福寿草よりも早く春を告げる花、オオイヌノフグリ
雪が解けて、その下から薄いブルーの小さな花が姿を現しました。
オオイヌノフグリです。
背丈は5センチぐらい。0.5~1センチほどの小さな花をつけます。花の命はわずか1日だそうです。
漢字で書くと「大犬の陰嚢」。じつは別に「イヌノフグリ」という野草があって、その花より一回り大きいことからこの名が付いたんだとか。大型犬のキ◯◯マに似ているわけではなかったんですね。
オオイヌノフグリは、ここ安曇野では春を告げる花・福寿草より先に、残雪の下からひっそりと開花します。
今年も2月の声を聞くと、道端のそこかしこにこぼれるように咲き始めました。
まだまだ寒い日が続きますが、春の足音がかすかに聞こえてきたのを実感させてくれる可憐な花です。