丈夫で長持ち。Makitaの草刈り機はダイ・ハード!
12年前、古民家の庭の雑草刈り用に購入したMakitaの草刈り機。2ストロークエンジンに混合ガソリンを入れて使います。
現在、店頭で売られている刈払い機には、ハンドルを放すとクラッチが切れる安全装置が付いているんですが、こいつは安全基準が変わる前の旧製品。
なのでハンドル周りが非常にすっきりしています。
農家さんに言わせると、運転中ハンドルを握り続けなくていい旧タイプの草刈り機は、疲労が少なく値千金なんだとか。
実際、軽くてエンジンのかかりは良いし、そこそこパワーもあるので我が家でも重宝しています。
しかも構造がシンプルなためか、故障しません。
過去、二度ほど動かなくなったことがありますが、うち一回は排気口にドバチ(クロスズメバチ)が巣を作って詰まっていたのが原因で、ドライバーを突っ込んで巣を取り出したら直りました。
本格的に?壊れたのは一度だけ。振動でボディを固定しているボルトが外れ、運転中に本体がバラバラになってしまったんですね。
先日も里の家の雑草を刈っていると、エンジンがプスンプスンと情けない音を立てて止まり、何かが後ろに飛んでいくような気配がしました。
草刈り機を肩から下ろしてびっくり。ボディの後ろ半分が剥き出しになっていて、ガソリンタンクがぶら下がっています。
あたりを見回すと足元に本体カバーが、3メートルほど後方にリコイルスターター(ヒモを引っ張ってエンジンをかける装置)が転がっていました。
ホームセンターで直径4ミリのステンレス製のボルトを買ってきて、落ちた部品を寄せ集め、きつく締め直したところ、たちまち元通りに。
エンジンは一発でかかって何事もなかったように草刈りを続けることができました。
呆れるほど単純でタフなヤツです。