激安防草シートを敷き詰めてみた
薪置き場の隅に幅1メートル、全長12メートルあまりのデッドスペースがあります。
屋根付きの小屋のすぐ外側にあたる場所で、玉切りにした生木を露天で1年間、乾かすために組んだ木製のログと小屋に挟まれた、文字どおり使い途のない空間です。
毎年、ここにありとあらゆる雑草がすさまじい勢いで繁茂します。
除草剤を撒けばきれいに管理できるんでしょうが、どうも体に悪い気がして散布に躊躇しています。
するとススキやらノイバラやら桑やらギシギシやらが、ここぞとばかり生を謳歌するからたまりません。
放っておくと得体の知れない草木の蔓や葉が団子状になって、たちまち3メートルぐらいの高さまで伸びきってしまいます。
西日がガンガン当たるせいか、草刈り機でどんなに刈り詰めても、刈ったそばから息を吹き返して伸びてくるんです。
夏が来る前に何とかしなければ…と思っていたら、地元のダイソーで売っていたんですね、激安の防草シートが。
ご存じない方のために説明しますと、防草シートというのは地面に敷き詰めて太陽光を遮断し、雑草を生やさないようにする耐久シートのこと。
農業用品店や園芸ショップ、ホームセンターなどで売っていますが、これが結構お高いんです。
ただの黒いビニールシートのくせに何でこんなにするんだ?…思わずプライスカードに毒づいてしまうお値段だったりします。
機能としては「雑草を生やさなくする」だけなのに、ちょっとなぁ…という微妙なプライスなんですね。
ところが。ダイソーの防草シートときたら、1m×5mのサイズで300円。これって、Amazonのバーゲン価格と比較しても半値以下です。
安い!咄嗟に3袋を買い、さっそく持ち帰って使ってみることにしました。
まず、問題のデッドスペースの雑草を念入りに刈って、黒いシートを広げます。
地面に並べただけでは風に飛ばされてしまうので、ペグで固定しなくてはいけません。
物置を探したら、何に使うのかわからない謎のピンク色のペグらしきもの(農具?)が多数見つかったので、それを使うことにしました。
50~60センチ間隔で、シートの四隅と真ん中にピンクのピンを差し込んでいきます。
シートの端と端はたっぷり30センチほど重ね合わせて固定しました。
30分ほどで作業完了。3枚目のシートは少し余ったのでハサミで裁ち落として長さを調整しました。
こちらが完成したところ。ちょうど隙間にぴったりサイズで良い感じに仕上がりました。
製品のパッケージには、耐用年数2~3年と書いてありました。安物ですから寿命はそんなものでしょうが、たぶん、5年ぐらいは持つんじゃないかと期待しています。その間、雑草に悩まされないんだったら儲けものです。