あれ?もう栗の実が落ちてきたんだ
まだ残暑が厳しかった9月初旬のことです。夜通し強い風が吹いた翌朝、母屋の脇に3本並んで立っている栗の木の周りに、イガと栗の実が散らばっていました。
パラパラといった感じではなく、秋たけなわの収穫期にも匹敵する密度で、あっちにもこっちにも相当量が落ちていました。
例年より2週間以上、早い気がします。見たところ栗の実はそれなりに大きく育っていて肉厚もあるんですが、イガが茶色になり切っていません。
前夜の強風で未熟な実が落ちてしまったのかも…試しに少量を拾い集め、茹でて皮を剥いてみました。
すると意外なことに、渋皮の下には熟した薄黄色の実がしっかり入っているではありませんか。
しかも虫食いはゼロ...我が家は農薬で消毒をしないので、皮を剥くと中から小さな芋虫がニョロニョロ顔を出したりするんですね。
でも、今回の実はスーパーで買ってきた栗みたいにつるつるときれいで、特に問題がありません。
たぶん虫が育つより先に、風に吹かれて木から落ちてしまったんでしょう。これはラッキー!早速、栗ごはんにしてみました。
ほくほくと甘くおいしく炊きあがりました。秋の味覚、一番乗りです。