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豊作過ぎるブルーベリー。マフィンにしたらおいしかった!

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 今年、ブルーベリー畑の防鳥ネットを拡張したのが功を奏して、野鳥につまみ食いされる実の量が格段に減りました。

 それはそれで良かったのですが、今度は別の問題が…。

 豊作過ぎて、ちょっと食べきれないほどの量が採れてしまうんです。

 朝昼晩、せっせと口に放り込み、ジャムを拵え、ご近所にお裾分けしたり知人友人に配ったりしても、後から後から熟した実がたわわに実ります。

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 余った実は冷凍保存していますが、それでもなお、日々、新鮮なブルーベリーが続々と完熟してしまいます。

 さて困った。他に使い途はないものかしら…そう思い手許の本をあれこれ調べていたら、「牛乳を使わずに米油やオリーブオイルで作るブルーベリーマフィン」という一風変わったレシピを発見しました。

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 シンプルな材料でごく簡単にできそうなので、さっそくネットでマフィン用の型を注文。届いた日に即、作ってみました。

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 クッキングの目的はブルーベリーの有効活用ですから、レシピの倍の実を投入してオーブンで焼くこと25分。

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 できたてのマフィンです。一噛みすると、これはうまい!ブルーベリーがほぼ生のままトロリと舌にまとわりついて、マフィンのパサッ、シトッとした食感と妙に合うんですね。

 砂糖の分量を控えめにしたせいか、パンの代わりにもなります。

 本にはいっぱい作って冷凍しておくといい、と書いてあったので、私たちもいっそ1年分のマフィンを焼いてしまおうかな、などと考えています。

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残念な名前の雑草シリーズ:ヘクソカズラにワルナスビ!

 庭仕事や畑仕事の大敵といえば雑草です。

 抜いたそばから、あざ笑うかのようにいけしゃあしゃあと生えてきて、私たちを果てしのない除草作業に駆り立てる目障りなやつら。

 そのせいでしょうか、特に駆除が困難な“A級戦犯”の雑草たちには、昔からかなり酷い名前が付いています。

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 たとえば、こちらのツル草。生け垣などに群がるように繁茂して、夏に白い小花を咲かせます。

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 元からある木立をグチャグチャに緊縛して生長するので、見つけたら茎を切断してグルグル巻きのツルを解かなければいけません。

 ところが一見ひ弱な茎が、じつはすこぶる強靱で、力いっぱい引っ張っても切れやしません。

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 おまけに傷つけるとミョ~な悪臭を放つんですね。

 そこで付いた名前がヘクソカズラ。漢字で書くと屁糞葛

 昔の人も、このツル草には煮え湯を飲まされてきたのでしょう。

 一方、隣の休耕地を一面に覆っているこちらの草。薄紫の星形の花が咲いています。

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 花の形がナスに似ているので、あれ、ナス畑かな?…と思ってよく観察すると、葉っぱの形が全然違います。

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 こちらが本物のナスビの花。たしかに似ていますが、本物は紫色がずっと濃く、葉が丸くて大きいんですね。

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 で、このなんちゃってナスビ、秋にはプチトマトに似た実を付けます。

 ところが、その実は猛毒ソラニンを含んでいるため、うっかり食べるとえらいことに。

 紛らわしくて危ない植物なので、英語では「悪魔のリンゴ」と言われるそうですが、日本ではズバリ、ワルナスビ。漢字で書くと悪茄子

 ヘクソカズラにワルナスビ…どちらもあんまりな名前ですけど、人間にとってはただただ厄介な存在です。

 私たちも「くそ~またこいつらが…」とぼやきながら、毎日、ヘクソなワルたちと格闘しています。


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おらが町にワイナリー誕生!「ドメーヌ弘樹」に行ってきました

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 私たちの古民家がある池田町は、近年、ワイン用のブドウ産地として全国的に注目されています。

 ちょうど10年前、サッポロビールが桑畑の跡地を町と共同開発し、自社畑としてブドウの苗を育て始めました。

 そのブドウで醸造されたワインが「グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード」のブランド名で販売されると、国内外の賞をつぎつぎに獲得。池田町は高級ワインの原産地としてワイン愛好家に知られるようになりました。

 「グランポレール 安曇野池田ヴィンヤード」は安いものでも5000円以上します。ちょい飲みには贅沢過ぎるので、我が家ではふるさと納税の景品として年に一度、手に入れて、ハレの日にありがたく賞味することにしています。

 そんな良質のブドウ畑が山の南西斜面に点在する池田町ですが、これまで収穫されたブドウは他所に運ばれてワインに加工されていました。というのも、地元にワイナリーがなかったからです。

 要は単なるブドウの産地に過ぎなかったわけで、残念ながら観光資源にはなりそこねていたんですね。

 ところが今年7月、大手メーカーの契約農家として11年前からブドウの栽培を手がけてきた横山弘樹さんという元・農協の営農技術員の方が、池田町初の本格的なワイナリー「ドメーヌ弘樹」を自前で建設。今秋からワインの醸造を開始するというニュースが飛び込んできました。

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 これは見に行くっきゃない! というわけで、オープン直後の週末、東山のブドウ畑に囲まれた真新しいワイナリーを訪ねました。

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 木造平屋約250平方メートルの建物は、手前が売店、奥が醸造室になっています。

 売店では、今のところ自家醸造したワインがないため、自社の畑で収穫したブドウを近郊のワイナリーに委託して醸造したものをテイスティング&販売しています。

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 私たちは「DOMAINE HIROKI カベルネ・ソーヴィニヨン 2019」と「高瀬川メルロー 樽熟成2018」を30ccずつテイスティング。

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 やわらかくて丸みを帯びたメルロー100%の「高瀬川~」(2700円)が美味しく、お土産に1本、買わせていただきました。

 ちなみにこのワインは、安曇野の真ん中を流れる高瀬川のほとりの畑で獲れたブドウを、安曇野市にある安曇野ワイナリーに委託して作ったものだそうです。

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 試飲後、工場を特別に内覧させてただきました。

 イタリア製の発酵用ステンレスタンクがずらり17基並んだ醸造室は、稼働前だけあってピッカピカ。タンクは大中小の3サイズあります。ブドウの種類と収穫量に応じてタンクを使い分けるのだそうです。

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 こちらはホワイトオークでできた新品のワイン樽。1樽でおよそボトル300本分のワインを寝かすことができます。

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 高級ワインはこの樽に詰め、毎日テイスティングしながら味が整ったところで取り出してビン詰めします。

 樽のお値段は15~20万円で、使い回しは最大5回が限界だそうです。

 ビニールを被ったこの機械はビン詰め機

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 そしてこれがコルク栓をビンに押し込む装置。大手のワインメーカーでは全自動の流れ作業で行いますが、こちらでは1本1本、手作業で詰めていくそうです。

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 来春には白が、来年秋には赤が完成予定で、年間1万3500~1万5000本の生産をめざすとのこと。

 ブドウの栽培から醸造、販売までを社長以下4人でスタートする「ドメーヌ弘樹」。安曇野に新しい観光名所が誕生しました。

 来年の1号ワインのテイスティングが今から待ち切れません!

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【ドメーヌ弘樹】
営業時間:土日・祝日の10~17時




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今年も箱買い!ジャム保存用のビンとフタ

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 先日、グーズベリーとオレンジのミックスジャムについて書きましたが、ジャム作りに励めば励むほど足りなくなるのが保存用のビンです。

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 できたてのジャムをビン詰めにして湯煎→脱気して長期保存するには、簡単に割れたりしない、厚みのあるガラスビンを常備しておかなければいけません。

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 市販のジャムが入っているビンは、再利用しようにもヤワ過ぎて脱気中にヒビ割れたりします。

 フタも、女性が軽く一ひねりすれば開くように軽くできているので、ギュッと固く閉めたつもりでも内部の真空状態が保てないんですね。

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 分厚いビンと深々とねじ込むタイプの金属フタ--床に落としてもちょっとやそっとじゃ割れない、かなりゴツイ容れ物が必要なんです。

 その辺のニーズをよくわかっているのが、地元のホームセンターや農協の直売所。

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 この季節、ご覧のビンとフタを店先の平台に並べて大々的に販売しています。

 今年も大人買いと申しましょうか、4ダース入りのビン1箱と10個入りのフタ7袋をまとめて購入しました。

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 お値段は1ビン48円、フタ16円。スーパーのレジ袋が5円10円する時代ですから、むしろ安いように感じます。

 とりあえずケース箱とフタ70個をクルマに積んで帰りましたが、それでも今年はブルーベリーが豊作過ぎてすぐに足りなくなりそう。

 なんだかジャム屋さんになったみたいです。

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加工は面倒。だけどおいしいグーズベリーのジャム!

 里の庭のベリー類がつぎつぎに実を付けています。

 レッドカラントブラックカラント。どちらもジャムにするとおいしい実です。

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 今年はラズベリーも少し収穫できました。

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 そしてこちらがグーズベリー。最初は透明な黄緑色をしていますが、熟れてくるにつれだんだん葡萄色に変わります。

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 青いうちは酸味が強く、他のベリーをジャムに加工する際に適量混ぜると味が引き締まります。我が家ではレモンの代用品として重宝しています。

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 一方、熟した実は生で食べることができますが、ブルーベリーに比べると風味が乏しく、なんだかボンヤリした味です。

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 去年もグーズベリー単体でジャムを作ってみましたが、パッとしないと言いましょうか、目隠しして食べたら何のジャムだがさっぱりわからないだろうな、と思います。

 そんなグーズベリーが今年もたくさん採れてしまいました。

 「しまいました」と言うのにはわけがあって、じつはこの実、加工のプロセスが面倒なんですね。

 ご覧のとおり片側に果柄(かへい)とか果梗(かこう)と呼ばれるがあり、反対側に花の跡が付いています。

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 枝から実を手摘みすると、かならずこの2つが対角線上にくっついて来るんです。軸はともかく、普通、花の跡は実が成熟するにつれて自然に落ちてしまうものですが、なぜかグーズベリーの場合、収穫後もしっかり実にへばりついたまま。

 実を食べるには、この二つの突起物を指で挟んでプチプチ抜き取らなければいけないんです。

 カゴに盛ったグーズベリーの実を一粒ずつプチプチやっていると、そのうち指先がしびれてきます。特に花の跡は小さく、爪と爪の間に挟み込むようにして指先に力を入れ、キュッと引き抜かないといけません。

 大しておいしくないわりに手間だけはかかるので、採ったはいいがそのまんま放置…てなこともしばしばです。

 そんな厄介者のグーズベリーを、見違えるほどおいしく大変身させるレシピがあると聞いて、おっかなびっくり試してみました。

 グーズベリーとオレンジのミックスジャムです。

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 庭で採れたグーズベリーの実1.3キロを2時間ほど砂糖漬けにしてから、オレンジ2個の皮を摺り下ろし、搾った果汁とともに混ぜ合わせます。

 ホワイトキュラソーを少々垂らして香り付け。

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 あとは鍋でコトコト加熱するだけ。ほどよくトロみが出てきたところで火を止めてできあがり。

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 十分冷まして味見すると…なんと!マーマレードより酸味と甘味が強い、絶品のジャムができあがりました。

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 青い実と熟した実の両方で作ってみたところ、若いほうはオレンジの色が強く出て、熟したほうはグーズベリー本来の色に仕上がりました。

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 でも味にはそれほど差がありません。どちらも、オレンジとグーズベリーのバランスが絶妙にとれた、至福のハイブリッド・ジャムです。

 こんな素敵なご褒美にありつけるんだったら、軸と花の跡をプチプチするぐらい、どおってことありません。明日もがんばるぞ。


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バラの元気の秘密は<馬糞>だった?

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 里の家の庭にバラを植えて3年が経ちました。

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 毎年、少しずつ苗を足していくうちに、気づいたら40種類ぐらいに増えていたのにはびっくり。

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 ただ、まだ木が若いうえにムダに庭が広いせいか、いつ見てもバラがところどころにパラパラ咲いているといった印象…なんですが、それぞれのバラたちは立ち枯れることもなく、毎年、確実に生長しています。

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 特に今年は花付きがよく、雨上がりの黄昏時に庭を歩くと、濃厚な甘い香りが漂ってきて思わずクラクラっとくることがあります。

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 じつは我が家のバラが安曇野の冬の寒さに負けず、病害虫に強く育っているのには理由があるんですね。

 それは<馬糞>。いえ、正確には馬糞から作った堆肥のおかげなんです。

 去年の1月に、あづみの乗馬苑という会員制の乗馬クラブにお邪魔して、堆肥にした馬糞を5袋頂いたのが始まりでした。

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 それをバラの木の周りに少しずつ敷いて冬を越させたところ、春の芽吹きから活力に満ちていて、文字どおりスクスク育ってくれたんです。

 後で調べたら、バラの根元を馬糞堆肥でマルチングすると、栄養が少しずつ地中に染み込んで根に達し、滋養強壮になるんだとか。

 園芸専門店で馬糞堆肥を買うと結構なお値段がしますが、あづみの乗馬苑さんはこの“お宝”を無料で分けてくださるんですね。

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 先日も、空になった肥料や土の紙袋を持参して、堆肥になりかけの熟成途上の馬糞をたっぷり詰め込ませていただきました。

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 写真の大型コンポストで発酵させているので、全然、臭くありません。どころか、ちょっとミルキーな良いニオイさえします。

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 半年ほど寝かすとさらに熟成が進むそうで、倉庫にしばらく置いてから冬が来る前に撒こうと思います。

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野良作業の救世主!運搬用クローラはえらい!

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 畑の石や薪運びのために、キャタピラー状の“足”というかゴム製の帯の付いた運搬用クローラを購入して3ヶ月。いやぁ、便利なんですね、これが。

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 どんな凸凹だろうがグチャグチャの悪路だろうが、お構いなしにズンズン進んでくれます。

 操作も簡単で、エンジンをかけて走行レバーを前進/後退のどちらかに入れ、クラッチをつなぐだけ。

 あとはアクセルレバーを高低させて速度を調整します。

 自動車と同じガソリンエンジンを積んでいますが、半クラッチにしてすこしずつギアをつないでいく...みたいなデリケートな操作は一切必要ありません。

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 アクセルをアイドリング状態に戻してクラッチレバーをバン!と入れれば、ガクンという軽く身震いとともにすぐに動き出します。

 一応、ギアはハイとローの二段変速になっています。空荷で移動する時には、ギアをハイに入れてフルスロットルで運転すると、ちょうど早足で歩くぐらいのスピードになります。

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 畑から掘り起こした石をはじめ薪、剪定した庭木の枝、畑から出た支柱などの廃材、そしてガーデニング用の土...荷台にてんこ盛りにしても、ものすごいトルクで路面を踏みしめて運んでくれます。

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 面白いのは、ハンドルというか持ち手のバーの左右に付いているレバー。これ、どう見たって自転車のブレーキレバーですけど、取説にはサイドクラッチレバーと書いてあります。じつはグッと握ると左右それぞれのクローラの動きが止まって、そちらの方向へ車体が曲がるんです。

 機能としてはクルマのステアリングみたいな役割なんですね。こいつをちょこちょこ切ったりつないだりすることで、縦横無尽に移動します。

 土砂などの積み荷を降ろす際には、荷台を斜めに持ち上げて(ダンプさせて)、つっかえ棒で固定。荷台の縁(「あおり」と言うんでしょうか)がスライド式になっているので、固定ボルトを緩めてあおりを広げ、できた隙間からザザッと地面に掻き出したりもできます。

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 いやぁ、助かります。足腰を痛めずにどんなに重いものだって楽々、運べちゃうんですから。

 これは野良仕事の救世主?かもしれません。


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激安防草シートを敷き詰めてみた

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 薪置き場の隅に幅1メートル、全長12メートルあまりのデッドスペースがあります。

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 屋根付きの小屋のすぐ外側にあたる場所で、玉切りにした生木を露天で1年間、乾かすために組んだ木製のログと小屋に挟まれた、文字どおり使い途のない空間です。

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 毎年、ここにありとあらゆる雑草がすさまじい勢いで繁茂します。

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 除草剤を撒けばきれいに管理できるんでしょうが、どうも体に悪い気がして散布に躊躇しています。

 するとススキやらノイバラやら桑やらギシギシやらが、ここぞとばかり生を謳歌するからたまりません。

 放っておくと得体の知れない草木の蔓や葉が団子状になって、たちまち3メートルぐらいの高さまで伸びきってしまいます。

 西日がガンガン当たるせいか、草刈り機でどんなに刈り詰めても、刈ったそばから息を吹き返して伸びてくるんです。

 夏が来る前に何とかしなければ…と思っていたら、地元のダイソーで売っていたんですね、激安の防草シートが。

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 ご存じない方のために説明しますと、防草シートというのは地面に敷き詰めて太陽光を遮断し、雑草を生やさないようにする耐久シートのこと。

 農業用品店や園芸ショップ、ホームセンターなどで売っていますが、これが結構お高いんです。

 ただの黒いビニールシートのくせに何でこんなにするんだ?…思わずプライスカードに毒づいてしまうお値段だったりします。

 機能としては「雑草を生やさなくする」だけなのに、ちょっとなぁ…という微妙なプライスなんですね。

 ところが。ダイソーの防草シートときたら、1m×5mのサイズで300円。これって、Amazonのバーゲン価格と比較しても半値以下です。

 安い!咄嗟に3袋を買い、さっそく持ち帰って使ってみることにしました。

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 まず、問題のデッドスペースの雑草を念入りに刈って、黒いシートを広げます。

 地面に並べただけでは風に飛ばされてしまうので、ペグで固定しなくてはいけません。
 物置を探したら、何に使うのかわからない謎のピンク色のペグらしきもの(農具?)が多数見つかったので、それを使うことにしました。

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 50~60センチ間隔で、シートの四隅と真ん中にピンクのピンを差し込んでいきます。

 シートの端と端はたっぷり30センチほど重ね合わせて固定しました。

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 30分ほどで作業完了。3枚目のシートは少し余ったのでハサミで裁ち落として長さを調整しました。

 こちらが完成したところ。ちょうど隙間にぴったりサイズで良い感じに仕上がりました。

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 製品のパッケージには、耐用年数2~3年と書いてありました。安物ですから寿命はそんなものでしょうが、たぶん、5年ぐらいは持つんじゃないかと期待しています。その間、雑草に悩まされないんだったら儲けものです。

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爆音トラクターのためにイヤーマフを購入

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 先日、老トラクターのマフラーが根元から折れ、強烈なエンジン音がダダ漏れになっててしまったことを書きました(→老体トラクターのマフラーがポキリ!)。

 トラクターの構造上、運転席と排気口が近いため両耳がもろに爆音に曝されっぱなしになります。

 畑を耕しただけで、ヘビメタのライヴを2~3会場ハシゴしたような状態に。おかげで立派な急性騒音性難聴?になってしまいました。

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 これはまずい…ということで、急ぎ購入したのがこちらの「防音イヤーマフ」(1780円)。

 工事現場のオジサンが使っているような、ヘッドフォンタイプの耳当てです。

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 さっそく使ってみました。

 耳に当てた印象は「意外に軽いかも」。外耳が締め付けられるような窮屈感はありません。

 首を前後左右に振ってみましたが、やはりそこはプロ仕様だけあってズレたりヨレたりはしません。追従性は十分です。

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 防音を謳っていますが、不思議なことに近くにいる人と普通に会話もできます。本当にこれでトラクターのエンジン音が低減するのかしら?…と不安になるぐらいです。

 ならば試してみようということでエンジンをかけ、畑に出てみました。

 フルスロットルで耕すと...なるほど!たしかにうるさくありません。マフラーが折れる前と同程度か、かえって静かなくらいです。


 これは使える。そう思って後で外箱に書いてある製品仕様に目を通しました。

遮音値:NNR 28dB / SNR 34dB


 遮音値の意味がわからなかったのでネットで調べると、モノタロウのホームページにわかりやすい解説が載っていました。

 NNRとは「ノイズ・リダクション・レイティング」という騒音の減衰を表す指数で、日本やアメリカではこの値が使われているそうです。一方SNRはEUで採用されている類似の指標です。

 今回の防音イヤーマフの遮音値は28dBですから、これを装着すると外界の騒音値から28dBを差し引いた騒音が耳に入ってくる計算になります。

 モノタロウのサイトに主な騒音値の表が載っていました。最強のノイズは、ライヴの104dBや、はつり作業の109dB。

 仮に我が家のオンボロトラクターの爆音をライヴ相当に見立てると、

 104dB - 28dB = 76dB

 となって、これはドライヤーが出す音とほぼ同じぐらいにあたります。

 ま、ドライヤーのノイズなら我慢できるレベル。ひとまず、大事な耳のプロテクトにはなってくれそうです。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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