あれ?畑の真ん中に石地蔵?
朝。夜通し降った雪が止み、雲間から青空が少し顔を出しました。
犬を連れて散歩に出かけたら、おや?近所の畑の真ん中あたりに石地蔵?が並んでいます。
一列編隊で、雪上を今にもお山に向かって歩き出しそうです。「笠地蔵」の昔話を思い出しました。
でも、ほんの数日前までここにはお地蔵さんなんか立っていませんでした。まさか本物の石地蔵が歩いてきたとも思えず、近づいてよく見ると...な~んだ、白菜じゃないの。
しかも先端が藁で鉢巻状に縛ってあります。
じつはこれ、畑に植わった白菜の外皮を巾着のように包み込んで縛り、霜枯れを防ぐ「頭縛り(あたましばり)」という細工なんですね。
お地蔵さんか、はたまた荒縄を頭に巻いた生首が晒しものになっているようでギョッとさせられますが、白菜はこうして露天で保存すると糖度が増して非常に甘くなるんだとか。
農家伝来の知恵なのでした。
犬を連れて散歩に出かけたら、おや?近所の畑の真ん中あたりに石地蔵?が並んでいます。
一列編隊で、雪上を今にもお山に向かって歩き出しそうです。「笠地蔵」の昔話を思い出しました。
でも、ほんの数日前までここにはお地蔵さんなんか立っていませんでした。まさか本物の石地蔵が歩いてきたとも思えず、近づいてよく見ると...な~んだ、白菜じゃないの。
しかも先端が藁で鉢巻状に縛ってあります。
じつはこれ、畑に植わった白菜の外皮を巾着のように包み込んで縛り、霜枯れを防ぐ「頭縛り(あたましばり)」という細工なんですね。
お地蔵さんか、はたまた荒縄を頭に巻いた生首が晒しものになっているようでギョッとさせられますが、白菜はこうして露天で保存すると糖度が増して非常に甘くなるんだとか。
農家伝来の知恵なのでした。