
渦巻きを途中から折って、2カ所に点火すると煙の量も2倍になります。
2つに折り分けた蚊取り線香のそれぞれに火をつけよ、とはどこにも書いてありません。そうではなくて、折った線香の両端に火をつける、という意味だったんですね。
改めてチャレンジしたのが、こちらです。同じ渦の始点と終点に点火すれば、煙は倍増しますが、携帯ケースが揺れたとしても渦の途中に“飛び火”することはありません。
なあんだ、初めからこうしておけば良かったんですね。
すみません、飲み込みが悪くて!