山の稜線をピンクに染める安曇野の夕映え
北アルプスの山々が西側を高い壁のように塞ぐ安曇野では、日没がかなり早く訪れます。
よく晴れた冬の日には夕焼けが見事ですが、関東平野のように地平線から天頂付近まで一面、茜色(あかねいろ)のグラデーションに染まるようなダイナミックさはありません。
そもそも安曇野は松本盆地の北の外れ。地平線というものが見当たらず、夕日はまだ明るいうちにさっさとアルプスの山の向こう側に落ちてしまいます。
一方、安曇野が日没を迎えても、山の反対側(富山県)にはなお太陽が残り、その残照がアルプスの稜線を赤々と照らし続けます。
こちらのパノラマ写真は、松本を背にして真北を向いて撮った1枚。
向かって左が西、右が東です。
西側の山裾はすでに日が沈んで暗くなり始めていますが、東側の平野にはまだ日差しが少し残っています。
西側をクローズアップするとこんな感じ。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳の上3分の1ほどが白く輝いています。
夕日は刻一刻と傾き、やがて山頂付近を赤く照らして夜のとばりに呑まれていきます。
美しくも儚(はかな)い安曇野の夕景です。
よく晴れた冬の日には夕焼けが見事ですが、関東平野のように地平線から天頂付近まで一面、茜色(あかねいろ)のグラデーションに染まるようなダイナミックさはありません。
そもそも安曇野は松本盆地の北の外れ。地平線というものが見当たらず、夕日はまだ明るいうちにさっさとアルプスの山の向こう側に落ちてしまいます。
一方、安曇野が日没を迎えても、山の反対側(富山県)にはなお太陽が残り、その残照がアルプスの稜線を赤々と照らし続けます。
こちらのパノラマ写真は、松本を背にして真北を向いて撮った1枚。
向かって左が西、右が東です。
西側の山裾はすでに日が沈んで暗くなり始めていますが、東側の平野にはまだ日差しが少し残っています。
西側をクローズアップするとこんな感じ。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳の上3分の1ほどが白く輝いています。
夕日は刻一刻と傾き、やがて山頂付近を赤く照らして夜のとばりに呑まれていきます。
美しくも儚(はかな)い安曇野の夕景です。