栗の木の剪定をしたら、北アルプスが見渡せるようになりました
このモコモコと膨張した樹木、何だかわかりますか?
我が家の栗の木です。花が咲く梅雨時に撮影しました。
母屋の西側の面に沿って3本、植わっています。
うち2本は高さが10メートル近くあり、よく繁って秋にはたくさんの実を付けます。
夏は西日を遮ってくれるので重宝していたのですが、年ごとに枝が伸びて、風が吹くと母屋の壁に当たるようになってきました。
このまま放置しておくと家が傷むし、屋根に積んだ太陽光パネルにも影響が出ます。
剪定のプロに見てもらうと、葉が繁る前に思い切って強剪定したほうが良いでしょう、とのアドバイス。
先日、職人さん4人に来てもらい、雨の中、3時間半ほどかけて3本の栗の枝を払ってもらいました。
命綱を付けたベテランの職人(うち1名は社長さん)がスルスルと木によじ登り、ハンディタイプのチェーンソーでバッサバッサと小気味よく枝を落としていきます。
下で待っている2人がそれを拾い集めて、焚き付け用の小枝と薪用の原木に振り分け、積み上げてくれました。
右が小枝、左が将来の薪の原木です。
3本切って手間賃は5万円。1年前に予約していたので、消費税を8%にまけてくれたのにはびっくりしました(何て良心的!)。
以前、自分で枝を切ろうと思い、栗の木の下から2メートルぐらいのところまで上ったことがあります。
でも、ノコギリを振り回しているうちに足を滑らせてあっけなく転落。幸い、地面がふかふかの腐葉土だったのでケガはしませんでしたが、やっぱりプロにお願いしてよかったと思いました。
↓こちらがビフォー
↓で、こちらがアフター。
裸んぼに近いところまで刈り込んでもらったのですが、意外にも今まで栗の枝葉が生い茂って見通しのきかなかった北の空がぽっかりと開けて、眼前に大パノラマが出現しました。
手前に満開の桜。そして遙か向こうには北アルプス連山。え?ウチってこんなに眺めがよかったの?…改めて安曇野の春を満喫しました。