古民家と里の家の標高差を断面図で可視化してみた
国土地理院が「地理院地図」というホームページを一般公開しています。以前は「標高がわかるWeb地図」という名前でした。
その名のとおり、住所を入力するとそこが標高何メートルなのか、たちどころに割り出してくれる便利なサービスです。
地図上で2地点を指定すれば、標高差が断面図で表示される機能も持っています。
マップを3Dにしていろいろな角度から眺めることもできます。
無料で使えるのがありがたくて、時々、遊ばせてもらっています。
その「地理院地図」に、私たちの住まいを表示させてみました。
まずこちらは安曇野の切り身といいましょうか、3Dマップでみた周辺地図です。
上から下に向かって、大町市(の南端)、松川村、池田町、安曇野市、松本市(の北端)が描かれています。
安曇野といわれるエリアは、大体、この地図の中央に南北に延びる細長い平地を中心とした一帯を指します。
で、左の険しい山々が北アルプス。対して右側のゆるやかな山並みは、地元の人たちが「東山」と呼ぶ里山です。
私たちの古民家が建っているのは東山の頂上付近。標高820メートルの尾根伝いです。
一方、里の家は安曇野の平野を挟んだ反対側、北アルプスの裾野の標高640メートル地点にあります。
ふたつの家の標高差は180メートルですが、じつはこの落差が気候に決定的なギャップを生んでいるんですね。
古民家周辺はとにかく寒い。寒いの一言に尽きます。例年、雪はそれほど積もりませんが、11月下旬から4月下旬までのおよそ5ヶ月間は底が抜けたような寒気に包まれます。
一方の里の家周辺は、並みの寒さと言いましょうか、長野県の高原地帯にありがちな寒冷気候です。
古民家に比べて、冬が丸々1ヶ月は短いような気がします。
ふたつの家を行き来するたびに、同じ安曇野でも季節がずれて進んでいくのを実感します。お花見や栗・柿の収穫が年に2回体験できるのも、この標高差のおかげです。
その名のとおり、住所を入力するとそこが標高何メートルなのか、たちどころに割り出してくれる便利なサービスです。
地図上で2地点を指定すれば、標高差が断面図で表示される機能も持っています。
マップを3Dにしていろいろな角度から眺めることもできます。
無料で使えるのがありがたくて、時々、遊ばせてもらっています。
その「地理院地図」に、私たちの住まいを表示させてみました。
まずこちらは安曇野の切り身といいましょうか、3Dマップでみた周辺地図です。
上から下に向かって、大町市(の南端)、松川村、池田町、安曇野市、松本市(の北端)が描かれています。
安曇野といわれるエリアは、大体、この地図の中央に南北に延びる細長い平地を中心とした一帯を指します。
で、左の険しい山々が北アルプス。対して右側のゆるやかな山並みは、地元の人たちが「東山」と呼ぶ里山です。
私たちの古民家が建っているのは東山の頂上付近。標高820メートルの尾根伝いです。
一方、里の家は安曇野の平野を挟んだ反対側、北アルプスの裾野の標高640メートル地点にあります。
ふたつの家の標高差は180メートルですが、じつはこの落差が気候に決定的なギャップを生んでいるんですね。
古民家周辺はとにかく寒い。寒いの一言に尽きます。例年、雪はそれほど積もりませんが、11月下旬から4月下旬までのおよそ5ヶ月間は底が抜けたような寒気に包まれます。
一方の里の家周辺は、並みの寒さと言いましょうか、長野県の高原地帯にありがちな寒冷気候です。
古民家に比べて、冬が丸々1ヶ月は短いような気がします。
ふたつの家を行き来するたびに、同じ安曇野でも季節がずれて進んでいくのを実感します。お花見や栗・柿の収穫が年に2回体験できるのも、この標高差のおかげです。