えっ?シーズン真っ只中なのに、もう煙突掃除?
暮れも押し詰まった師走の最終週。朝、いつものように薪ストーブに火を熾すと、ほどなく白いモヤのようなものが立ち込めました。
外は夜明けから濃霧です。もしや窓が開いていて、そこから霧が侵入したのでは?…とあたりを見回したら、ありゃりゃ!
ストーブの煙突の継ぎ目から白い煙が漏れているじゃありませんか。
ストーブ本体から垂直に立ち上がった煙突が、一旦、部屋の中央方向へ斜めに折れて天井に伸びているんですが、その斜めの管の二箇所から煙が漏れていました。
継ぎ目に隙間があるのかな、とドライバーでネジを増し締めしてみましたが効果なし。タバコの煙のような白い筋が音もなく湧き出し続けます。
炉内に薪を追加すると、さらに煙は盛大に溢れるようになりました。
こりゃまずい、下手すると煙突火災になりかねません。
慌てていつもメンテナンスをお願いしているストーブ専門店に来てもらいました。
日没間際に到着したスタッフが雪を掻き分け屋根に上り、煙突の上から内部をチェックしてくれましたが、案の定、煤で詰まり気味と判明。ただ、日暮れが近づいてきてそれ以上、作業を続けられないため、日を改めて煙突掃除をしてもらうことになりました。
数日後。前日からストーブを止めて十分冷やし、スタッフを待ちました。やって来たスタッフは二人組で命綱を張り、屋根に登って長いブラシを煙突の上から差し入れて掻き混ぜます。
ガサゴソ、ザザザと砂が滑るような音と共に大量の煤の塊がストーブの炉口に落ちてきました。
特に煙突の屈折部に煤溜まりができているらしく、部屋の煙突を一部外して下からもブラシを差し込むと、黒い煤の粒がゴソゴソ落下します。
それらを業務用の掃除機できれいに吸い取り、煙突を元の位置に戻して作業は終了しました。
煙突掃除はシーズン前の8月にしたばかりです。普通、こんなに早く煤が溜まることは考えられません。不思議に思って尋ねると、薪を低温で燃やしたために木酢液(もくさくえき)が発生して、それが煙突の内側に付着して固まったのだろうとのことでした。
言われてみれば昨年の晩秋ぐらいから、日中、燃え尽きそうな火種を絶やすのが惜しくて、薪を1本ずつ継ぎ足してはチョロチョロと燃やしていました。どうもそれがいけなかったらしく、炭焼小屋で木炭を製造するように低温で燻す結果になっていたのでした。
薪ストーブは適温ゾーンと言われる200度から350度まで一気に炉内を温めて、その温度帯を維持するのが肝心なんですよね。ついついダラダラと炭焼き状態にしたのが間違いのもとでした。
心して燃やさなくちゃ。
外は夜明けから濃霧です。もしや窓が開いていて、そこから霧が侵入したのでは?…とあたりを見回したら、ありゃりゃ!
ストーブの煙突の継ぎ目から白い煙が漏れているじゃありませんか。
ストーブ本体から垂直に立ち上がった煙突が、一旦、部屋の中央方向へ斜めに折れて天井に伸びているんですが、その斜めの管の二箇所から煙が漏れていました。
継ぎ目に隙間があるのかな、とドライバーでネジを増し締めしてみましたが効果なし。タバコの煙のような白い筋が音もなく湧き出し続けます。
炉内に薪を追加すると、さらに煙は盛大に溢れるようになりました。
こりゃまずい、下手すると煙突火災になりかねません。
慌てていつもメンテナンスをお願いしているストーブ専門店に来てもらいました。
日没間際に到着したスタッフが雪を掻き分け屋根に上り、煙突の上から内部をチェックしてくれましたが、案の定、煤で詰まり気味と判明。ただ、日暮れが近づいてきてそれ以上、作業を続けられないため、日を改めて煙突掃除をしてもらうことになりました。
数日後。前日からストーブを止めて十分冷やし、スタッフを待ちました。やって来たスタッフは二人組で命綱を張り、屋根に登って長いブラシを煙突の上から差し入れて掻き混ぜます。
ガサゴソ、ザザザと砂が滑るような音と共に大量の煤の塊がストーブの炉口に落ちてきました。
特に煙突の屈折部に煤溜まりができているらしく、部屋の煙突を一部外して下からもブラシを差し込むと、黒い煤の粒がゴソゴソ落下します。
それらを業務用の掃除機できれいに吸い取り、煙突を元の位置に戻して作業は終了しました。
煙突掃除はシーズン前の8月にしたばかりです。普通、こんなに早く煤が溜まることは考えられません。不思議に思って尋ねると、薪を低温で燃やしたために木酢液(もくさくえき)が発生して、それが煙突の内側に付着して固まったのだろうとのことでした。
言われてみれば昨年の晩秋ぐらいから、日中、燃え尽きそうな火種を絶やすのが惜しくて、薪を1本ずつ継ぎ足してはチョロチョロと燃やしていました。どうもそれがいけなかったらしく、炭焼小屋で木炭を製造するように低温で燻す結果になっていたのでした。
薪ストーブは適温ゾーンと言われる200度から350度まで一気に炉内を温めて、その温度帯を維持するのが肝心なんですよね。ついついダラダラと炭焼き状態にしたのが間違いのもとでした。
心して燃やさなくちゃ。