老チワワが認知症に!オムツをはいてがんばってます
本ブログに時々顔を出すチワワが、最近、認知症になってしまいました。
16歳9ヶ月。人間の年齢で言ったら82歳ぐらいでしょうか。
ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査によれば、2019年の犬の平均寿命は14.44歳。超小型犬の平均は15.20歳だそうです。
我が家のチワワはすでに平均寿命を超えてがんばっているわけで、多少ボケてきても仕方がないかなと思います。
安曇野に越してきた最初の秋に撮った写真です。この時、5歳半。 古民家の内外をぴょんぴょん嬉しそうに跳ね回っていました。
で、こちらが今年の3月に里の家の周りを散歩するチワワ。
足腰がだいぶヘタってきて、どことなくよろよろした感じでしたが、それでも一応、私たちについて歩くことはできました。
その後、昼寝の時間がどんどん長くなり、 やがて部屋の中を意味もなくクルクル時計回りに回るようになりました。
そんな時はなんだか不安そうで、目の焦点が合ってない感じです。
時々、腰がストンと抜けて歩けなくなり、ややあって復活したりなんてことも。
もしやボケ始めたのでは?...と疑い、動物病院で診ていただいたら、案の定、認知症と診断されました。
今では「お手」「お座り」も忘れてしまい、「待て」ぐらいしか覚えていません。
トイレシーツの上できちんとできていたオシッコやウンチもいつしか垂れ流しに。超小型犬用のおむつが手放せません。
最近では、部屋の真ん中で立ち眠りを始めるようになりました。
妙に狭いところに入り込んで、そこから抜け出せなくなることもしばしばです。
ケガをしないよう見守る必要は出てきましたが、血液検査の結果はそこそこ良好で、薬も飲ませていません。よく食べ、よく寝てくれます。
人間で言ったら要介護2ぐらいでしょうか。 いわゆる在宅介護の段階に入ってきました。
でも、自然に恵まれた安曇野は、認知犬の老後にはもってこいの環境です。
このままストレスなく静かに余生を全うできたら、と祈っています。