今のうちに果樹園の造作を。でも思わぬ邪魔が入って…
新型コロナウイルス感染症の影響で、インドアのスポーツ施設やプールは軒並み営業中止です。このままでは確実にコロナ太りしそうなので、ブルーベリー畑に新しい防鳥柵を作ることを思い立ちました。
先日、補修したばかりのブルーベリー柵の先に若い株が10株弱、植えてあります。今までネットを掛けたことがなく、野鳥たちの格好の餌場になっていました。
数年前まではそれほど実をつけなかったので放置していたのですが、昨年ぐらいから急に樹勢がついてきて、大粒の甘い実がいくつも実るようになりました。
そろそろメンテナンスしなくちゃ、と思ってはいたのですが、つい面倒でそのままにしていたんです。
鈍った体を動かすのにはちょうど良い。
--そう思って昼下がり、部材を買い出しに近所のホームセンターに出かけました。
すると、居るわ居るわ。オジサンたちが、肥料やら腐葉土やら角材やらをカートに積んで店内を右往左往しているじゃありませんか。
みなさん外出の機会を奪われて、ホームセンターに流れ込んだのでしょう。
さっそく48.5ミリ×2mの単管パイプを9本、コンクリートの足を9個、横に差し渡す25.5ミリ×3mのパイプを12本、それらをジョイントするための2種類のクランプ計2ダースを調達しました。締めてお値段は4万円。
ちょっとお高いですが、この先長く使えるものなので、と購入しました。
里の家に戻り、さあ頑張るぞ!と軍手を嵌めたそのときです。両鼻の奥から出し抜けにすごい量の鼻水がザザッと垂れてきました。
例えは悪いですけど、まるで北アルプスの雪解け水のよう。留まることを知らない奔流です。
な、なんじゃこりゃ? と思わず唸ってみましたが、正体は至って単純。スギ花粉が盛大に飛び交っていたんですね。
マスク不足で花粉症対策もろくすっぽできず、勢いだけでコンクリやら鉄パイプやらを運んできた結果が、このざまです。
情けないったらありゃしませんが、今日のところは果樹のまわりに部材を投げ出しギブアップ。
改めて花粉のピークが過ぎてから組み立てることにします。