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今年もお付き合いいただき、ありがとうございました

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 本年も「安曇野の古民家に暮らす」にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 ちょうど一年前の大晦日に「長引くコロナ禍でめっきり遠出をしなくなり、地元をうろうろすることの多い一年でした」と書きましたが、

 まさかそれが三年も長引くとは...

 海のむこうでは終わりの見えない戦争が続き、足元では物価の上昇が止まりません。

 それでも。

 村外れの路傍に立ち、道行く人々を護ってくれるという双体道祖神のように、前を向いて明日を信じましょう。

 みなさまの新しい年が、こちらの小さな神様のように、健やかで優しい一年になりますように。


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安曇野はホワイト・クリスマス。散歩の犬もサンタ髭に

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 今年のクリスマス、安曇野は珍しく雪に見舞われました。

 この季節にこれだけ積もったのは数年ぶりです。

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 一夜にして畑も一面の雪野原に。

 北風が刺すように冷たいので、ヨーキーにボア付きの胴着を着せて朝のお散歩に出かけました。

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 最初は除雪されたアスファルトを軽快に歩いていたのですが...

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 しばらくすると雪が道路にせり出してきて、

 そのうち道全体が真っ白けになってしまいました。

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 鼻の頭にくっついた雪の塊を舐め舐め、がんばるヨーキー。

 次第に深まる積雪にヒゲも足も雪まみれです。

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 家まであとちょっとのところで、ついにギブアップ。少し無念そうでした。


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蕎麦湯に寒天粉を加えて“なんちゃって葛餅”にしたら美味しかった!

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 スーパーで買ってきた「信州安曇野 道祖神そば」。毎度おいしく頂いていますが、いつも処分に困るのが“蕎麦湯”です。

 食後に飲むにしても、せいぜい二杯が関の山。残りは排水口に流しておしまい…というのが、一般家庭における蕎麦湯の運命ではないでしょうか。

 コクがあって旨いし栄養もあるのに、ほとんど捨てちゃうのはもったいないな…かねてからそう思っていました。

 先日、偶然ネットで「蕎麦湯に寒天粉を入れて葛餅のようなスイーツを作る方法」という記事を見て、これは試してみなくちゃ!と思い立ちました。

 こちら信州伊那の寒天ブランド<かんてんぱぱ>謹製の「かんてんクック顆粒」です。

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 きな粉と黒糖蜜はスーパーでいちばん安いのを買ってきました。

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 茹で汁の上澄みを捨てて、鍋の底に淀んだ濃い蕎麦湯を240ccほど行平鍋に移し替え、寒天粉の顆粒を1本(2g)、流し込みます。

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 蕎麦湯をぬるめに保って寒天がしっかり溶けるまで撹拌したら、容器に流し込んで冷まします。

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 冷蔵庫で冷たくなるまで待って容器をひっくり返すと…あれ? ぷるるんというよりはストン!って感じで皿に載っかりました。見た目はたしかに葛餅っぽい…ような気がします。

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 きな粉に黒蜜糖をたっぷりかけて出来上がり。

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 スプーンで割って味見です。

 葛餅のようなヌルリ感はありませんが、柔らかくて口の中でゆるゆると踊ります。

 少し固めにできたようで、結構、食べごたえがありました。うん、これはスイーツとしてアリでしょう!

 次回はもう少し蕎麦湯の量を増やして、柔らかめに作ってみようと思います。


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安曇野に冬将軍がやってきました

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 静かな朝です。野鳥のさえずりがしないので、もしや?と思って窓の外を覗いたら、うっすら雪が積もっていました。

 今季、初めての積雪です。庭の木々も雪化粧しています。

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 西日本から日本海側にかけて大雪をもたらした雪雲が、北アルプスを越えてこちら方面に少しばかりこぼれ出したのでしょう。

 夜にはあらかた解けてなくなりましたが、寒さが一段と厳しくなったように感じます。路面の凍結も時間の問題でしょう。

 いよいよ安曇野に冬将軍がやってきました。

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渡り鳥のシメがガラス窓に激突!動けません!

 バシッ!

 早朝、大きな音がして、窓の外を黒い影が落下していきました。

 表に出てびっくり。ウッドデッキに野鳥が一羽、蹲(うずくま)っているじゃありませんか。

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 ははぁ、また母屋のはめ殺しの窓に正面衝突したようです。

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 以前にもモズやハトがぶつかり、脳震盪を起こしたり、当たりどころが悪く首を折ってしまったりの事故がありました。

 近づいても目をクリクリするだけで逃げようとしません。1ミリも動かないところを見ると怪我を負ったのでしょうか。

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 さらに間近に寄ってみました。渡り鳥のシメです。

 体長18センチ強。尻尾が短く、全体にモコモコと肥満体のようみえる野鳥です。

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 カメラを向けても動かないので、ちょっと可愛そうかなと思いながら前後左右から撮らせてもらいました。

 野鳥をこんなすぐそばで接写できるなんて滅多にないことですからね。

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 しばらく様子を観察しましたが一向に飛び立つ気配がなく、だんだん心配になってきました。

 野良猫にみつかったら一巻の終わりだな...およそ2時間ほど遠回しに身辺警護をしていたんですが、やがて3メートルほど先のツルバラに向かって羽ばたき、幹の折れ曲がったところにピョコンと止まりました。

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 どうやら無事だったみたいです。よかったよかった。

 でも、忘れた頃にまた起きた野鳥の衝突事故。3年前にモズがぶつかった後に、手を打たなければと思ってキラキラ光るテープを買い、窓の上辺にモールのように吊るしてみました。

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 以来、今日まで無事故で過ごしてきたんですが、どうやらその時のテープが経時変化で色褪せてしまったようです。

 さっそく新しいものに張り替えようと思います。

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信州のジンギスカンはツユダクじゃない?

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 地元のスーパーで売っているジンギスカンのパック。

 2袋1000円ぐらいで手に入ります。

 製造元は信州新町。マトンの生産で有名な土地ですね。

 私たちも時々、買って帰るんですが、ただ封を開けるたびに腑に落ちないことが。

 それは肉を漬け込んであるツユの量です。

 表面に何となく絡んでいる程度で、ごく少量しか入っていないんですね。

 我が家はご覧のジンギスカン鍋でいただきます。

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 信州新町産のジンギスカン肉をここに載せて火にかけると、たちまち焦げ付いちゃって大変です。

 鍋の縁にはモヤシやタマネギ、ピーマンを敷いて、鍋のうえから垂れてくる肉汁で炒めるんですが、こちらもツユ不足で焦げ焦げに。

 仕方がないので焼肉のタレを別に買ってきて、鍋のてっぺんから垂らしたりしています。

 本場・北海道のジンギスカン肉はたっぷりツユダクが当たり前なので、信州新町版もてっきりそうだと思っていました。

 しかしここ信州では、ジンギスカンは普通の焼肉と同じように鉄板や焼肉網で焼いて食べているのかもしれないな、だからツユが少ないのかも…最近ようやくそんなことに気がついた次第です。

 でも、やっぱりジンギスカンはツユダクで食べたい!

 そう思って近所のスーパーを探し回ったところ、ありましたよ。「松尾ジンギスカン」の冷凍パックが。

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「松尾ジンギスカン」…北海道では知らない人がいない有名商品です。

 ただ、1パック1000円もするじゃありませんか!

 ならばということで「松尾ジンギスカン」は1袋だけにして、信州新町のお得な2パックセットを併せ買い。

 「松尾ジンギスカン」のおツユに信州新町肉を放り込んてハーフハーフで焼いてみました。すると…

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 うまい!肉の質、味は松尾も新町も遜色ありません。

 秘伝のおツユはたっぷりですから、お肉も野菜も味が染み通って最高です。

 これこれ!このハーフハーフの食べ方が最適解でした。

 焼肉党の方、ぜひ一度ツユダクでお得な松尾新町ジンギスカン”をお試しください!かなりいけますよ。


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木守柿(きもりかき)が、いっぱい?

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 木守柿(きもりかき・きもりがき)という言葉があります。

 収穫後の柿の木に実を一つか二つ残しておくことを言うそうです。

 昔の人は、たくさん実をつけてくれた柿の木への感謝の気持ちと、来年もたくさん実ってくれますように、という願いを込めて最後の実をいくつか枝に残したそうです。

 また寒い冬を迎える野生動物たちにも自然の恵みを分かち合おうという“共生”の想いも込められています。

 先人たちの温かい知恵ですね。

 ところで、我が家の柿の枝先にも木守柿があります。

 ただし、枝に残っているのは一つや二つじゃなくて...ご覧のとおり夥しい数です。

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 大きいものから順に収穫していったんですが、結局最後にちまちました実がこんなにいっぱい残ってしまいました。

 高枝切り鋏で採るのも難儀で、葉の落ち切った枝にびっしりとぶら下がったままです。
 でも、枝先をよく見ると...ヘタだけ残して食いちぎられた痕があっちにもこっちにも。

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 朝になるとさまざまな野鳥が飛来して、オレンジ色の実をツンツンとつついていくんですね。

 安曇野中の野鳥が冬を越せるぐらいありそうです。少しは“鳥助け”になってるかな?

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インスタ映えはするけど“なんちゃって感”漂う「安曇野神竹灯(かみあかり)」

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 穂高神社の境内を竹灯籠のローソクの明かりで彩るイベント「安曇野神竹灯(あづみの・かみあかり)」が、今冬は7日間に拡大して開催されると聞き、初日12月2日(金)に行ってきました。

 冬場、客足が遠のく安曇野の観光需要を盛り上げようと、市内の宿泊事業者が音頭を取って始めた催しです。

 夜のイベントで泊まり客が増えるのを期待して、10年ほど前にスタートしました。

 その目論見は当たったようで、去年は3日間の開催にも関わらず過去最多の2万4000人が訪れました。それなりに定着しつつある冬の行事なんですね。

 ただ、師走の夜のイベントですから当然寒いわけで、モノグサな私たちは今まで足を運んだことがありません。

 それでも「おいしいキッチンカーが出るらしい」という風の噂を頼りに、温かいものを食べに立ち寄ってみました。

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 広い境内のあちこちに約1万本の竹灯籠が配置され、そのひとつひとつにローソクの火が灯っています。

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 竹の中で炎が揺らめくたびに暗闇に微妙な陰影が生じます。なるほどインスタ映えする光景です。

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 ただ、たしかに“映え”はするんですが、写真を撮ってしまうとその先がありません。寒いしもういいや、帰ろっか、となってしまう茫漠感がついて回ります。

 主催者側も、このとりとめのなさには気づいているらしく、境内の「神楽殿」で日替わりのミニ・コンサートを用意するなどエンタメ度を高めようと工夫しています。

 そのコンサートですが、初日の開演は午後6時。20人ほどがガラス張りの神楽殿のまわりに三々五々集まってきました。

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 年配の男性2人が椅子に座ってギターとヴァイオリンを構え、卑弥呼?っぽい衣裳の女性が歌い始めた...のですが、あれ?声が聞こえません。

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 すぐに中断してマイクチェック。ヴォーカルが通ってリスタートすると、今度はギターがハウリング。ケーブルの調子が悪いらしく、ブーブーとノイズを拾います。

 人垣の後ろで冒頭10分ほど見守っていたんですが、どうにも音響が安定せず早々に見るのを切り上げました。

 後でライヴ情報をチェックしてびっくり。なんとヴァイオリニストは斎藤ネコさん(ゴンチチや椎名林檎とのコラボで有名)だったんですね。一流の演奏家を迎えながらPAトラブルで躓くとは。ちょっと残念でした。

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 そうこうするうちに体が芯から冷えてしまい、一目散にキッチンカーのコーナーへ。目に入ったのは松本からやってきたというパニーニの専門店「Hibi Kitchen」でした。

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 「ベーコン、パプリカ、トマト&チーズ」と「柚子クリーム、サラダチキン」の2種類をその場で調理してもらい、むしゃぶりつきました。うまい!温まる!

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 やっぱり安曇野の冬の夜は花より団子、神竹灯よりパニーニでした。

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畑じまい。トラクターも冬支度です

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 畑の収穫が終わりました。

 地面から黒マルチのビニールを引っ剥がし、支柱や残った野菜のクズを運び出してから、トラクターで畑全体を耕しました。

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 イチゴやニンジン、玉ねぎなど越冬させるものを除いて、春が来るまでしばし畑を休ませます。

 今季最後の運転を終えたトラクターも、数ヶ月の間、冬眠に入ります。

 その前に忘れてならないのが「軽油の継ぎ足し」。冬用の軽油をトラクターの燃料タンクに追加するんですね。

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 じつは安曇野に移住するまで、軽油に冬用(寒冷地仕様)があることを知りませんでした。

 北海道の南部から東北~中部地方の山岳地帯では、12月ぐらいになるとスタンドで売っている軽油の成分が寒冷地向けの配合に変わります。

 うっかり夏の軽油を入れっぱなしにしておくと、軽油に含まれるワックス分が分離してシャーベット状になり、最悪、凍結してしまうそうです。

 我が家のトラクター「クボタL3001」は、御年取って推定40歳超のとんでもないご老体。真冬の寒さに音を上げて凍死でもされたら大変です。

 そこで大事を取って毎年、12月の声を聞くと“冬の軽油”を注ぎ足すことにしています。

 今年も近所のガソリンスタンドで寒冷地仕様に変わったばかりの軽油を買ってきました。

 給油口のキャップを外してトクトクトク...これでひとまず畑じまいが完了しました。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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