入笠湿原(にゅうかさしつげん)は高山植物の穴場でした
つけっぱなしにしていたテレビから「ニューカサシツゲンの山野草が見頃です」というローカルニュースが流れてきました。
ニューカサシツゲン?初めて聞く名前です。
画面を見ると尾瀬のような湿原に遊歩道が続いています。その両側に背丈の低い高山植物がちらり、ほらり。
どこだろう?と思っている間にニュースが終わってしまったので、ネットで調べると「入笠湿原(にゅうかさしつげん)」でした。
長野県中部・富士見町の入笠山(にゅうかさやま)という標高1955メートルの山頂を少し下ったところに広がる、約1.85ヘクタールの湿原だそうです。
入笠を「にゅうかさ」と重箱読みするのは珍しいですよね。
登山好きの家族によれば、首都圏からのアクセスが良くて360度展望がきくので結構有名なところだとか。
あいにく朝から積乱雲が垂れ込めていて、山頂に登っても景観は楽しめそうにありません。ですが、秋の高山植物を楽しめるなら良いかな、と早速、出かけてみることにしました。
安曇野からクルマで1時間。中央道の諏訪南ICを降りてすぐの山裾にゴンドラ乗り場が見えてきました。「富士見パノラマリゾート」というスキー場です。
往復1800円の料金を支払い、ガラガラのゴンドラに乗車しました。
標高差730メートルの急斜面を15分かけて一気に登坂します。山頂駅で降りて、なだらかな山肌を15分ほど歩くとフェンスで囲われた湿原が開けました。
板を渡した遊歩道が整備されていて、秋の花々をゆっくり楽しむことができます。
今が見頃のエゾリンドウ。
アキノキリンソウもちょうど満開でした。
高山帯の湿地に自生するハクサンフウロ。
根っこが猛毒のホソバトリカブト。
マツムシソウはそろそろ終わりかな。
猫じゃらしのようなサラシナショウマもあちこちに咲いていました。
およそ3時間ほどかけて、じっくり観察して歩きました。ここの湿原は山野草を見て回るのに手頃な広さと言えそうです。
高山の短い秋を堪能しました。
ニューカサシツゲン?初めて聞く名前です。
画面を見ると尾瀬のような湿原に遊歩道が続いています。その両側に背丈の低い高山植物がちらり、ほらり。
どこだろう?と思っている間にニュースが終わってしまったので、ネットで調べると「入笠湿原(にゅうかさしつげん)」でした。
長野県中部・富士見町の入笠山(にゅうかさやま)という標高1955メートルの山頂を少し下ったところに広がる、約1.85ヘクタールの湿原だそうです。
入笠を「にゅうかさ」と重箱読みするのは珍しいですよね。
登山好きの家族によれば、首都圏からのアクセスが良くて360度展望がきくので結構有名なところだとか。
あいにく朝から積乱雲が垂れ込めていて、山頂に登っても景観は楽しめそうにありません。ですが、秋の高山植物を楽しめるなら良いかな、と早速、出かけてみることにしました。
安曇野からクルマで1時間。中央道の諏訪南ICを降りてすぐの山裾にゴンドラ乗り場が見えてきました。「富士見パノラマリゾート」というスキー場です。
往復1800円の料金を支払い、ガラガラのゴンドラに乗車しました。
標高差730メートルの急斜面を15分かけて一気に登坂します。山頂駅で降りて、なだらかな山肌を15分ほど歩くとフェンスで囲われた湿原が開けました。
板を渡した遊歩道が整備されていて、秋の花々をゆっくり楽しむことができます。
今が見頃のエゾリンドウ。
アキノキリンソウもちょうど満開でした。
高山帯の湿地に自生するハクサンフウロ。
根っこが猛毒のホソバトリカブト。
マツムシソウはそろそろ終わりかな。
猫じゃらしのようなサラシナショウマもあちこちに咲いていました。
およそ3時間ほどかけて、じっくり観察して歩きました。ここの湿原は山野草を見て回るのに手頃な広さと言えそうです。
高山の短い秋を堪能しました。