シジュウカラに混じってやってきた、丸い綿のような小鳥の正体は?
朝、窓の外で小鳥の鳴き声がしました。
「チッ、チュ、ジー。カラカラカラ」
同じ声が枯木立のあちこちから聞こえてきます。
スズメより小さな野鳥が10羽ほど、葉の落ちたバラやカシワブアジサイに止まってしきりに鳴き交わしていました。
頭から首にかけて黒く、頬っぺたが白く抜けて見えます。シジュウカラでした。
エサを求めて林のほうから飛んできたんでしょう。よせばいいのに蜂の巣をつついているヤツもいます。
中に1羽、白くてひときわ小さい小鳥が目に止まりました。
綿を丸めたような体に長い尾羽がちょこんと付いています。
よく見ると首から頬にかけて黒く、頭のてっぺんが胴体と同じ白色です。シジュウカラとは正反対のカラーリングです。
何だろう?と思って図鑑を開いたらエナガでした。
体長14センチ弱、体重たったの8グラム。綿のようなまん丸な体が特徴で、日本にいる野鳥のなかでは二番目に小さな小鳥なんだそうです(ちなみに最小は体長10センチ、体重5グラムのキクイタダキ)。
エナガといえば、その亜種で北海道に棲むシマエナガがいま超カワイ~と大人気ですね。「シマエナガちゃん」なんていう写真集まで出ているくらいです。

シマエナガは頭全体が真っ白で、マシュマロに小さな丸い目と三角の嘴をくっつけたよう。一目でぞっこんになってしまう可愛さですけど、こちらのご本家エナガも負けていません。
時々、小首をかしげながら小さな尾羽をピョコピョコ動かして、エサの虫を探していました。
ひと回り大きなシジュウカラの群れに身を投じて、目立たないように移動を続けているのでしょう。
愛すべき小鳥ですね。
「チッ、チュ、ジー。カラカラカラ」
同じ声が枯木立のあちこちから聞こえてきます。
スズメより小さな野鳥が10羽ほど、葉の落ちたバラやカシワブアジサイに止まってしきりに鳴き交わしていました。
頭から首にかけて黒く、頬っぺたが白く抜けて見えます。シジュウカラでした。
エサを求めて林のほうから飛んできたんでしょう。よせばいいのに蜂の巣をつついているヤツもいます。
中に1羽、白くてひときわ小さい小鳥が目に止まりました。
綿を丸めたような体に長い尾羽がちょこんと付いています。
よく見ると首から頬にかけて黒く、頭のてっぺんが胴体と同じ白色です。シジュウカラとは正反対のカラーリングです。
何だろう?と思って図鑑を開いたらエナガでした。
体長14センチ弱、体重たったの8グラム。綿のようなまん丸な体が特徴で、日本にいる野鳥のなかでは二番目に小さな小鳥なんだそうです(ちなみに最小は体長10センチ、体重5グラムのキクイタダキ)。
エナガといえば、その亜種で北海道に棲むシマエナガがいま超カワイ~と大人気ですね。「シマエナガちゃん」なんていう写真集まで出ているくらいです。
シマエナガは頭全体が真っ白で、マシュマロに小さな丸い目と三角の嘴をくっつけたよう。一目でぞっこんになってしまう可愛さですけど、こちらのご本家エナガも負けていません。
時々、小首をかしげながら小さな尾羽をピョコピョコ動かして、エサの虫を探していました。
ひと回り大きなシジュウカラの群れに身を投じて、目立たないように移動を続けているのでしょう。
愛すべき小鳥ですね。