コンポストが凍って“冷凍残飯”に...
「コンポストが満杯で生ゴミが捨てられない!」
家族が悲鳴を上げたので、母屋の裏手に回ってコンポストの蓋を開けると、なるほど。残飯が縁のあたりまで迫ってパンパンです。
足元の横蓋を開いて底に溜まった土を掻き出しましたが、その後にぽっかり空洞ができてしまい、溜まっているはずの新しい土が落ちてきません。
連日のマイナス外気のせいでコンポストの中が凍ってしまったようです。
そういえば蓋を開けたとき、生ゴミのイヤなニオイがまったくしませんでした。
冷凍食品ならぬ冷凍残飯になっちゃったんですね。
スコップを上から差し込むと、シャーベットと氷の中間ぐらいでしょうか。予想外に重い手応えがします。
ならばひたすら突っつくしかない、と腹を括ってスコップでザクザク切り込むこと30分。
ほどよく汗ばんだ頃、ようやくこれだけの土を取り出せました。
発酵・分解が進まず生ゴミのままだったらどうしよう、と心配したのですが、幸い黒々した良い土に還っていて一安心。
ちょっとグロいですけど、分解を助けるミミズさんも一緒にたくさん出てきました。
ゴミの嵩が少し下がったので、これでしばらくは残飯の処分に困りません。
せめてコンポストが凍らないぐらいまで、早く暖かくなってほしいものです。