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何だ、この穴は? 古民家に不穏なトンネル発見

 コロナの外出自粛でしばらく留守にしている間に、古民家は雑草にまみれ、空き家同然の茫々たる姿に変わってしまいました。

 いかんいかん、すぐに手入れしなくちゃ…少し焦って草刈り機を振り回し、徹底的に雑草を刈り進めました。

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 滴る汗を拭いながら、ふと濡れ縁の下に目をやると、おや? きれいに並べて積んであったはずの材木が1枚、斜めにめくれ上がっているではありませんか。

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 不審に思ってずれた材木を戻そうと持ち上げてみたところ、板の下に直径30センチほどのがぽっかり開いています。

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 以前は平らな地面でした。こんな大きな穴、いつの間に開いたんでしょうか?

 竹林から若竹を1本、切り出してきて葉を落とし、穴の奥へ差し込んでみました。

 スルスルスル…家の奥のほうに向かって吸い込まれるように入っていきます。

 もしやこれは、タヌキハクビシンの通り道じゃないの??

 う~む、怪しい。ケモノがここから出入りしているに違いありません。

 今度は家の中を捜索しました。

 和室、納戸、リビング、ダイニング、トイレ、風呂…ひととおり見て回ったんですが、野生動物が歩いた痕跡はどこにも残っていません。

 念のため天井裏も調べました。見つかったのはヘビの抜け殻だけ。

 ヘンだなぁ。絶対、何かが家の中に侵入しているはずなんだけど…そう思って土間の中央に立ち、さらに念入りに周囲を見回しました。すると…おやおや?

20200617004.jpg

 土間が上がりがまちに接する角あたりが、何やら黒々としています。古民家は昼なお薄暗いので目を凝らしてじっと眺めるうちに、その黒々としたものが穴ボコだということに気づきました。

20200617005.jpg

 開口部は差し渡し30センチ近くもあるでしょうか。以前から角のあたりが少し崩れて、空気孔ほどの小さな隙間ができていたのですが、知らぬ間にそれが拡大して小動物が出入りできるほどの大穴に成長していました。

 一体どいつの仕業でしょうか? 残念ながらシッポを掴むことはできませんでしたが、縁の下から土間に続く新しい<けものみち>ができてしまったことは間違いありません。

 この際、定点カメラを仕掛けてみようかな、と思います。


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テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

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No title

「けものみち」が出来ていたとは困りましたね。
以前新潟の山奥で暮らしているご婦人の家に狸が出入りしていたそうです。
猫が3尾居ても平気で猫のエサを食べていくそうです。
何者か興味がありますが心配ですね。

Re: No title

ありがとうございます。
何かが出入りしているんですが…今のところ野ネズミ以外、目撃したことがないんです。
プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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