犬の散歩の“積雪限界”は何センチ?
齢(よわい)7歳にして、ようやく犬らしい散歩の習慣を身につけた我が家のヨークシャーテリア。
飼い主としては、一人前に外を歩けるようになってよかったと思っていたんですが、すると今度は雨が降ろうが槍が降ろうが散歩に連れて行けと主張するようになりました。
朝から降り出した雪が一向にやまず、外気温がマイナス5度に下がった先日の昼下がりも、ご覧のとおり。
顔を雪だらけにしながら黙々と歩き続けるんです。ショートカットなど許しません!という気魄に溢れています。
ですが翌日。さらに降り続いた雪がとうとうお気に入りの散歩道を一面の雪原に変えてしまいました。
一旦は轍(わだち)に沿って歩き出したものの...
やがて轍が途絶え、見渡す限りの雪野原です。ヨーキーは呆然と立ち尽くし、やがて観念したのかクルリと振り返って、「もう歩けません」
雪まみれの前足を宙に浮かせたまま、文字どおりフリーズしています。
抱き上げて180度、方向転換してやると、素直に家路に就きました。
ちなみに、この日の雪の深さは約20センチ。
ということで、ヨークシャーテリアの“散歩の壁”は積雪20センチぐらいかな、というのが私たちの見立てです。