豆吉本舗の豆茶房は、なまこ壁の土蔵カフェ
おしゃれなカフェ/おいしいカフェ…安曇野を歩くと良質なカフェとの出会いがあります。
でも、数の上ではお隣の松本のほうが断然、勝っています。目抜き通りはもちろん、町外れの少し寂れたところにも「これは…」というようなお店が見つかります。
古い家屋を改造した喫茶店も結構あって、古民家好きの私たちとしては建物を拝見するだけでも楽しかったりするんですね。
先日、市内中心部に建つ土蔵を改造した「豆茶房」にお邪魔しました。
隣接する母屋が「豆吉本舗」という全国展開の豆菓子屋さんで、さまざまな味付けを施した豆菓子が木製の棚に整然と並べてあります。
豆茶房は、その豆菓子屋さんが経営するカフェ1号店。さすが土蔵だけあって、真冬でも店内は小さなストープ1つでぽかぽか暖が採れています。
ケニア(570円)をオーダーしました。メニューによると、愛知県犬山市の深田珈琲(こだわりの専門店らしい)から仕入れた豆で「一杯一杯 心をこめて淹れている」そうです。
カップの横に小さな器に入った自慢の豆菓子が5粒。ピーナツを上品な味の衣で包んだお菓子です。
これがケニアの濃厚なコクをよく引き立ててくれます。なるほど、豆菓子屋さんがコーヒーを出すわけがわかりました。
とてもおいしかったので、帰りがけに隣のショップで袋入りの豆菓子を購入することに。
あれこれ試食してみたら、「ココアオレンジ豆 B100」が◎
ココアの後にオレンジのさっぱりした味と香りが追いかけてきて、小さいけれど複雑な風味のするお菓子でした。おすすめです。
<豆吉本舗 豆茶房>