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出色のうまさ!塩尻駅構内の立ち食い蕎麦「そば処 桔梗」

 安曇野に暮らし始めて驚いたことのひとつが、蕎麦屋の多さです。あっちの街道沿いにも、こっちの角にも蕎麦屋がのれんを出しています。

 よくまあ共倒れにならないな、と感心するほどの“蕎麦屋密度”の高さです。

 安曇野に限ったことではありません。松本市しかり長野市しかり。本当に信州の人はソバ好きなんですね。

 当然、大きな鉄道の駅の構内にも立ち食い蕎麦屋があります。

 ありますが、町に出ればそこら中に蕎麦屋がひしめいているわけで、何もわざわざ駅中で食べなくても…と思うんですね。

 そんなわけで、これまで一度も立ち食い蕎麦屋には入ったことがありませんでした。

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 先日、塩尻の桔梗ヶ原ワイナリーの“試飲ツアー”に出かけた帰り、ふと小腹が空いて駅の構内を覗くと、隅っこのほうに「そば処 桔梗」ののれんが。

 白い湯気が、のれんの向こうから駅の待合室にもうもうと流れ出しています。

 それがとてもおいしそうに見えました。

 吸い寄せられるように券売機の前に立ち、お品書きのパネルを眺めると、一番上に「信州鹿肉山菜そば」690円と書いてあるのが目に留まりました。

 どうやらこれが最高級メニューらしく、ただの「山菜そば」は430円、「かきあげそば」は400円、「かけそば」は300円。都内の立ち食い蕎麦に比べると大分安く、ほとんどのメニューがワンコインで買える価格設定です。

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 ジビエな感じにそそられて「信州鹿肉山菜そば」を注文しました。

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 おばちゃんがシャッシャッと湯切りして出してくれたのが、こちらです。

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 麺も具もたっぷり。これはお得だなと思いながら、蕎麦を一口啜って驚きました。

 えっ? 平たく太めに見える麺ですが、ちゃ~んとコシがあるじゃないの? しかもツルリとした喉ごし。ふわっと蕎麦の香ばしささえ漂う、かなり本格的な信州蕎麦なのでした。

 ダシの利いた汁は変に甘ったるくなく、しっかり味を引き締めています。

 そして薬味のネギと山菜、コリコリッとした鹿肉が良い感じの調和を生んでいます。

 これはうまい。しかも明らかに安い!

 意外な場所で予想外の信州蕎麦に出会いました。

 「そば処 桔梗」恐るべし。塩尻駅にお立ち寄りの際は、ぜひお試しください。

「そば処 桔梗」



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広葉樹、針葉樹、そして高品質のナラの薪…冬に備えて取り揃えました

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 去年に比べて薪の値段が急に上がったことは、先日、書いたとおりです(→今年は薪が大幅値上げ。薪ストーブも楽じゃない?)が、さりとて本数をケチるわけにもいきません。

 庭で立ち枯れた木をチェーンソーで処理して乾かし、自家製の薪をせっせと作っています。

 が、厳寒の安曇野で大過なく過ごすためには、やっぱり十分な量の薪をストックしておく必要があります。

 というわけで、今年も春のうちから安い薪を探して買い歩きました。

 我が家でストーブに利用する薪は、主にご覧の3種類。

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 左から楢(ナラ)針葉雑木広葉雑木です。

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 ナラ材と針葉雑木はオークションやお店で購入しました。広葉雑木も買いますが、写真の薪は自宅の枯れ木を斧で割って作りました。

 ほかに焚き付け用として建材の木っ端を大量にストックしてあります。

 薪はいずれも長さ40センチに切り揃えてありますが、重さはまったく違うんですね。

 大体、ナラ材3:針葉雑木1:広葉雑木2、ぐらいでしょうか。

 当然、持ち重りのするナラ材は圧倒的に火持ちがよく、針葉樹は早々に燃え尽きます。

 火の落ちたストーブにはまず木っ端を入れて火を興し、針葉樹に火を移します。

 針葉樹は全体にスカスカしていて、すぐに燃え上がるのが特徴です。

 そこで針葉樹で炉内の温度を一気に上げ、適温(の上限)になったところで広葉雑木を投入します。

 広葉樹は炉内の温度を一定に維持するのに重宝で、少しずつ足しながら部屋を十分に暖めていきます。

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 部屋がポカポカになったら、真打ち?のナラやクヌギを投入。40センチにカットしたものでもずっしりと重く、1本で長時間、じわじわ燃え続けてくれます。頼もしい限りです。

 本来は自宅の裏山にナラやクヌギの木があれば最高なんでしょうが、我が古民家の裏山に生えているのは竹と痩せた名もなき広葉樹ばかり。

 そこでナラ材は、年に2回開かれる地元の薪オークションで競り落として入手しています。

  あとは知り合いの造園業者さんから間伐材をタダで貰ったり、あらかじめ声がけしておいた便利屋さんから「出物があるよ」と連絡が来たら、軽を飛ばして引き取りに行ったり。

 さまざま工夫をして出費を抑えています。

 中東情勢が悪化すると一方的に値段がハネ上がる石油に比べれば、自己防衛のための知恵の働かせ甲斐があるのでまだマシかな、と思っています。

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塩尻・桔梗ヶ原のワイナリーをダラダラ試飲して散策!

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 安曇野から40分ほど一直線に南に下ると、塩尻市の桔梗ヶ原に出ます。

 ここは信州屈指のワインの里。大小いくつものワイナリーが、ブドウ畑に囲まれて点在しています。

 国産ワインはチリ産やオーストラリア産に比べると割高なイメージがありますが、桔梗ヶ原のワインは比較的リーズナブルなお値段で近所のスーパーにも当たり前に並んでいます。

 種類も豊富です。甘口から辛口まで、ライトボディからフルボディまで、各種揃っていて、“普段飲み”にうってつけの安心ブランドなんですね。

 そんなわけで先日、桔梗ヶ原のワイナリーめぐりをしてきました。

 私たちのお目当ては買い出しを兼ねての試飲。少々、面倒ではありましたがJRを乗り継いで塩尻駅に降り立ちました。

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 桔梗ヶ原は、駅の西側=寂れたほうに広がっています。

 スマホのGoogle Mapを頼りに人っ子一人いない駅前の道を歩き出しました。

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 駅を背に一直線に伸びる歩道には、藤棚ならぬブドウ棚がずらりと並んでいます。ちょうど収穫期で、大きなブドウの実がたわわに実っています。

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 ブドウの甘い匂いに包まれてその下を歩いて行くと、つぎつぎにブドウ畑が見えてきました。

 こちらはメルシャンのブドウ畑。一面のブドウ棚がはるか彼方まで続いています。

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 ゆるやかな台地を20分ほど歩き、最初に到着したのが井筒ワインの工場でした。

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 一般客向けの売店が併設されていて、玄関をくぐると天井近くまでボトルが並んでいます。

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 広いテーブルには試飲用のプラスチックのカップ。壁際の冷蔵庫に赤、白、ロゼの各種ワインが冷やしてあります。

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 好みのボトルを冷蔵庫から取り出して自分で注いでテイスティング。メルロー、コンコードなど品種名を見ながら、一杯また一杯と味わうことができます。

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 次いで井筒ワインの向かいに建つ五一(ごいち)ワインへ。こちらにも小ぢんまりしたショップがあり、同じように試飲して、ひとまず2本購入しました。

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 五一ワインからさらに15分ほどゆるい坂を下っていくと、信濃ワインの工場が見えてきました。

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 カウンターに女性が2名立って、希望のワインを振る舞ってくれます。数種類を試飲し、1本購入しました。

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 気が付くと、塩尻駅から3キロほど来てしまいましたが、市が運営するシャトルバスが周辺のワイナリーを順番に回っているんですね。しかもありがたいことに無料なんです。

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 まだまだ飲み足りない気持ちを抑えて、信濃ワインの前からシャトルバスに乗り、塩尻駅まで戻りました。

 駅前の売店でさらにボトルを買い足して、夕方、電車に揺られ安曇野へ。

 ほろ酔い気分のお気楽なワイナリーめぐりでした。

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トホホ。台風19号で安曇野に帰れなくなった話

 台風19号が列島を直撃する直前に、所用があって関東へ出かけました。

 単身ならよかったのですが、今回はコブ付き。コブというのは齢(よわい)16歳のチワワです。

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 ドッグバッグを背負ってエッチラオッチラ、買い出しのオジサンみたいな格好で新宿駅に降り立ったのが台風前日の11日。

 テレビやネットニュースでは「巨大台風が来るぞ、来るぞ」と繰り返していましたが、東京は時折、強い風が吹いて通り雨がサーッと降るぐらい。正直、それほどの実感はありませんでした。

 その足で埼玉県さいたま市へ。用を足して渋谷で人と会い、夜、神奈川県川崎市の武蔵小杉に移動しました。

 一泊して安曇野に帰る予定だったのですが、その晩から翌12日にかけて雨が次第に激しくなり、12日の午後6時から8時にかけては文字どおりの“篠突く雨”に。じっと室内に籠もって台風が過ぎ去るのを待ちました。

 さて、台風一過の13日。チワワのリードを引いてJR武蔵小杉駅に向かうと、駅周辺が泥の池になっているじゃありませんか。

 改札は水没していて近づけません。JRの高架橋を電車が往来しているところを見ると不通にはなっていないのでしょうが、少なくともこの駅から乗車するのは無理そうです。

 雨が上がって気温が上がってきたせいか、ドブ臭いというか下水臭まで漂ってきます。

 一旦引き返して、ネットで鉄道や道路の状況をチェックしました。

 驚いたことに、中央本線は大月-八王子間で不通。中央道も小仏トンネルなど数カ所で大規模な土砂崩れが発生し、寸断しています。

 東京→長野→明科という迂回ルートも、千曲川の大氾濫で北陸新幹線の車両の3分の1が水没し、不通に。その後、北陸新幹線は全席自由席に切り替えて1時間1本の間引き運転を始めましたが、長野-松本を結ぶ篠ノ井線が一部、不通との情報が流れていました。

 帰るに帰れない状況だったのです。しばらくじっとしていることにしました。

 翌日、ふたたび武蔵小杉駅に向かうと、水は引いていましたがあちこち泥だらけで、街全体が乾いた土の色といいましょうか、白っぽい景色に変わっていました。

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 JRの駅は浸水のせいでエスカレーターやエレベーターが動かず、入場制限が行われていました。

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 行列に並んでなんとか電車に乗り、都内で用を足して戻ってみると、街がなんとなく薄暗いんですね。

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 駅近くの47階建ての高層マンションが、地下の配電装置に水が入って停電・断水。たった1棟ですが真っ暗です。

 住民の方は大きなリュックを背負って懐中電灯片手に、疲れ切った顔でエントランスを出入りしていました。

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 次の日。間引き運転中の北陸新幹線で帰ろうと思い、東京駅に出てびっくり。全席自由席の「あさま」は長蛇の列で車内がすし詰め状態です。

 さすがにドッグバッグを背負って乗車するのは気が引けて、またまた引き返すことになりました。

 中央本線は当分、復旧しそうもありません。ならばクルマで帰るしかないか…方針を切り替えて、自動車で安曇野をめざすことにしました。

 東名道・御殿場インター→東富士五湖道路→大月インターから中央道、という回り道をすれば、プラス1時間ぐらいで安曇野に帰れます。

 クルマを手配する前に念のため渋滞情報をチェックしたら、東名道の下りが中央道からの迂回車両で大渋滞なのでした。

 ならば関越道~上信越道を通って軽井沢~長野経由で…と思いましたが、こちらも台風のため通行止め

 もはや八方塞がりです。がんばれば帰れないこともないのですが、ご老体のチワワが一緒では無理もできません。

 そんなこんなで、いまだ一都二県をウロウロしている今日この頃。

 いつになったら安曇野に帰れるのでしょうか?


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パキスタン人?のバイヤーが、我が家のトラクターを買いにきた

ある日、開襟シャツを着た浅黒い男が二人、里の家のアプローチを大股でスタスタやってきました。

「すみませ~ん。ちょっといいですか?」

 玄関に立った外国人の一人が、胸ポケットからパウチした名刺を取り出して、

「ガレージのトラクター、売ってくれませんか?」

 唐突にそう切り出しました。

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 受け取った名刺に目を落とすと、ショベルカーやトラックのイラスト入りです。

パキジャパン会社
古物商許可※※※※号
ZAHID
090-0000-0000
SATTAR
090-0000-0000


パキスタンからいらしたんですか?」
「いえ、塩尻から来ました。ここらのお宅で売ってもらえる重機を探していますよ」
「はあ」
「お宅のトラクター、古いけど程度いいね。どう、15万円で買うよ」
「いやぁ、野良で使っているから売れません」
「そう、でも考えてみてね。電話くれたら、すぐまた来ますよ」

 そう言い置いて、二人は悠然と立ち去っていきました。

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 そういえば、少し前に見たテレビの情報番組で、日本の重機がオセアニアや東南アジア、西南アジアで高値で取引されていると紹介されていたのを思い出しました。

 メイドインジャパンは性能が良い上に、日本の中古品はメンテナンスが行き届いていて、世界の中古市場で絶大な人気があるんだそうです。

 特に排ガス規制前に造られた2006年製以前の重機は、第三世界の軽油でも壊れずに動くため、人気が高止まりなんだとか。

 振り返って我が家のトラクターを見ると、製造時期は推定1976年。排ガス規制の遙か昔に誕生した“シーラカンス”です。

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 そのポンコツを数年前、15万円かけてオーバーホールし、一発でエンジン始動するところまでメンテしたのも紛う方なき事実です。

 なるほどジャパニーズ・ユースのセコハンは信頼の証なのかも。

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 買い取り価格15万円が安いか高いかはさておき、こんな田舎の車庫を一軒一軒歩いて回る外国人バイヤーがいるとは驚きです。

 後でネットで調べましたが「パキジャパン会社」(って、日本の感覚からすると社名がヘン!)のホームページは見つかりません。

 何となく怪しい感じの二人組ではありましたが、ここ安曇野にもユニバーサルなビジネスの風が吹き寄せてきているのかも…しれません。


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バラの寝床でうっとり?

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 庭に深紅のバラが咲いています。

 良い香りがするかな?と思って顔を近づけたら、おや?中に小さな緑色の塊が…。

 アマガエルでした。

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 花弁の上にうずくまって、気持ちよさそうに半目を開けています。

 バラの寝床は極上の寝心地なんでしょう。小一時間、身じろぎひとつしないで、とろとろとまどろんでいました。

 うらやましいなぁ。

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ああ、安物買いのゼニ失い?…バックカメラあっけなく壊れる

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 少し前、愛車エブリイに税込2999円という激安“後付けバックカメラ”を取り付けました(→軽ワゴンにバックカメラを取り付けました)。

 中古のエブリイには分相応と言いましょうか、ま、この安さでバック時に後ろの景色が映し出されるんだから、文句の付けようがありません。

 モニターをダッシュボードに固定してシガーソケットから電源を取るんですが、シフトレバーをRに入れると自動的にバックモニターが起動する、と思ったら大間違い。ソケットに差した電源ユニットのボタンをON/OFFすることで、手動でカメラの電源を入れる仕組みでした。

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 バックするたびにいちいちボタンを押してモニターを通電させる、というのは少々マヌケですが、2999円なんだから仕方ありません。

 それなりに便利だなぁ、と愛用していました。

 ところが、暑い日が続いたある朝のこと、車庫からクルマをバックで出すタイミングでシガーソケットのスイッチをONにしたら、バックモニターが点灯しません。

 あれれ? もう壊れちゃったんだろうか?

 モニターのスイッチをパチパチ入れたり切ったり、コードの接点を繋ぎ直したりしましたが復旧しません。

 やっぱり激安メイドインチャイナはダメだなぁ~と、潔く諦めることにしました。

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 数日後、イエローハットに立ち寄ってオイル交換をしてもらった時のことです。整備士のお兄さんが、

「あれぇ、お客さん。何かのコードがマフラーに絡みついて溶けちゃってるよ

 クルマの下をのぞき込んで教えてくれました。

 素人がいい加減な配線をしたせいで、バックモニターとリアカメラをつなぐケーブルが途中で撓(たわ)み、マフラーに接触していたのです。

 ダメだったのはメイドインチャイナではなく、雑な仕事をした自分自身でした。いやはや…。

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宵の口になると、ほんのり酔っ払う不思議な花「酔芙蓉(スイフヨウ)」

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 昨年、小さな芙蓉(ふよう)の苗を買ってきて庭に植えました。

 芙蓉と言って思い出すのは「芙蓉荘(ふようそう)」です。昭和の時代、オンボロアパートには不思議とこの名前が付いていましたっけ。

 調べてみると「芙蓉」はハスの花の“美称”でもあるらしいので、アパートのほうはハスに由来するのかもしれません。

 それはともかく、こちらの芙蓉は7月から9月にかけて朝開き、夕方にしぼむ1日花で、白やピンクの淡泊な花をつけます。

 小さな苗でしたが安曇野の寒い冬にもよく耐え、今年、初めて開花しました。

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 ところが我が家の芙蓉は少し変わっています。早朝、直径15センチほどの純白の花が開くのですが、陽光を浴びるうちに徐々に花弁がピンクに染まっていきます。

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 宵の口には淡いピンク色に。

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 そして日が落ちる間際には濃い桃色になって、やがて小さな拳状に丸まり終わります。

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 じつはこれ、「酔芙蓉(スイフヨウ)」という八重咲きの変種なんですね。

 夕方にほんのり酔ったように朱(あけ)に染まることから、この名が付きました。

 朝の清純な色あいが夜に向かって徐々にピンクに変わっていくさまは、たしかにちょっと色っぽい感じがします。

 そういえば、杉良太郎の奥様の演歌歌手・伍代夏子さんの持ち歌に「酔芙蓉」というのがありました。

♪夜をこのまま 裂かれても
肌のすき間に あなたが匂う
夢の果てまで 一緒です
花はひと咲き 酔芙蓉♪


 いやはや、とんでもなく濃厚な夜の花だったんですね。



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薪が大幅値上げ。薪ストーブも楽じゃない?

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 春に注文しておいたトラック1台分のが、先日、里の家に届きました。

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 クレーンで鉄製のケージごと吊り上げ、ザザッと地面にぶちまけてもらいました。

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 広葉樹と針葉樹が2山、それにオークションで競り落とした上質な楢(なら)の薪が袋1杯分です。

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 1山あたり約600キロ。全部で1.5トンほどあるでしょうか。

 ネコを使ってせっせと薪置き場に運び込み、数時間かけてログラックに積み上げました。

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 じつはこの薪、去年に比べて大幅に値上がりしたんです。

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 いちばん安価な針葉樹でも、1山1万8000円だったのが今年は2万3000円。なんと1年で5000円!も価格上昇しました。

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 いくらなんだって高騰し過ぎじゃない?と思って、お世話になっている薪ストーブの専門店に尋ねると、

「じつは原木が手に入らなくて、ここいら一帯、品薄なんですよ…」

 薪の需要が増えたというよりは、間伐材が市場に出回らないのだそうです。

 それでも石油ストーブに比べれば燃料代は数分の一で済みますが、今後もこの調子で上がり続けたら厄介なことになりかねません。

 先行き不安な薪ストーブ暮らしです。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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