畑じまい。トラクターも冬支度です
畑の収穫が終わりました。
地面から黒マルチのビニールを引っ剥がし、支柱や残った野菜のクズを運び出してから、トラクターで畑全体を耕しました。
イチゴやニンジン、玉ねぎなど越冬させるものを除いて、春が来るまでしばし畑を休ませます。
今季最後の運転を終えたトラクターも、数ヶ月の間、冬眠に入ります。
その前に忘れてならないのが「軽油の継ぎ足し」。冬用の軽油をトラクターの燃料タンクに追加するんですね。
じつは安曇野に移住するまで、軽油に冬用(寒冷地仕様)があることを知りませんでした。
北海道の南部から東北~中部地方の山岳地帯では、12月ぐらいになるとスタンドで売っている軽油の成分が寒冷地向けの配合に変わります。
うっかり夏の軽油を入れっぱなしにしておくと、軽油に含まれるワックス分が分離してシャーベット状になり、最悪、凍結してしまうそうです。
我が家のトラクター「クボタL3001」は、御年取って推定40歳超のとんでもないご老体。真冬の寒さに音を上げて凍死でもされたら大変です。
そこで大事を取って毎年、12月の声を聞くと“冬の軽油”を注ぎ足すことにしています。
今年も近所のガソリンスタンドで寒冷地仕様に変わったばかりの軽油を買ってきました。
給油口のキャップを外してトクトクトク...これでひとまず畑じまいが完了しました。