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キジの鳴き声は「ケーン」というより悲鳴に近い?

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 里の家を縄張りにしているオスのキジが、早朝から大声で鳴いています。

 一般にキジは「ケーン、ケーン」と鳴くことになっていますが、間近で聞くその声は「ケーン、ケーン」なんて可愛らしいものじゃありません。

 あえてオノマトペ的に表現するなら「ギュウェン、ギュウェン!!」てなところでしょうか。

 首を絞められたニワトリの悲鳴と言ったほうが近いと思います。

 とにかく大音量で、腹の底(というより喉の奥)から絞り出すように放出される相当おかしな掠(かす)れ声。朝っぱらから鳴かれると、寝覚めが悪いったらありゃしません。

 とは言うものの愛すべき我が家の住人(じゃなかった住鳥)ですので、付かず離れず付き合うことにしています。

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 今朝も庭の外れに居座って、あたりを睥睨(へいげい)しているオスに出くわしました。

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 見ればハート型の顔が真っ赤。繁殖期に入った印です。

 しばらくあたりを見回していましたが、突然、飛び立つように体を低くして翼を広げたと思ったら、

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「ギュウェン、ギュウェン!!」

 声を限りに叫びました。まさに雄叫び。

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 二声(ふたこえ)鳴くと、何事もなかったように翼を閉じてあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。

 メスの姿を探しているのでしょう。

 かなり騒々しくてはた迷惑な求愛活動です。ただ、見た目も行動も派手ですが、憎めないヤツではあります。

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テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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