トホホ...春の雪で崩落したヤマブドウの棚を再建
3月末に一晩だけ降った雪のせいで、ヤマブドウの棚があっけなく倒壊しました。
里の家の前のオーナーさんが間に合わせの部材で俄ごしらえした棚でした。いつか台風が来たら飛ばされそうだな、と思っていたのですが、意外にも春の重い雪にしてやられました。
雪が溶けた後に残ったのが、この惨状です。
細いアルミのパイプはポッキリ折れ、蔓(つる)の重みに耐えかねた支柱が重なり合うようにして倒れていました。
先日、ブルーベリーの棚の部材を買ってきたことを書きましたが、それを組み立てないうちに新たな修繕案件が発生してしまったんですね。いやはや。
とはいえ早く支柱を立て直さないとダメでしょう。ヤマブドウに新緑が芽生えてからでは遅すぎます。
トホホな気持ちを引き摺ってホームセンターへ足を運びました。
今回もまた、48.5ミリ×2mの単管パイプ、コンクリートの足、横に差し渡す25.5ミリのパイプ、それらをジョイントするための2種類のクランプを調達です。締めてお値段は3万円。
クルマに積み込んで自宅に戻り、グチャグチャに折れ曲がった倒壊パイプを蔓から引っぺがしました…と書くと何てことないように聞こえますが、じつはこれが超面倒な作業だったんですね。
太い蔓のあちこちから細いヒゲのような蔓が伸びていて、もの凄い力でパイプに巻き付いているんです。そいつをハサミで切り、根気よく剥がしていきました。
折れ曲がったパイプを全部抜き取るのに、優に1時間はかかったでしょうか。
パイプを取り去った後に、まるでオバケのようにモジャモジャと地に這いつくばってしまったヤマブドウ。見る影もなく哀れです。
急ぎ新しい支柱の位置決めをしました。4メートル×3メートルの長方形の角に台座のコンクリートを置き、間にも2個、台座を並べてみます。
スコップで穴を掘って台座を埋め、単管パイプを差し込みます。細いほうのパイプを地面と水平に渡して支柱にクランプで留め、どうにか完成しました。
その後、地面に突っ伏したように伸びているヤマブドウの蔓を棚に持ち上げ、ヒモで固定して支えてやりました。
さすがに今回の柵は頑強そう。これなら雪や台風にも耐えられるかな。