灯油代が高いので、薪割りに励むこの頃です
コロナ禍の影響で石油製品の価格が高止まりしています。
年末の一時期に比べれば若干、落ち着いてきた気配もありますが、それでもガソリンや灯油は高い、高い。
とりわけスタンドの少ない田舎では価格競争がないせいか、一度上がったらなかなか価格が下がりません。
我が家の場合、通常の暖房は薪ストーブなんですが、床暖房用に灯油を使用します。
極寒の1~2月は床からポカポカさせたいところですけど、このご時世、できれば灯油は使いたくありません。
そこでログラックに貯めた薪をせっせと母屋に運び、24時間、薪ストーブの火を絶やさないようにしています。
朝から晩まで燃やし続けるので、さすがに家が芯から温まっています。石油に頼らずとも十分な暖を取れそうです。
ただ、その分、普段の年に比べると薪の減っていくスピードが早い気がします。2年分の備蓄をしてあるんですが、予想より1ヶ月前倒しでログラックの1つが空になりました。
減った分は気づいた時に補充しておかないと、先々、困ったことになります。なにしろ生木を乾燥させて薪にするのに1年かかるんですね。いい気になってバンバン燃やしていると、アリとキリギリスのキリギリスさんの運命が待ち構えています。
...そんなわけで、年明け早々から薪作りに励んでいます。
知り合いの植木屋さんに貰ったサルスベリやイチイや松の原木を、チェーンソーで長さ40センチに玉切り。径が太いものは薪割り機にかけて2~3片に分割します。
割った生木は空のログラックに積んで、待つこと1年。かなり気の長い話ですが、原材料費はタダですから、何物にも代えられません。
コツコツと薪を割り、地道に乾燥させる...これが灯油高への我が家の処方箋です。