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お、こいつは便利!ハンディチェーンソーは使い勝手バツグンです

 庭木の手入れをしていると、チェーンソーを使いたくなることがたびたびあります。

 背丈より上に伸びた太い枝は、ノコギリで払うには辛すぎます。

 脚立に乗ってチェーンソーで一気に...とも思うのですが、チェーンソーを顔より上に上げて振り回すのは危険だし。

 かと言ってプロにお願いしたら、それなりの手間賃が発生します。

 何か良いツールはないかな?...と探していたら、「ミニ4インチ 小型軽量 充電式 電動チェーンソー」なるものを発見。一式で7,580円のところ6,780円にディスカウントしていたので試しに購入してみました。

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 届いたのがこちらです。布バッグに本体とバッテリー、充電器、替刃2本と工具、油差しが入っていました。

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 バッテリーを本体の下にセットすると、重みで安定して自立します。

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 ソーチェーンの上に安全カバーが付いているので、稼働中にうっかり触れて怪我する心配もなさそうです。

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 直径4インチ(約10センチ)のソーチェーンには小さな刃が数珠つなぎになっていて、直径15センチぐらいの木材ならたちどころに切断するようなことが書いてありました。

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 ただし、レギュラーサイズのチェーンソーとは異なるのが潤滑用のオイルの差し方。本体にオイルタンクが無く、使用前にこんなふうにして刃に油を垂らす必要があるんですね。

 しかも立木を剪定するときには機械油はご法度。添付のマニュアルには「ボタニカルオイルを使用せよ」と書いてあります。ボタニカルオイル? 何のこっちゃ?と思って調べてみたら植物由来のオイルのことでした。

 ちょうど手元に消費期限切れのえごま油が残っていたので、そいつを油差しに入れて使うことにしました。

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 さっそく試し切り。庭の真ん中で今年、突如、立ち枯れてしまったプラムの木を処理します。

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 脚立に乗って手を斜め上に伸ばし、やや太い枝にハンディチェーンソーを当てて人差し指で電源スイッチを押し込むと…。

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 おお! キュイーーン! 軽快な音とともに木屑が飛び散り、ものの数秒ですっぱり切断できるじゃありませんか。

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 バッテリー装着時の重量が1.1キロなので、連続して使ってもほとんど疲れません。軽くて切れ味はスタンダードのチェーンソーと変わらず。これは便利です。

 まず先端の小枝を払い、中位の枝は薪サイズの40センチ間隔にカットしていきました。

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 ざっとここまで刈り込んだところで、後は普通のチェーンソーに持ち換えて伐採。薪一山と収穫コンテナ8杯分の焚き付け用の木っ端が出来上がりました。

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 軽いし安全だしで、使い勝手は抜群。問題は耐久性能ですけど、まあ中華製なので正直期待はできません。

 せっせと使いのめして壊れる前に元を取ってやろうと思います。


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安曇野市の天然記念物オオルリシジミの観察会に行ってきました

 今年3月、安曇野の岩原地区に自生するオオルリシジミという蝶が安曇野市の天然記念物に指定されました。

 もともと環境省のレッドリストでも絶滅危惧種に分類評価されていて、岩原を含む県内3か所を除き絶滅したとされています。

 そんな希少なシジミチョウのサンクチュアリ(保護区)を訪ねるツアーがあると聞いて、先日、参加させていただきました。

 サンクチュアリは、国営アルプスあづみの公園の里山文化ゾーンの棚田の跡地に設けられています。

 標高650メートルほどの山の斜面を木の柵で囲んで、立ち入り規制した一角です。

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 普段は出入口に南京錠が掛かっていて一般客は入れませんが、今回は地元・岩原の自然と文化を守り育てる会が主催する「岩原のタカラめぐり」ツアーの一環ということで、特に入場を許されました。

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 安曇野を眼下に見下ろす小高い丘の上。一帯は公園に造成される前は棚田でした。すでに水は枯れ、田んぼの跡には草が茂っています。
 
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 小さな池があります。以前の自然環境を再現するために作られた人工池です。国営アルプスあづみの公園では、生態系を保つ目的でビオトープの整備に力を入れているそうです。

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 小径の両脇にマメ科の多年草クララが生えています。ひょろりとした茎にシダのような葉っぱがモサモサと伸びる、典型的な野草というか雑草です。

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 根を噛むとクラクラするほど苦いため「眩草(くららぐさ)」と呼ばれたのが、名前の由来だとか。根の毒性が強く、乾燥させたものは「苦参(くじん)」という漢方の生薬になるそうです。

 じつはこのクララがオオルリシジミの生存に欠かせない存在なんです。

 オオルリシジミはクララだけに産卵し、幼虫はその花芽だけを食べて成長します。クララ以外の野草には目もくれません。

 一昔前まで、クララは日本全国の畦道や用水路のまわりに無数に自生していました。

 ここ安曇野ではクララを刈って溜め式の便槽に放り込むとウジが死滅することから、ウジゴロシと呼んで衛生管理に多用していました。

 ところが下水道が完備し、ポットン溜め式のトイレが激減するとクララは用済みに。邪魔な雑草扱いされて全国の道端から一掃されてしまいました。

 そのウジゴロシが、あろうことか奇跡的にここ岩原の棚田周辺に残存していたんですね。そしてそのクララを頼りに生きていたオオルリシジミも生き残ったのでした。

 5月中旬から下旬にかけてがオオルリシジミの羽化時期ということで、サンクチャリの草木を観察して回りました。

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 すぐに目についたのはベニシジミ。珍しくはありませんが黄緑色の若い草に止まった姿は鮮やかです。

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 ふいに1匹の青いシジミチョウが目の前をふらふらと通り過ぎ、足元の草に止まりました。

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 羽を閉じると、オオルリシジミの特徴とされるオレンジ色の斑点が後翅に見えます。

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 すわオオルリシジミ登場か?...息を潜めてこの日、ナビゲートしてくださった岩原の自然と文化を守り育てる会の百瀬会長(長年にわたってオオルリシジミを市民の手で復活・再生させる活動をしていらっしゃいます)に見ていただくと、

「オオルリシジミにしてはちょっと小さいかなぁ。これはミヤマシジミじゃないかな」

 残念!ミヤマシジミは左右が2.5cmほど。対するオオルリシジミは3~4cmと一回り大きく、色も一段と鮮やかなんだそうです。

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 結局、この日オオルリシジミに遭遇することはありませんでしたが、家に帰って調べてみたら、ミヤマシジミも環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されているのでした。

 貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございます。


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春霞 暮れなずむ安曇野

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 5月になって少しずつ湿度が上がってきました。

 家から眺める北アルプスも心なしか霞んで見えます。

 夕日がアルプスの峰々の向こうに落ち、山の稜線が墨絵のように沈んでいきます。

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 草むらでカエルが鳴き始めました。

 間もなく夜。束の間の贅沢な時間です。

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ウクライナで活躍中のアレが、安曇野の畑で農薬と肥料を撒いていた!

 犬を連れて畑の真ん中の一本道を歩いていたら、空の低いところに小さな黒いものが浮かんでいました。
 
 風が無い穏やかな晴天です。ちょうど逆光になってしまって黒いシルエットにしか見えませんが、鳥にしては動きが遅い気がしました。

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 何だろうかなぁ?...目を細めて眺めていたら、地上3メートルぐらいの高さをツツツと横移動したかと見る間に、やおら霧のような白いガスを畑に向かって撒き始めました。

 ドローンでした。

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 じつは私たちもオモチャのドローンは持っていて、時々、畑の上を飛ばしたりして遊んでいますが、農業用のプロ仕様のドローンを見るのはこれが初めて。

 ほとんど無音で空中を横滑りしていきます。

 気がつくと、かたわらを30代の男性がコントローラーを持ってゆっくり歩いていきました。

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 ドローンは平行四辺形のややイレギュラーな形をした畑の上を行きつ戻りつして満遍なく霧を撒き、やがて路肩に静かに着地しました。

「カッコいいですね!写真撮ってもいいですか?」

 思わず犬のリードを家族に預けて男性に走り寄ると、

「どうぞどうぞ」

 コントローラーを本体の脇に並べてくれました。

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「何を撒いていたんですか?」
「殺虫剤と、葉っぱから吸収される肥料を混ぜた液ですよ」
「一遍に撒けちゃうんですか?」
「そうなんです。手間が省けて助かります」

 見ればこのドローン、4本のステイが外に向かってYの字に枝分かれしていて、それぞれの先にプロペラが1つずつ付いています。合計8個のプロペラで飛ぶんですね。

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 全長は1.5メートルぐらい。高さは60センチあまり。ボディのお腹の下にタンクが付いていて、そこに入れた薬剤や肥料を地面に向かって吹き出す仕組みになっています。

 コントローラーの画面には(光が当たって写真ではわかりませんが)、航跡というんでしょうか、今まで飛行したコースが一筆書きの線で残っていました。

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「失礼ですけど、レンタルですか?」
「いえ、買いました」
「高いんでしょうねぇ」
「新品で買った当時は240万円ぐらいしましたけど、後継機種が出たんで今は随分安くなって140万円ぐらいですよ」
「うわっ!軽自動車が買えちゃいますね!」
「ええ、ちょうどそんなもんですかね」

 う~む、果たして元が取れるのか老婆心ながら心配になりますが、最先端のハイテク農具を見せていただき感激しきりでした。

 家に帰って調べてみたら、どうやらDJIという中国メーカーの「AGRAS MG-1」という農業用ドローンらしく、同社のサイトには、

液体の農薬、肥料および除草剤の様々な散布を高精度に適正な割合で
おこなうために設計されたオクトコプター

 と紹介されていました。

 じつはこのDJI社製の民生用ドローン、全世界のシェアのじつに7割を占める業界のデファクト・スタンダードだそうです。

 2015年にホワイトハウスに侵入したのも、同じ年、日本の首相官邸に墜落したのもDJI社製のドローン。

 そして現在、ウクライナ軍が市民所有の民生用ドローンを活用してロシア軍の動きを偵察し防御に役立てていますが、その大半もDJI社製と言われています(最近になってウクライナ政府は、防衛上の懸念からDJI製ドローンの利用中止勧告を出しましたが)。

 地球の反対側では市民の抵抗のツール。同じものがここ安曇野では畑の農薬・肥料の散布マシーンです。

 もちろん、こっちのほうが本来の使い方なんですが…

 ウクライナの肥沃な小麦畑に、このドローンが肥料を撒く日が一刻も早く訪れますように。そう願わずにいられません。


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庭に怪しいキノコがニョキニョキ。もしや高級食材?

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 毎年5月になると、庭の半日陰になっている地面にヘンテコなキノコが生えてきます。

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 全体にシメジ色をしていて頭でっかち。脳ミソかトリッパ(ハチノス)のような傘が結構グロテスクです。

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 我が家では「脳ミソ毒キノコ」と呼んで、見つけると踏み潰していたのですが、ある日、家族が「アミガサタケという高級食材のキノコに似ている気がする」と言い出しました。

 えっ、高級食材? いやいや、まさかね。おいしいキノコには必ずそっくりな毒キノコがあるって言うじゃないの。ニセモノだよ、ニセモノ...

 そんな議論を交わしていましたが一向に埒が明かないので、写真に撮って山野草に詳しい地元の知り合いに送ってみると...

「アミガサタケよ、これは! 中が中空になっているでしょ」

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 たしかに空洞です。傘の内部が空洞なのがホンモノの証拠なんだそうです。

 少しマジになって調べてみたら、アミガサタケはヨーロッパでは美味で香り高い高級食材として珍重されているんだとか。

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 フランス語ではモレル、イタリア語でモルケッタ、英語ではモリーユ。フレンチやイタリアンに欠かせない食材だそうです。

 ちなみに楽天でチェックすると、乾燥したアミガサダケが500グラム3万2400円!で販売されていました。

 たった500グラムで3万円超とは!「脳ミソ毒キノコ」どころか脳ミソ爆発モンの高級品じゃないの!!

 翌朝、知人二人がやってきて針葉樹の足元に生えたアミガサダケ?をウキウキと摘んでいきました。

 私たちも少し採取しましたが、やっぱり中毒が怖くてザルに盛ったまましばらく台所に放置。

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 昼過ぎに知人の一人から「お昼に食べた!」と連絡が入り、毒見完了ということでようやく食指が動いた次第です。

 ただこのアミガサダケ、やはり多少の毒があるようで生食は禁物。レシピ本には「10分間しっかり茹でるように」と書いてあります。

 そこでグラグラ煮え立った熱湯で10分強、茹でてからクリーム仕立てのパスタの具にしてみました。

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 おっかなびっくり口に運ぶと...ふうむ、しっかり噛みごたえがあってキノコっぽくありません。非常に柔らかな牛肉のような食感です。

 香りについては、じつはあまり感じませんでした。おいしいと言えばおいしいかな、という感じ。珍味の部類でしょうか。

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カーポートの屋根に張ったシートが真っ二つに!

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 去年、屋根のプラスチックが割れて雨漏りしていたカーポートに、銀色のブルーシート(銀色をしたブルーシート素材の合成素材シート)を張り巡らして、雨露をしのいでいました。

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 材料費5800円で屋根の補修ができたと喜んでいたんですが、春の嵐が吹き荒れた次の日、様子を見に行くと、ありゃりゃ。

 シルバーシートが真っ二つに裂けてしまって、カーポートの梁から無惨に垂れ下がっていました。

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 断面はカッターで一直線に切ったよう。シートがズリ落ちて穴の開いた天井から青空がのぞいていました。

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 丈夫なイメージしかないブルーシートですが、風に煽られただけでこんなふうに破れてしまうんですね。

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 安く修繕できたと思っていましたが、1年ともたないのではコスパがよろしくありません。やっぱりプロに屋根を葺き替えてもらうしかなさそうです。

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キジの鳴き声は「ケーン」というより悲鳴に近い?

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 里の家を縄張りにしているオスのキジが、早朝から大声で鳴いています。

 一般にキジは「ケーン、ケーン」と鳴くことになっていますが、間近で聞くその声は「ケーン、ケーン」なんて可愛らしいものじゃありません。

 あえてオノマトペ的に表現するなら「ギュウェン、ギュウェン!!」てなところでしょうか。

 首を絞められたニワトリの悲鳴と言ったほうが近いと思います。

 とにかく大音量で、腹の底(というより喉の奥)から絞り出すように放出される相当おかしな掠(かす)れ声。朝っぱらから鳴かれると、寝覚めが悪いったらありゃしません。

 とは言うものの愛すべき我が家の住人(じゃなかった住鳥)ですので、付かず離れず付き合うことにしています。

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 今朝も庭の外れに居座って、あたりを睥睨(へいげい)しているオスに出くわしました。

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 見ればハート型の顔が真っ赤。繁殖期に入った印です。

 しばらくあたりを見回していましたが、突然、飛び立つように体を低くして翼を広げたと思ったら、

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「ギュウェン、ギュウェン!!」

 声を限りに叫びました。まさに雄叫び。

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 二声(ふたこえ)鳴くと、何事もなかったように翼を閉じてあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。

 メスの姿を探しているのでしょう。

 かなり騒々しくてはた迷惑な求愛活動です。ただ、見た目も行動も派手ですが、憎めないヤツではあります。

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タンポポのさんぽみち

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 タンポポが敷物のように咲き広がった散歩道を、ヨークシャーテリアが我が物顔で歩いていきます。

 花を踏んづけ踏んづけ、轍(わだち)と轍の間に伸びるグリーンベルトをずんずん進んでいきます。

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 この辺のタンポポは茎が短く、地面からほんの数センチのところに草に埋もれるようにして咲いているんですね。

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 だからヨーキーの短い足でも簡単に踏み越えられるというわけ。

 都会の道端なんかで見かけるタンポポに比べると全体にちんまりとしていて、どこかか弱い印象です。

 きっと在来種(日本タンポポ)なんだろうなと思い、一輪手折って花の裏側を調べてみました。

 付け根の緑色の部分(総苞片:そうほうへん)がペラペラと反り返っています。

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 在来種は総苞片がギュッと閉じているので...残念ながら西洋タンポポでした。

 安曇野の春は朝晩が寒く、成長が遅れて背が伸びないのかもしれません。

 ふとヨーキーが急ブレーキをかけて立ち止まりました。鼻を鳴らし、怪訝そうに足元のタンポポを見つめています。

 背中越しにのぞいたら、ミツバチが数匹集まり、明るい羽音を響かせて蜜集めの最中でした。

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「ちょっかい出したらダメだよ!」

 と言うより早く、ヨーキーはミツバチを毛散らかして走り出しました。

 犬にとっては花より団子、じゃなかった花より散歩なんですね。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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