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あれ?こんなところにラ・フランス?

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 畑の外れの雑草が生い茂った木立を歩いていたら、下に向かって伸びた枝の真ん中あたりに、黄緑色をしたひょうたん型の塊が付いているのを見つけました。

 あれ?何だろうと近づいてみると、ラ・フランスのような西洋梨が1個、ポツンと実っているじゃありませんか。

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 ということは、この蔦が絡みまくった木はラ・フランスだったんですね。過去、一度も実がなったことがないので、ただの雑木かとばかり思っていました。

 長さ15センチほどの実は幸い無傷で、鳥や虫に食われた痕がありません。

 そこで遅まきながら果実袋を被せました。

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 秋に食べられるところまで生長してくれたら、めっけもの。ひょうたんからコマならぬ雑木林からラ・フランスです。


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ファン付きベストは野良仕事の救世主なり

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 誕生日祝いに家族から貰ったこちらのベスト。

 一見ただの作業着ですが、背面の腰のあたりに電動ファンが2個付いています。

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 付属の小型バッテリーの電源をONにすると、電動ファンが回転して服の内部に風を送る仕組みです。

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 工事中の道路で交通整理をしているおじさんが着ているアレ、ですね。

 風量は弱から強まで4段階に調整が可能で、設定したらバッテリーをポケットにしまっておきます。

 服の内側に空気を孕むので、ご覧のとおり見た目はダルマさん。かなりマヌケな姿になります。

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 おまけにファンの音が結構うるさくて、近くの人と話すのもちょっと難儀なほど。

 スイッチを入れたら後はひたすら野良仕事に没頭するしかありません。

 最初はこんなの効き目あるんかい?...と半信半疑だったんですが、30度超の畑や果樹園に出てみてびっくり。汗が掻いたそばから蒸発していきます。

 下着がグズグズに濡れることはありません。首の周りや脇の下に常に風が当たるため、体が適度に冷やされてオーバーヒートしにくいようです。

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 もちろん、この程度の送風ではドピーカンに打ち勝つことは無理な話。日なたの作業には向きません。

 でも、炎天下でさえなければ熱中症の予防にはなると思います。実際、曇り空の下、2時間ほど畑仕事をしてみましたが、疲労は普段の半分程度でした。

 しかもぶっ通しで使ってもバッテリーの目盛りは1つ分減っただけ。おそらく5~6時間は連続使用に耐えられるんじゃないでしょうか(もっとも、この暑さですから2時間もてば十分ですけど)。

 交通整理のおじさんたちが愛用している理由がわかりました。これは夏の野良仕事の必須アイテムかも。

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アジサイがいっぱい

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 アジサイの季節ですね。

 遠目にも派手で花持ちが良く、寒暖差や病害虫に滅法強い植物で、ほぼメンテナンスフリーなところがモノグサな私たちにはうってつけです。

 毎年、園芸店やホームセンターで売れ残ったアジサイの鉢を安値で買ってきては、せっせと庭に下ろしてきました。

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 6年ほど前からは、空き地に咲いているアジサイの若葉を頂いて、挿し木もするようになりました。

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 こんなふうに大きな2枚の葉っぱを真ん中あたりでバッサリ半分にカットします。余分な水分を蒸発させないための加工です。

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 加工したら1時間ほど水を吸わせ、鹿沼土を入れた植木鉢に挿しておしまい。明るい日陰で水遣りを欠かさないようにすると、3~4週間で発根します。

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 育てた苗を庭に植えたところ、今では一重、八重、ガクアジサイ、カシワバアジサイ...さまざまなタイプのアジサイが咲き競うようになりました。

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 そんな中で、今、私たちのいちばんのお気に入りがこちら。「紅(クレナイ)」です。

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 一重のガクアジサイで、咲き始めは白いのですが徐々にピンク色に染まって、やがて真紅に変わります。ヤマアジサイらしい楚々とした姿が見飽きません。

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 最近は変わった形の花を付ける改良種や西洋種が増えてきましたが、このクレナイは意外にも天竜川上流の静岡県・長野県境で発見された天然種なんだそうです。

 飯田市で栽培され、一般に知られるようになりました。信州ならではの可憐なアジサイですね。


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ジャガイモを掘っていたら夕立が...

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 3月末に種芋を植えたジャガイモ。たまに葉っぱに付いた害虫のテントウムシダマシをプチプチ潰すほかは、手入れらしい手入れもしないまま、7月初旬に収穫の目処と言われる100日目を迎えました。

 折しも梅雨の真っ最中。今年は雨がダラダラと切れ間なく降るせいで、芋掘りをしたくても手が出せない日々が続いていました。

 ジャガイモはよく晴れた日の午前中に掘り起こして、半日ほど天日干しをしするのが良いそうです。

 表面の土が乾いて落ち、長期保存しても腐りにくくなるんですね。

 逆に雨で畑が湿っていると付着した泥が凹んだところに溜まって、腐敗菌が内部に侵入してしまいます。

 ですのでプロの農家さんは早めに定植して梅雨前に収穫します。

 片や素人放ったらかし農法?の我が家では、どの野菜もおおむね生育が遅く、ジャガイモも気がついたら梅雨の真っ只中に収穫期が当たってしまいました。

 ようやく2日ほど雨が上がり曇天になったので、「今を逃しては二度と芋掘りはできないぞ!」とばかり、大慌てで黒マルチを剥がし始めました。

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 ジャガイモは地上部分の葉っぱがすでに茶色に枯れていて、周辺に雑草が青々と茂っています。

 雑草ごと枯れた茎を引っ張ると、ご覧のとおりおイモさんが幾つかぶら下がって現われました。ですが大部分は地中に残っているようです。

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 ラテックスの手袋をして湿った土に指を差し込みます。表面を傷つけないよう、そっと掘り起こしていきます。

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 大きいイモは1株につき1~2個ほど。残りはすべてちびイモですが、それなりの数がわらわらと姿を見せました。

 イモに混じって時々ミミズが顔を出します。有機分を含んだ土壌を好むフトミミズです。数年前までここは荒れ放題でしたが、苦土石灰と馬糞堆肥やコンポストでできた自家製堆肥を入れたおかげで、少しずつ土が良くなってきているようです。

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 1時間ほどかけて掘り進むうちに、突然、ポツリポツリ...大粒の雨が落ちてきました。見上げると頭上に怪しい鉛色の雲が...。

 降水確率は低かったはずなんですが、天気予報に裏切られました。

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 全体の3分の2を掘ったところで作業中断。急いでイモを収穫カゴに放り込み、雨の当たらない屋根の下にブルーシートを敷いて陰干ししました。

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 今回、採れたのはメークインを中心に400個ほど。男爵イモはまだ畑に埋まっています。

 芋掘りにはおよそ向かないこの季節。早く梅雨が明けないかな。


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明治時代の高機を修理しました

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 安曇野市内の旧家から、年季の入った古風な佇まいの高機(たかはた)を1台、頂きました。

 織工房に搬入して明るいところで眺めていたら、おや? 織脚(おりあし)の内側に何か書いてあります。

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 スマホの光を当てると、古びた木の表面に墨字が浮かび上がりました。

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明治四捨四年二月製造
大工 髙山徳五郎


 どうやらこの機を作った人のサインのようです。

 明治44(1911)年といえば、第一次世界大戦の前夜。国内では大逆事件の幸徳秋水が処刑された年です。

 東京・吉原が大火に見舞われ、安曇野の北・小谷村では日本における20世紀最大級の土砂災害といわれる「稗田山崩れ(ひえだやまくずれ)」が発生しました。

 そんな暗い時代に、大工・徳五郎さんが腕によりをかけて拵えたのでしょう。ていねいな仕事で、まったくガタつきがありません...と言いたいところでしたが、残念。織り上がった布を棒に巻いて、弛まないように固定しておくための歯車のストッパー(座止め=ざどめ)が、ポッキリ折れていました。

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 歯車に竹製のヘラを当てて1ノッチずつ動かす仕組みなんですが、力のかかるヘラの付け根が疲労を起こして割れてしまったようです。応急処置で巻いてあったビニールテープの内側で、竹がグニャグニャ動いています。

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 このヘラの支えがないと歯車が固定できず、経糸に横糸を通せません...つまり使い物にならないんですね。

 そこで、ありあわせの材料を使って代替品を作ることにしました。

 よく見るとこの座止め、そもそも歯車との仰角が開き過ぎています。もう少し角度をつけて斜めに当てたほうが、ストッパーとして確実に仕事をする気がしてきました。

 工房にある別の高機を参考にしながら、歯車の反対側にご覧のような三角形の木っ端を固定して、斜面に沿うように竹のヘラを渡してみました。木ネジでしっかり止めます。

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 出来上がりがこちらです。布を巻く棒を回すと、カチカチカチ...小気味良い音とともに歯車が1ノッチずつ送れるようになりました。

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 早速、試し織りをするとじつにスムーズ。とても110年以上も昔に作られた高機とは思えない滑らかな動作です。

 明治の大工・徳五郎さんに感謝、感謝。


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オマケで貰ったユリがゴージャスな花束に大化け

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 庭の真ん中あたりにニョキニョキと伸びてきたユリが、大輪のド派手な花を咲かせています。

 数年前、安曇野市内の園芸店で庭木の苗をいくつか買い求めた際、レジのおばちゃんが、

「これ、オマケしときます」

 と、買い物袋に入れてくれた1個の球根から、ここまで育ちました。

 庭の空きスペースに適当に直植えしたところ、翌年の梅雨時、スルスルと真っ直ぐに立ち上がり、茎の先端にピンク色の花を2輪ほど付けました。

 その後も放ったらかしで肥料など一切、与えていませんが、気づいたら主幹が2本に増え、それぞれの茎先にわらわらと花が咲くようになりました。

 今年も高さ1メートル30センチほどにまで生長しています。先端部分はご覧のようにゴージャスな花束状態です。

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 そばを通るだけで、むせ返るような強烈な芳香が押し寄せてきます。

 病気知らず虫知らずで言うことなしの花なんですが、じつは園芸店のおばちゃんから剥き出しの球根をポン、と手渡されたため名前がわかりません。

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 グーグルレンズを使って写真をもとにググってみたら「オリエンタルリリー・テーブルダンス」という大輪種のユリだとわかりました。「花の径25センチ超のギガジャンボ種」などと謳っているショップもあります。

 現在の球根のお値段は1個500~800円ぐらい。寒さにも病害虫にも負けない強靭なユリです。

 結構なものをオマケにしてくれたんだな、と遅まきながら思い知りました。花屋のおばちゃんに感謝しなくてはいけませんね。

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これは使える!家庭用ウッドチッパー

 先日、2台目のコンポストを安曇野市の「生ごみ処理機器等購入費補助金」を利用して購入しましたが、その際、同じ市のホームページを見ていたら「草木粉砕機」も対象と書いてありました。

 草木粉砕機とは伐採した枝葉を刃で粉砕してウッドチップにしてくれる機械のこと。剪定して出た植物の枝葉はいわゆる”生ゴミ”ではありませんが、嵩張るし簡単には燃えないしで処分に困ります。

 我が家では敷地の外れに積んで乾燥させ、一部は薪ストーブの焚付に再利用しています。ですが大部分は時間をかけて土に還るのを待つ形になります。

 せっかくなら捨てずにウッドチップにして庭木や畑のマルチング、小径の雑草避けのグラウンドカバーにでもできたら、とは思っていたんですが、生ごみ処理の補助金が使えるならもってこい。早速、ネットで良さげな製品を探してみたら、ありました。

京セラ(Kyocera) 旧リョービ ガーデンシュレッダ GS-2020 669050A 【ギヤ式の刃で剪定した枝木を低騒音で粉砕】 太い枝木の粉砕 最大粉砕径30mm 質量19.8kg 過負荷を防ぐ安心機能付  32,864円


 ちょっとお高いですけど、補助金が1万円付くので正味2万3000円弱で手に入ります。ならばと購入しました。

 届いたダンボールを開梱して中身を並べたのがこちらです。付属の工具でタイヤを固定し、チップを溜めるプラスチックの容器を本体に差し込んで、あっけなく完成。

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 業務用のエンジンタイプの製品に比べると小ぶりで、パワーもそこそこなんでしょうが、AC電源を挿せば即、使えるのが便利です。

 ON/OFFボタンの他に、木が詰まったときにモーターを半回転させて取り出すための切り替えスイッチと、過負荷がかかって停止した際に再起動するブレーカーボタンが付いています。

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 枝葉は挿入口に垂直に立てて差し込みます。最大直径3センチまでですが、3センチの枝というのは結構太くて、そこまで処理できるなら十分という印象です。我が家の場合、3センチを超える枝は玉切りして薪ストーブの燃料にするので問題ありません。

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 さっそく試運転。最初に枯れ枝を入れてみました。スイッチをONにして挿し込むと、力を加えなくてもどんどん吸い込まれていきます。オフィスのシュレッダーとまったく同じ仕組みでした。

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 枝から外れた小枝や枯れ葉など内部のカッターに届かないものは、付属の平板で押し込んでやるとバリバリと容赦なく切り刻んでくれます。

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 こちらが処理後、プラケースに溜まった破片。きれいなウッドチップができています。

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 続いて生い茂った生木を突っ込みます。

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 青葉が混じって野草茶みたいになりました。

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 それにしても、挿し込んだ先からどんどん処理してくれるパフォーマンスの高さには正直、驚きました。スピードもパワーも十分。

 こういう環境循環型のデバイスに公が補助金を出してくれるのは、ありがたいことですね。

 ちなみに市役所に問い合わせると、この補助金は年度はじまりの4月に満額でスタートして、予算を使い切ったところでその年分が終了するそう。今なら確実に余っているはずなので、ウッドーチッパーの導入を検討されている方は、お早めに!

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セーター干しネットで玉ねぎを干してみた

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 周辺のプロの農家さんに遅れること2週間。梅雨の合間を縫って玉ねぎを収穫しました。

 2日ほど畑で天日干しにするはずが、雨の予報が出たので早々に切り上げて薪置場に陰干ししてみました。

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 1週間ほどで葉っぱが良い感じにカラカラに乾いてきました。長期保存のためには葉を短く切り揃えてヒモで縛り、束にして軒下に吊るすのが定番です。

 でも、我が家の玉ねぎは大粒から小粒までサイズがバラバラ。束ねるのも厄介そうなので、ネットにまとめて放り込んで保存しようと思います。

 百均で手頃なネットを探したら、ありました。「セーター干しネット」です。

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 包装から取り出すと勝手にボヨヨ~ンと円形に広がりました。

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 本来はこの上にセーターを広げて置くんでしょうが、玉ねぎを20個ほど並べて物干し竿に吊るします。

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 全部で80個を4つのセーター干しネットに分けて並べました。

 風通しは抜群。カビたり腐ったりの心配はなさそうです。

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今年はベリー類が豊作です

 梅雨時を迎えて、里の家のベリー畑が賑やかになってきました。

 最初に実をつけたのがジューンベリー。その名のとおり6月中旬が最盛期で、今はもう赤い実が黒ずんでいます。生で食べるとフニャフニャしていて、今ひとつとらえどころがありませんが。

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 続いてベリー界の王様ブルーベリーが成りはじめました。今年は例年より1週間から10日も早く収穫期を迎えて、6月最終週には1日キロ単位で採れるようになりました。

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 剪定がうまくいったせいかもしれませんが、今年は全体に粒が大きくて甘みも強い気がします。

 ブルーベリー畑の横で赤みが差してきたのがグーズベリーです。バラより痛いトゲに覆われた厄介な植物ですが、大粒の実がたくさん付きます。

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 生食するには酸っぱ過ぎるので、私たちは酸味のないレッドカラントと一緒に煮てジャムにしています。

 こちらがそのレッドカラント(赤すぐり)。つやつやしていて美味しそうですが、じつはあまり味がなく、単品で食べるには明らかに物足りないんですね。

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 その点、同じすぐりでもブラックカラント(黒すぐり)は独特の風味があって、ジャムにすると大人の味に仕上がります。逆に生で食べるには少し強烈過ぎるかも。ブルーベリーに次ぐ我が家のニ番人気です。

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 ブラックカラントから少し遅れて色づいてくるのがラズベリーです。元来、丈夫な木のはずですが、我が家のラズベリーはひ弱で過去、何度も枯れかけました。

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 それが温暖化の影響か、今年はメキメキと枝葉を伸ばし、大粒の実をいっぱい付けるようになりました。甘酸っぱさに安定感があって、我が家の三番人気です。

 ベリー類の掉尾を飾るのがブラックベリー。まだ青々としていますが、7月に入ると徐々に黒光りしてきます。しっかり色が付いたところでジャムにしますが、味の点では同じ黒色のブラックカラントに軍配が上がるかな。

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 とまあ、今年は全体にベリー類の生長が早くて実成りも順調です。採ったそばから次々にできてしまうので、正直、収穫が追いつきません。ベリーに追い立てられる毎日です。
 

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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