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安曇野の庭に<安曇野>が咲きました!

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 昨年の夏。オープンガーデンでお邪魔したお宅の庭先に咲き乱れていた小さなピンク色の一重のバラ。

 叶姉妹(古い!)のようなどぎつい改良種が多いバラ業界にあって、和風といいましょうか、楚々とした佇まいに私たちは心惹かれました。

 その名も<安曇野>という国産のバラです。お庭のご主人の好意で小枝を10本ほどカットさせていただき、赤玉土に挿して苗に育てました。

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 秋になって庭のあちこちに植えてみたら、耐寒性に優れているとの噂どおり枯れることなく冬を越してくれました。

 そして数日前。いちばん日当たりの良い場所に植えた1本が最初の花を咲かせたんです。

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 背丈は地面から20センチあまり。横の広がりがようやく30センチぐらいに達したでしょうか。よちよち歩きの子供ぐらいのミニサイズです。

 にもかかわらず、ちゃ~んと開花してくれました。

 先端が濃いピンク色の花びらは、付け根に向かうにつれ白く色が抜けていきます。

 花の内部には濃厚な黄色のおしべが密集していて、ピンクと白、黄のコントラストが鮮やかです。

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 まだ香りはしませんが、たった1年でここまで育つとは。さすが安曇野という名前だけあって、この土地にぴったりの品種なのでしょう。

 大きく育ってくれるのが楽しみです。


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虫食い小梅で梅酒作り

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 カミキリムシに根っこを食われて立ち枯れた梅の木から、一昨年、痩せた蘖(ひこばえ)が生えてきました。

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 去年、その蘖に小花がポツポツと咲き、驚いたことに小さな青梅がなりました。

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 今年も4月の初めに開花して、ちょうど梅雨に合わせたように小梅が実ったんですね。
 ありがたく収穫しました。

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 でも、実の表面は虫に食われてあばた模様。まず売り物にはならない不良品です。

 表面に傷が付いたり、虫食いの実は果実酒にすると濁ってよろしくないという話を聞いたことがありますが、私たちはお構いなしに梅酒の材料に使います。

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 水に2時間ほど漬け置いてアク抜き。その後、爪楊枝でヘタを外していきます。

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 天日で表面をよく乾かして準備完了。

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 520グラム採れた実に240グラムの氷砂糖を用意し、ホワイトリカー0.9リットルを加えて漬けました。

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 ちなみに、こちらがちょうど1年前に作った同じ梅の木の梅酒です。

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 まだ色が浅いですね。あと2、3年寝かすとおいしくなりそうです。


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オベリスクのツルバラが開花しました

 5月下旬に里の庭にオベリスクを組み立てて、去年植えたツルバラをヒモで誘引しました(→ツルバラのためにオベリスクを組み立てる

 当初、枝に小さな葉っぱをチョロチョロまとっただけの、見るからにひ弱そうなバラでしたが、その後、順調に生育してオベリスクのてっぺん下あたりまでツルを伸ばしてきました。

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 そして梅雨に入る少し前から、つぎつぎに花が咲き始めたんですね。

 生長の速さにはびっくり。

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 しかもこのツルバラ、咲き始めは鮮やかな黄色ですが、満開になると花弁の色素がすこしずつ抜けてピンク色に変わります。

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 時間の経過とともに今度は花の中心から花びらの先端に向かってピンク色が抜けていき、クリームの花に変化して終わります。

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 1株なのにイエロー、ピンク、クリームと3色の花が同時に付く、なかなかお得な品種です。

 名前は「サハラ'98」。てっきりサハラ砂漠で1998年に作出された品種だと思っていましたが、調べたらドイツのタンタウという園芸会社が1996年に育種したんだそうです。紛らわしいなぁ。

 それはともかく、バランスの取れた強健多花性種で、しかも四季咲き。寒冷地でも素人に育てやすい、という売り文句を信じて植えたのが正解でした。

 来年にはオベリスクを緑で覆い尽くして、華麗な花をまとってくれるかな?

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何だ、この穴は? 古民家に不穏なトンネル発見

 コロナの外出自粛でしばらく留守にしている間に、古民家は雑草にまみれ、空き家同然の茫々たる姿に変わってしまいました。

 いかんいかん、すぐに手入れしなくちゃ…少し焦って草刈り機を振り回し、徹底的に雑草を刈り進めました。

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 滴る汗を拭いながら、ふと濡れ縁の下に目をやると、おや? きれいに並べて積んであったはずの材木が1枚、斜めにめくれ上がっているではありませんか。

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 不審に思ってずれた材木を戻そうと持ち上げてみたところ、板の下に直径30センチほどのがぽっかり開いています。

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 以前は平らな地面でした。こんな大きな穴、いつの間に開いたんでしょうか?

 竹林から若竹を1本、切り出してきて葉を落とし、穴の奥へ差し込んでみました。

 スルスルスル…家の奥のほうに向かって吸い込まれるように入っていきます。

 もしやこれは、タヌキハクビシンの通り道じゃないの??

 う~む、怪しい。ケモノがここから出入りしているに違いありません。

 今度は家の中を捜索しました。

 和室、納戸、リビング、ダイニング、トイレ、風呂…ひととおり見て回ったんですが、野生動物が歩いた痕跡はどこにも残っていません。

 念のため天井裏も調べました。見つかったのはヘビの抜け殻だけ。

 ヘンだなぁ。絶対、何かが家の中に侵入しているはずなんだけど…そう思って土間の中央に立ち、さらに念入りに周囲を見回しました。すると…おやおや?

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 土間が上がりがまちに接する角あたりが、何やら黒々としています。古民家は昼なお薄暗いので目を凝らしてじっと眺めるうちに、その黒々としたものが穴ボコだということに気づきました。

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 開口部は差し渡し30センチ近くもあるでしょうか。以前から角のあたりが少し崩れて、空気孔ほどの小さな隙間ができていたのですが、知らぬ間にそれが拡大して小動物が出入りできるほどの大穴に成長していました。

 一体どいつの仕業でしょうか? 残念ながらシッポを掴むことはできませんでしたが、縁の下から土間に続く新しい<けものみち>ができてしまったことは間違いありません。

 この際、定点カメラを仕掛けてみようかな、と思います。


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コロナのせいでタケノコが猛威を振るう!

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 里の家で外出自粛をしていたせいで、しばらく古民家がお留守になっていました。

 緊急事態宣言が解除になり数週間ぶりに訪れると、うわっ!庭一面に破竹がニョキニョキニョキ!

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 まさに破竹の勢い。放置していたら庭全体が竹林になってしまいそうです。

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 慌ててノコギリを持ち出し、根元からバサリバサリと刈っていきました。

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 青竹の一歩手前まで伸びたものは捨てるしかありませんが、食用に残したタケノコだけでも優に40本を超えました。

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 さっそく皮を剥き、水を張ったに放り込んで沸騰するのを待つことに。

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 鍋の湯がぐつぐつ煮え立ってきたら落とし蓋をして20分。

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 下処理を終えた破竹のタケノコです。つるつるした表面が、見るからにおいしそう。

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 そのまま一晩、水に浸け置き、翌日、青椒肉絲に調理してみました。

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 一口頬張ると...おお、口の中で溶け出すような柔らかさ!

 コロナの思いがけない副産物?に、思わず笑みがこぼれました。


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田舎暮らしには冷凍庫…やっぱりこれは便利だ!

 緊急事態宣言で外出自粛を続けているうちに、だんだん食料品のストックがなくなっていきました。

 スーパーへ出かけるのも億劫だし、去年の秋に仕込んだ保存食もそろそろ底をついてきたし。

 こういうご時世には、食料をまとめ買いしてどーんと冷凍保存しておくのが良いのでしょうが、冷蔵庫の冷凍室はすでに満杯。そもそも、冷凍食品をふんだんに詰め込むだけの容量もありません。

 そこで思い出したのが、友人の家で見た冷凍庫です。

 四角い白い箱型で上ブタが蝶番でパカッと開く、アイスクリームのショーケースのような格好をしていました。

 200リットルと大容量で、袋に入ったカチンカチンの野菜や肉が縁まで詰め込んでありました。

「下のほうに入っている物は取りにくいけど、まあ、ガサゴソやっているうちに見つかるから問題ないよ」

 と友人。気になる電気代については、

「調べたことないけど、月数百円ってレベルじゃないかな。電気代がかかるって感じはしないけど」

 とのことでした。

 そうか、やっぱり冷凍庫が便利か...と思って調べてみると意外にリーズナブルなお値段なんですね。

 友人宅にあった200リットルクラスの製品で、4万円ほど。

 ただ、アイスクリームのショーケース型は、整理整頓が苦手な私たちが使うと中身がわからなくなってしまいそう。

 やっぱり普通の冷蔵庫みたいな棚割りがあったほうが使い勝手が良いでしょう。

 そう思って探しているうちに、ALLEGiA(アレジア) という中国メーカーの107リットル縦置き冷凍庫が見つかりました。

 前開きで4段の引き出しタイプと書いてあります。霜取り不要で年間電力消費量は約8,775円。1kWhあたり27円として計算すると、月額およそ730円ぐらいでしょうか。

 お値段は3万9800円。

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 よし、これだ!と思ってポチすると、翌々日に送料無料で届きました。

 里の家の母屋には置き場がないので、離れの作業場に設置。

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 前開きの扉を開くと4段の棚にプラスチックの引き出し式バスケットが入っていて、食料品を小分けして格納できるのが便利です。

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 視認性も良く、これなら古い食材が冷凍庫の底に埋もれて“永久凍土化”する恐れはなさそうです。

 中国製ということでペナペナしていないか心配でしたが、意外に造作はしっかりしていました。

 嘘か誠か、省エネ基準達成率(2021年度目標)を125.14%クリアしているそうで、環境にも一応、配慮しているみたいです。

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 翌日、業務スーパーに買い出しに出かけました。芽キャベツやらオクラ、肉の塊などの大袋をせっせと買って帰り、詰めてみると、おお、これは良いかも!

 この先、コロナウイルス感染症の第二波、第三波が来ても、在宅でがんばれそうな気がしてきました。

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老体トラクターのマフラーがポキリ!

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 このツチノコのようなモノ、何だかわかりますか?

 トラクターのマフラーです。

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 先日、畑の隅っこのほうを耕していて、うっかりマフラーを柿の木に引っかけてしまいました。

 というのも、我が家の「KUBOTA L3001」はボンネットの横から空に向かって、ご覧のマフラーが垂直に突っ立っているんです。

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 低い枝だとよく先っぽに当たることがあるんですが、今回は少し圧がかかっただけで根元からポッキリ。

 なにしろとんでもなく年季の入ったシロモノですから、腐食していたのでしょう。

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 でも、一旦マフラーが取れてしまうと、エンジン音が爆発的に増幅します。

 当たり前ですよね、マフラーって静音装置なんですから。

 我慢して残りの作業を終えましたが、エンジンを切った後も数時間、耳に水が入ったみたいに聞こえにくくなりました。

 これはまずい。放置しておくと騒音性難聴になっちゃうぞ。

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 さっそく、地元のクボタの営業所に電話で直せないか尋ねてみました。

「え? L3001? それ40年以上も前のトラクターだよ。調べてみるけど部品はないんじゃないかな」

 電話に出たオジサンはすぐ折り返しの連絡をくれましたが、部品の供給はとっくの昔に打ち切り。中古部品の在庫もゼロだと言います。

「待っていればいつか中古部品が出てきますかね?」

「出ない出ない。あの時代のトラクターはみんな海外に流れて行っちゃうんだよ。一旦、海外に出たら、もう二度と戻ってこないからね」

 そういえば、以前、謎のパキスタン人が我が家のガレージの中にKUBOTA L3001を発見して、「15万円で買うよ」と言ってきたことがありました(→「パキスタン人?のバイヤーが、我が家のトラクターを買いにきた」)。こんなポンコツでも海外ではお宝扱いなんですね。

「困ったな。折れたマフラーを溶接してつなぐことはできませんか?」

「無理無理。重みを支えられないから」

「じゃどうすりゃいいんでしょうね?」

「そのまま乗るしかないね」

「マフラー無しで乗り続けて機能的に問題はありませんかね?」

「うるさいだけだよ。近所からクレームが出ないように注意してね」

 親切なんだか不親切なんだかよくわからないアドバイスを貰いましたが、さてどうしたものやら。

 道路の舗装工事でヘルメット姿のオジサンが使っているような防音ヘッドフォンを買ってくるべきでしょうか。いやはや、参ったな。


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おや? 早くもバードハウスに新婚さんが入居です

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 庭のプラムの木にバードハウスを設置して2週間。スズメたちがちょこちょこやってきます。

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 ブログに「さあ、小鳥さんいらっしゃい。早い者勝ちだよ!」と書いたせいではないでしょうが、早朝から日暮れ間際まで、スズメのペアが新築物件を物珍しげに眺めていきます。

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 意外に早く入居者が決まるかも?…と期待していたら、そのうちの1組がバードハウスの正面玄関を出入りするようになりました。

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 よく見ると、くちばしに小枝や何かの繊維をくわえて入っていきます。どうやら巣作りを始めたようです。

 狙いどおり、スズメのお宿になりました。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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