スズメの子育ては本当に大変だっ!
この夏、母屋の軒下に掛け直した野鳥用の巣箱が、スズメのカップルたちに人気で“奪い合い”になっているとお伝えしました(→新築?の巣箱にスズメの新婚さんが入居しました)。
やがて熾烈なマイホーム争奪戦に勝ち残った1組のカップルが子育てを始めたのですが、どうもその様子が普段の年と違っています。
いつもなら複数のヒナが同時に育つんですが、今年はこちらの丸々とした子供が1羽だけ。
母鳥が巣箱の屋根に戻ってくると、上を見上げて「ご飯ちょうだい!」と大声を張り上げます。
お母さんは巣箱の入口まで降りていって、黄色いくちばしをパックリ開いた我が子の喉の奥にエサをグググと押し込みます。
と、次の瞬間、サッと入口を体で塞ぐようにして「チィチチチッ!」。空に向かって一声、激しく叫ぶと、巣箱に急接近してきた別のスズメめがけて一直線に飛び出していきました。
右側が母鳥、左にいるのが余所者です。空中で交錯した二羽は、切り裂くような叫び声を上げながら互いを牽制しています。勝負は一瞬で付いたらしく、余所者スズメは猛スピードで木立の向こうへ退散していきました。
入れ替わりに、今度は父鳥が虫を咥えて戻ってきました。ところがエサを与え終わるか終わらないかのうちに背後を振り返り、先ほどの余所者が懲りずに再接近してくるのを警戒しています。
そして再び空中戦。観察していると、スズメの夫婦はほぼ5分おきにエサやり→バトル→エサやり→バトルを繰り返しているではありませんか。
例年なら、子育てが始まった巣箱に対して他所のスズメがちょっかいを出すなんてことはありませんが、どういうわけか今年はヒナが巣立つ直前になっても、まだ新居を奪い取ろうとするヤカラがいるようです。
新築物件が快適なのはわかりますけど、何もそこまでしなくてもいいのに。新居に暮らす親鳥たちの心配の種は尽きません。
やがて熾烈なマイホーム争奪戦に勝ち残った1組のカップルが子育てを始めたのですが、どうもその様子が普段の年と違っています。
いつもなら複数のヒナが同時に育つんですが、今年はこちらの丸々とした子供が1羽だけ。
母鳥が巣箱の屋根に戻ってくると、上を見上げて「ご飯ちょうだい!」と大声を張り上げます。
お母さんは巣箱の入口まで降りていって、黄色いくちばしをパックリ開いた我が子の喉の奥にエサをグググと押し込みます。
と、次の瞬間、サッと入口を体で塞ぐようにして「チィチチチッ!」。空に向かって一声、激しく叫ぶと、巣箱に急接近してきた別のスズメめがけて一直線に飛び出していきました。
右側が母鳥、左にいるのが余所者です。空中で交錯した二羽は、切り裂くような叫び声を上げながら互いを牽制しています。勝負は一瞬で付いたらしく、余所者スズメは猛スピードで木立の向こうへ退散していきました。
入れ替わりに、今度は父鳥が虫を咥えて戻ってきました。ところがエサを与え終わるか終わらないかのうちに背後を振り返り、先ほどの余所者が懲りずに再接近してくるのを警戒しています。
そして再び空中戦。観察していると、スズメの夫婦はほぼ5分おきにエサやり→バトル→エサやり→バトルを繰り返しているではありませんか。
例年なら、子育てが始まった巣箱に対して他所のスズメがちょっかいを出すなんてことはありませんが、どういうわけか今年はヒナが巣立つ直前になっても、まだ新居を奪い取ろうとするヤカラがいるようです。
新築物件が快適なのはわかりますけど、何もそこまでしなくてもいいのに。新居に暮らす親鳥たちの心配の種は尽きません。