fc2ブログ

庭の木の花を一輪挿しにして楽しむ

 家の外に出づらい日々が続いています。みなさんもご苦労されていることと思います。

 自宅に籠もっていると、小さなことでもいいから何かしら変化が欲しくなるものですね。

 そこで気分転換に、庭に咲いている木の花をテーブルや窓辺に活けてみることにしました。

2020043001.jpg

 今を盛りと咲き誇るレンギョウ

2020043002.jpg

 桃の花も満開です。

 それぞれ一枝、手折ってガラスの一輪挿しに。

2020043003.jpg

 部屋の空気が少し軽くなったようです。

2020043004.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  


テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

冴えない雑草...いえ、どんな植物にも素敵な名前があるんですね!

2020042601.jpg

 クリーム色の花が枝一杯に咲いたプラムの木の足もとに、まるで影を落とすようにして生え広がっている雑草があります。

2020042602.jpg

 赤錆色とでも言うんでしょうか。冴えない色の小さな草です。

 でも、しゃがみ込んでよく観察すると、小さな葉っぱが下から上に幾重にも重なって、マントのような立体感を形作っていることがわかります。

2020042603.jpg

 裾のほうの葉は緑。それがてっぺんに向かうにつれて徐々に紫色に変わっていきます。

 葉と葉の隙間から、ごく小さなピンク色の花が顔を出しています。

 わずか10センチ足らず。いつも長靴で踏んづけて歩いていましたが、こうして間近に眺めてみると意外に可愛い植物です。

 一輪手折ってトイレの花瓶に活けてみました。

2020042604.jpg

 なんだかミニチュアのクリスマスツリーのよう。

 気になって図鑑で調べたら、ヒメオドリコソウという名前でした。

 姫踊り子草…たしかにフリフリの派手な衣装をまとった踊り子のようにも見えます。

 どんな植物にも素敵な名前があるんですね。

2020042605.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

栗の木の剪定をしたら、北アルプスが見渡せるようになりました

2020042303.jpg

 このモコモコと膨張した樹木、何だかわかりますか?

 我が家の栗の木です。花が咲く梅雨時に撮影しました。

2020042302.jpg
 
 母屋の西側の面に沿って3本、植わっています。

 うち2本は高さが10メートル近くあり、よく繁って秋にはたくさんの実を付けます。

 夏は西日を遮ってくれるので重宝していたのですが、年ごとに枝が伸びて、風が吹くと母屋の壁に当たるようになってきました。

 このまま放置しておくと家が傷むし、屋根に積んだ太陽光パネルにも影響が出ます。

2020042301.jpg

 剪定のプロに見てもらうと、葉が繁る前に思い切って強剪定したほうが良いでしょう、とのアドバイス。

 先日、職人さん4人に来てもらい、雨の中、3時間半ほどかけて3本の栗の枝を払ってもらいました。

2020042305.jpg

 命綱を付けたベテランの職人(うち1名は社長さん)がスルスルと木によじ登り、ハンディタイプのチェーンソーでバッサバッサと小気味よく枝を落としていきます。

 下で待っている2人がそれを拾い集めて、焚き付け用の小枝と薪用の原木に振り分け、積み上げてくれました。

2020042306.jpg

 右が小枝、左が将来の薪の原木です。

2020042310.jpg

 3本切って手間賃は5万円。1年前に予約していたので、消費税を8%にまけてくれたのにはびっくりしました(何て良心的!)。

 以前、自分で枝を切ろうと思い、栗の木の下から2メートルぐらいのところまで上ったことがあります。

 でも、ノコギリを振り回しているうちに足を滑らせてあっけなく転落。幸い、地面がふかふかの腐葉土だったのでケガはしませんでしたが、やっぱりプロにお願いしてよかったと思いました。

 ↓こちらがビフォー

2020042307.jpg

 ↓で、こちらがアフター

2020042308.jpg

裸んぼに近いところまで刈り込んでもらったのですが、意外にも今まで栗の枝葉が生い茂って見通しのきかなかった北の空がぽっかりと開けて、眼前に大パノラマが出現しました。

2020042309.jpg

 手前に満開の。そして遙か向こうには北アルプス連山。え?ウチってこんなに眺めがよかったの?…改めて安曇野の春を満喫しました。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

世界かんがい遺産・拾ケ堰(じっかせぎ)でサクラざんまい

2020041903.jpg


 安曇野に拾ケ堰(じっかせぎ)という農業用水路があります。

 1816年に延べ6万7000人の農民を動員して、わずか18日間で完成した延長15キロの用水路です。

 勾配1/3000という非常に緩やかな高低差を、当時としては最先端の技術だった水準器による綿密な測量を行って割り出し、水涸れを起こしやすい不毛の土地・安曇野の扇状地を穀倉地帯に変えたのでした。

 水路の完成で約300ヘクタールの田んぼが開墾されて、10の村を潤したことから「10の堰」=拾ケ堰と呼ばれるようになったそうです。

 その先進性は国際的にも評価され、拾ケ堰は2016年、「世界かんがい施設遺産」に登録されました(世界遺産じゃなくて、世界<かんがい>遺産。そういうレガシーがあったんですね!)。

 地元紙を見ていたら、拾ケ堰沿いの広場のソメイヨシノが満開と書いてあったので、買い物ついでに足を延ばしてみました。

 なるほど。桜は見事に咲き誇っていました。

2020041904.jpg

 ただ、普段の年なら花見客で混雑するのでしょうが、今年は新型コロナウイルスのせいで歩く人もまばら。

 私たちも路肩にクルマを停めて、数分間、眺めるだけの寂しいお花見でした。

 ソメイヨシノの木の下には、色とりどりのシバザクラが絨毯のように広がっています。

2020041902.jpg

 正面に常念岳(2857メートル)と横通岳(2767メートル)が並び立ち、ふたつの山影が用水路に映り込む景色は「これぞ安曇野!」と言いたくなる絶景でした。

 コロナの流行が終息したら、ぜひゆっくり散策したいものです。

2020041901.jpg


拾ヶ堰(じっかせぎ)



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

トホホ...春の雪で崩落したヤマブドウの棚を再建

2020041509.jpg

 3月末に一晩だけ降った雪のせいで、ヤマブドウの棚があっけなく倒壊しました。

 里の家の前のオーナーさんが間に合わせの部材で俄ごしらえした棚でした。いつか台風が来たら飛ばされそうだな、と思っていたのですが、意外にも春の重い雪にしてやられました。

 雪が溶けた後に残ったのが、この惨状です。

2020041501.jpg

 細いアルミのパイプはポッキリ折れ、蔓(つる)の重みに耐えかねた支柱が重なり合うようにして倒れていました。

2020041502.jpg

2020041503.jpg

 先日、ブルーベリーの棚の部材を買ってきたことを書きましたが、それを組み立てないうちに新たな修繕案件が発生してしまったんですね。いやはや。

 とはいえ早く支柱を立て直さないとダメでしょう。ヤマブドウに新緑が芽生えてからでは遅すぎます。

 トホホな気持ちを引き摺ってホームセンターへ足を運びました。

 今回もまた、48.5ミリ×2mの単管パイプ、コンクリートの足、横に差し渡す25.5ミリのパイプ、それらをジョイントするための2種類のクランプを調達です。締めてお値段は3万円。

 クルマに積み込んで自宅に戻り、グチャグチャに折れ曲がった倒壊パイプを蔓から引っぺがしました…と書くと何てことないように聞こえますが、じつはこれが超面倒な作業だったんですね。

 太い蔓のあちこちから細いヒゲのような蔓が伸びていて、もの凄い力でパイプに巻き付いているんです。そいつをハサミで切り、根気よく剥がしていきました。

 折れ曲がったパイプを全部抜き取るのに、優に1時間はかかったでしょうか。

2020041504.jpg

 パイプを取り去った後に、まるでオバケのようにモジャモジャと地に這いつくばってしまったヤマブドウ。見る影もなく哀れです。

 急ぎ新しい支柱の位置決めをしました。4メートル×3メートルの長方形の角に台座のコンクリートを置き、間にも2個、台座を並べてみます。

2020041505.jpg

 スコップで穴を掘って台座を埋め、単管パイプを差し込みます。細いほうのパイプを地面と水平に渡して支柱にクランプで留め、どうにか完成しました。

2020041506.jpg

2020041507.jpg

 その後、地面に突っ伏したように伸びているヤマブドウの蔓を棚に持ち上げ、ヒモで固定して支えてやりました。

 さすがに今回の柵は頑強そう。これなら雪や台風にも耐えられるかな。

2020041508.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

安曇野しだれ桜ツアー

2020041006.jpg

 山桜が咲き始めました。そろそろ桜が見頃のシーズンです。

 ソメイヨシノより少し早く開花するのが、しだれ桜です。安曇野の観光ガイドには、桜の名所としてしだれ桜の大樹の在処(ありか)がいくつか紹介さています。

 花曇りの天気が散歩にうってつけだったので、近隣のしだれ桜めぐりとしゃれ込みました。

2020041001.jpg

 最初に行ってみたのが、国営アルプスあづみの公園・堀金地区の駐車場脇にある「大しだれ桜」です。

 樹齢不明の老木で、草原の真ん中にポツンと1本だけ屹立しています。

2020041002.jpg

 近くで見上げると七分咲きぐらいでしょうか。花の数がまだまばらで、枝の隙間から遠く雪を被った北アルプスの峰峰が見渡せます。

 続いて、田多井(たたい)集落の墓地に植えられた2本のしだれ桜を見に行きました。

 安曇野周辺を散歩していて気づくのは、見事なしだれ桜が植わっているところが、ほぼ墓地なんです。

2020041003.jpg

 それもそのはず、安曇野ではお盆や彼岸に土葬された故人が地下からしだれ桜の枝を伝って天上に登り、お盆が終わるとしだれ桜を目印にそれぞれの墓に帰っていく、と考えられていたのだそうです。

 要は幽霊の通り道だったんですね。

 道理で墓石を覆わんばかりに垂れているしだれ桜が、お化けっぽく見えるわけです。

 こちらの墓所のしだれ桜も、見頃はこれから。お盆には青葉が茂って亡き人々も迷うことなく天界と寝床を往来できることでしょう。

 最後に穂高の道祖神をピンク色に彩るしだれ桜を眺めに立ち寄りました。

2020041004.jpg

 先の2本の大木に比べると少し開花が進んでいるようで、間もなく花の盛りを迎える感じです。

2020041005.jpg

 観光スポットではありませんが、桜と道祖神がこぢんまりと調和を保っているのが可愛いらしく、私たちのお気に入りの場所です。

2020041007.jpg

 男神さまと女神さまも手に手を取り合って、にこやかに花を愛でているようでした。





人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

古民家と里の家の標高差を断面図で可視化してみた

 国土地理院が「地理院地図」というホームページを一般公開しています。以前は「標高がわかるWeb地図」という名前でした。

 その名のとおり、住所を入力するとそこが標高何メートルなのか、たちどころに割り出してくれる便利なサービスです。

 地図上で2地点を指定すれば、標高差が断面図で表示される機能も持っています。

 マップを3Dにしていろいろな角度から眺めることもできます。

 無料で使えるのがありがたくて、時々、遊ばせてもらっています。

 その「地理院地図」に、私たちの住まいを表示させてみました。

 まずこちらは安曇野の切り身といいましょうか、3Dマップでみた周辺地図です。

2020040801.png

 上から下に向かって、大町市(の南端)、松川村、池田町、安曇野市、松本市(の北端)が描かれています。

 安曇野といわれるエリアは、大体、この地図の中央に南北に延びる細長い平地を中心とした一帯を指します。

 で、左の険しい山々が北アルプス。対して右側のゆるやかな山並みは、地元の人たちが「東山」と呼ぶ里山です。

 私たちの古民家が建っているのは東山の頂上付近。標高820メートルの尾根伝いです。

2020040802.png

 一方、里の家は安曇野の平野を挟んだ反対側、北アルプスの裾野の標高640メートル地点にあります。

 ふたつの家の標高差は180メートルですが、じつはこの落差が気候に決定的なギャップを生んでいるんですね。

2020040803.jpg

 古民家周辺はとにかく寒い。寒いの一言に尽きます。例年、雪はそれほど積もりませんが、11月下旬から4月下旬までのおよそ5ヶ月間は底が抜けたような寒気に包まれます。

 一方の里の家周辺は、並みの寒さと言いましょうか、長野県の高原地帯にありがちな寒冷気候です。

 古民家に比べて、冬が丸々1ヶ月は短いような気がします。

2020040804.jpg

 ふたつの家を行き来するたびに、同じ安曇野でも季節がずれて進んでいくのを実感します。お花見や栗・柿の収穫が年に2回体験できるのも、この標高差のおかげです。


人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

安曇野一ディープ?なカフェ「珈琲と音楽のお店 ソリスト」

「平日しかやっていないカフェが安曇野にあるよ」

 地元のオバサンからそんな耳寄り?な情報を仕入れました。

 はて? 土日を休んでウイークデーだけ開けているカフェ?

 ヘンです。

 安曇野はオフィス街ではありません。というより一応、観光地ですから、夏季のみ営業とか、週末のみ営業とかいう店は珍しくなくても、わざわざ客の少ない平日だけ選んで営業するってのは、かなり変わっています。

 ヘンなものが大好きな私たちは、さっそく探訪に出かけました。

 教わった場所は、畑の外れにぽつぽつと住宅が建っている一角。歩いて探しましたが、カフェらしき建物は一向に見当たりません。

2020040401.jpg

 あっちを振り返り、こっちをのぞき込んでうろうろするうちに、ふと大きな民家の玄関先の壁に目が留まりました。

珈琲と音楽のお店
ソリスト


2020040402.jpg

 ここだ! 思わず叫んで玄関のガラス戸を開きました。

 エントランスを潜ると、いきなりフローリングの普通の住宅です。靴を脱がずに上がってはまずい雰囲気でしたが、靴脱ぎはなく、土足のままでいいようです。

2020040403.jpg

 短い廊下を抜けて室内に入りました。

 がらんとした広い空間に、椅子とテーブルが並んでいます。カフェというよりはペンションの食堂といった風情です。

2020040404.jpg

 ところが反対側の壁に目を転じると、木製の棚が天井まで作り付けられ、そこにコーヒーカップが整然と並んでいます。

2020040406.jpg

 壁の手前に長いカウンターが切ってあり、カウンターの内側でご主人が黙々とコーヒーを淹れていました。

2020040405.jpg

 見れば本格的なエスプレッソ・マシンも完備しています。

2020040407.jpg

 たしかにカフェ...間違いありません。でも、何となく食堂っぽさが漂う、ビミョ~な空間です。

 小腹が空いていたので、軽食と珈琲を頼むことにしました。

自家製ホワイトソースの
シーフードドリア
 ¥850

ケニア ¥400


 目配せすると、物静かなご主人がそっと寄ってきて注文を取り、音もなくスッとカウンターの奥へ入っていきます。

 客は私たちだけ。柱に下がっている小さなスピーカーからピアノのBGMが流れてきます。

 ジブリの名曲集でした。「珈琲と音楽のお店」と言うわりには選曲にこだわりがない気もします。

2020040408.jpg

 ややあってサラダが出てきました。続いてドリアです。Lサイズの皿に具だくさんのチーズドリアがこんもり盛られていました。

 うわぁ、こりゃ多いなと面食らったものの、一口食べて納得。味のバランスが良く食が進みます。

 意外にあっさり完食してしまいました。

2020040409.jpg

 食後に頂いたのが、こちらのケニア。本格的なドリップコーヒーで、なかなか美味です。

 香り豊かなケニアコーヒーを頂くうちに、やっとわかってきました。そう、ここはカフェと言うより「珈琲とドリアのおいしいお店」なんですね。

2020040410.jpg

 後で店を紹介してくれたオバサンに聞いた話では、物静かな店の主人が毎週末、実家に戻ってそちらでもお店を切り盛りするため、月~金しか開けていないんだそうです。

 商売っ気はまるでないけど(そして見た目も店というよりは誰かの家に上がりこんで食事をするような感じだけど)、ゆっくりおいしい軽食を楽しむにはもってこいのスポットです。

 観光地のど真ん中にある超ディープな<非観光スポット>。好事家にお勧めします。
 

珈琲と音楽のお店 ソリスト



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

今のうちに果樹園の造作を。でも思わぬ邪魔が入って…

2020040101.jpg

 新型コロナウイルス感染症の影響で、インドアのスポーツ施設やプールは軒並み営業中止です。このままでは確実にコロナ太りしそうなので、ブルーベリー畑に新しい防鳥柵を作ることを思い立ちました。

 先日、補修したばかりのブルーベリー柵の先に若い株が10株弱、植えてあります。今までネットを掛けたことがなく、野鳥たちの格好の餌場になっていました。

 数年前まではそれほど実をつけなかったので放置していたのですが、昨年ぐらいから急に樹勢がついてきて、大粒の甘い実がいくつも実るようになりました。

 そろそろメンテナンスしなくちゃ、と思ってはいたのですが、つい面倒でそのままにしていたんです。

 鈍った体を動かすのにはちょうど良い。

 --そう思って昼下がり、部材を買い出しに近所のホームセンターに出かけました。

 すると、居るわ居るわ。オジサンたちが、肥料やら腐葉土やら角材やらをカートに積んで店内を右往左往しているじゃありませんか。

 みなさん外出の機会を奪われて、ホームセンターに流れ込んだのでしょう。

2020040102.jpg

2020040103.jpg

 さっそく48.5ミリ×2mの単管パイプを9本、コンクリートの足を9個、横に差し渡す25.5ミリ×3mのパイプを12本、それらをジョイントするための2種類のクランプ計2ダースを調達しました。締めてお値段は4万円。

 ちょっとお高いですが、この先長く使えるものなので、と購入しました。

 里の家に戻り、さあ頑張るぞ!と軍手を嵌めたそのときです。両鼻の奥から出し抜けにすごい量の鼻水がザザッと垂れてきました。
 
 例えは悪いですけど、まるで北アルプスの雪解け水のよう。留まることを知らない奔流です。

 な、なんじゃこりゃ? と思わず唸ってみましたが、正体は至って単純。スギ花粉が盛大に飛び交っていたんですね。

 マスク不足で花粉症対策もろくすっぽできず、勢いだけでコンクリやら鉄パイプやらを運んできた結果が、このざまです。

2020040104.jpg

 情けないったらありゃしませんが、今日のところは果樹のまわりに部材を投げ出しギブアップ。

 改めて花粉のピークが過ぎてから組み立てることにします。

2020040105.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  





テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ
本文検索キーワード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR