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今年はブルーシートを敷いて栗拾い

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 栗の木からイガに包まれた栗の実がポタポタ落ちてきます。

 うっかり帽子を被らずに家の周りを歩いたりすると、突然、脳天に刺すような激みが走って息が止まりそうになります。イガの針はちょっとした“凶器”です。

 去年まではそうやって地面に落ちたイガや、イガからこぼれ出た実を素手で拾い集めていましたが、痛いのなんの。軍手をしても大して効果がありません。

 そこで今年は栗の木の下にブルーシートを敷いてみることに。

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 数日間、同じ場所に敷きっぱなしにして、毎日、落ちてくるイガを数えます。

 1日1回、溜まったイガをトングでピックアップして籠に集め、なるべく手を使わずに中の実だけを取り出します。

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 落下数が減ってきたら、ブルーシートを別の場所にずらして待ち構えます。

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 すると、かなり効率よく栗の収穫ができることがわかりました。

 先日、テレビのローカル放送を見ていたら、プロの栗農家も同じ方法で収穫しているんですね。やっと正解にたどり着いた気がします。

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 採れたての栗の実は、庭先にコンロを置いて専用フライパンで焼き栗に。

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 中火で外側の皮が真っ黒になるまでじっくり火を通すと、渋皮がきれいに剥けて中から鮮やかな黄色の実がポロリ…ほんのりと甘く、柔らかくてじつに美味なんですね、これが。

 今の時期、我が家の昼食はもっぱら焼き栗です。そこそこ腹持ちするので、十分、ご飯代わりになってくれます。

 黒く焼けた殻を割って無心に食べ続けていると、なんだかクマの気持ちがわかるような気がしてきます。

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動かなくなった草刈機の中から出てきたのは…

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 8年間、愛用しているMAKITA製の草刈機を1ヶ月ぶりに使おうと思ったら、エンジンがかかりません。

 チョークボタンを押しても引いても、リコイルスターターのロープを引っ張っても引っ張っても、ウンともスンともいいません。

 ほぼメンテナンス・フリーの丈夫な草刈機で、過去に故障したことは1回しかありません。

 その1回も、草刈りの最中にボディの真ん中を貫くメインのボルトが振動で緩んで抜け落ち、部品がバラバラになって草むらに落下したという、ちょっとマヌケなトラブルでした。

 落ちた部品を拾い集めてつなぎ合わせ、ドライバーで固定したら元通りに。本当にタフなヤツなんですね。

 なのに今回はどうしたわけか、何をやっても起動しません。少し間を置いて再度、チャレンジしましたが、やっぱりダメ。

 仕方なく、近所の農機具修理工場に持ち込みました。

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 メカニックのお兄さんは、一目見るなり、

「あ、僕の勘ではすぐに動きますよ、こいつ」

 と言って、まず古いガソリンを抜いて新しいものに変えて試しますが、動きません。

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 そこでマイナスのドライバーをボディ後方の排気口に突っ込み、出し入れしました。

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 すると、中から砂埃に混じって何か黒い塊がスポン!と飛び出したのです。

「土蜂(ドバチ)が巣を作っていましたね。そのせいで排気が抜けなかったんです」

 落ちた黒い塊を見て納得。干からびたハチの死骸でした。

 再びリコイルスターターのロープを引くと、ビンゴ!一発でエンジンが回転し始めました。

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 お兄さんいわく、この季節、草刈機を1ヶ月ぐらい放置しておくと、ドバチ(クロスズメバチ)が入り込んで巣作りすることが結構あるんだそうです。

 いやぁ、気づきませんでした。故障じゃなくて良かったですが、田舎は虫だらけで、意外なトラブルが起きるんもんですね。



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おらが町にジャズのクィンテット(五重奏団)が来た!

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 地場のスーパーが撤退して以来、久しく空き地になっていた安曇野・池田町の中心部に、今夏、公民館と図書館が合体した交流センター「かえで」が誕生しました。

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 そのこけら落とし公演として、外タレを招聘。本格的なジャズ・コンサートが開かれるというので、去る9月15日、まだ新築のにおい漂う同センターに行ってきました。

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 出演するのは、イタリア出身のジャズメン、ロザリオ・ジュリアーニファブリッシオ・ボッソのクインテット(五重奏団)。

 ロザリオ・ジュリアーニは、イタリアの巨匠エンリオ・モリコーネ(「荒野の用心棒」「ニュー・シネマ・パラダイス」)のもとで映画音楽にも携わったベテランのテナー・サックス奏者です。

 今回は盟友のトランペッター、ファブリッシオ・ボッソと仲間たちを引き連れ、ジャパンツアーの一環としてここ安曇野にやってきました。

 私たちは前売券(全席自由)を購入したのですが、前日になって事務局から「チケットが完売したので、開場時間を30分繰り上げます。お早めにご来場ください」とのメールが届きました。

 へぇ、ジャズのチケットがソールドアウトになるなんて、池田町もオサレだなぁ、などと思いながら開場少し前に到着すると、なんと!廊下には良席を狙って順番待ちをする人たちの長い列が…。

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 一方では、地元の酒蔵・大雪渓さんが無料の利き酒コーナーを開いていたりと、ゆる~い感じもしています。

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 午後2時の開演で前座を務めたのは、地元・池田町で結成48年!を誇るラテン・ビッグ・バンド「ニュー・スリー・シャープス・オーケストラ」でした。

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 いやぁ、こんな楽しい社会人オケが地元にあったとは、寡聞にして今日まで知りませんでした。半世紀近い歴史を誇るだけあってなかなかの腕前です。

 15分間の休憩を挟んで登場したのが、ロザリオ・ジュリアーニの五重奏団。

 初めて見るジュリアーニさんは、ポスターの哲学者然とした感じとはちょっと違って、少し禿げが進んだイタリアのおやじさん、といった印象です。

 対照的にトランペッターのボッソさんは長身痩身の刺青男でした。

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 そこにウッドベースのダリル・ホール(ホール&オーツとは別人)、ピアノのアレッサンドロ・ランツォーニ、ドラムスの江藤良人が加わり、往年のハード・バップ・スタイルのモダン・ジャズをプレイ。

 メイン二人のオリジナル曲が中心で、いわゆるスタンダード・ナンバーはアンコールの「イン・ア・センチメンタル・ムード」など2~3曲だけ。少し物足りないセットリストではありましたが、ヨーロッパスタイルの折り目正しい演奏をたっぷりと堪能させてもらいました。
 

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 場内は、目算で600人以上の観客で埋まり超満員。年配客に混じって小さなお子さん連れの若い夫婦も結構、目立ちました。

 そして何より私たちが胸キュンだったのは、主催者がパンフレットに挟んで配っていたこんなメッセージ。

お客様各位

本日は、稲刈りやお祭り準備でお忙し中、ご来場いただき心よりお礼を申し上げます。当初は果たして集客できるのか、聴きに来てくれるだろうかと大変不安でしたが、多くの新聞に掲載をいただいていた事もあって、お陰様で満席とあいなりました。


 そうなんです。安曇野の人たちは今まさに「稲刈りお祭り準備でお忙し」い最中なんですね。呑気にジャズなんぞ聴きに来ている場合じゃないんですよ。

 そんな観客の事情を重々承知している主催者サイドの不安と、満席になった歓びが素直に表れた挨拶状だと思いました。

 手作り感溢れる素敵なこけら落とし公演。参加できてラッキーでした。


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古民家で燻製作り。今回はヒッコリーでベーコンを

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 近所の肉屋さんで売っている地元産の豚バラ肉がおいしいので、俄然、ベーコン作りが楽しくなってきました。

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 先日は里の家でサクラのスモークウッドを使い、2キロのバラ肉を燻製にしました(→地元産の豚バラ肉でベーコン作り)。

 今度は古民家の軒先で作ろうと思い、ホームセンターにスモークウッドを買いに行ったら、サクラが品切れでした。

 代わりにヒッコリーのスモークウッドを買い、愛用の一斗缶燻製機で3時間、燻しました。

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 ヒッコリーは北米産の木材で、一般的には野球のバットスキー板の素材として知られています。

 アメリカやカナダでは燻製といえばヒッコリーだそうですが、いつもサクラばかり使っている私たちには馴染みのない材料。

 どんなものかな? と煙を起こしてみたら、サクラほど強烈な臭いは立ちません。

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 では、淡泊な香りで仕上がるのかと言えば、さにあらず。完成したベーコンはサクラに負けず劣らず強い香りに包まれていました。

 ただ、その香りがサクラほど“まったり”していません。

 さっぱりした木の香りが残っているんですね。

 いわゆる燻製らしい香り、とでも言いいましょうか。ニオイを文字にするのは難しいですが、飽きのこない香りです。

 スタンダードな風味の、おいしい自家製ベーコンができあがりました。

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お猿じゃなかった!ブルーベリーのネットがグニャリとたわんだ理由…

「大変!ブルーベリーのネットが歪んでいる!」

 庭仕事をしていた家族が、そう叫んで家に飛び込んできました。

 里の家のブルーベリーを保護するネットが、一部潰れたようにひしゃげているというのです。

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 確かめに畑に出てみると、なるほど。鳥除けネットを張るために立てたスチールパイプの1本が、下三分の一ぐらいのところで「く」の字に折れ曲がっています。

 縦のパイプが折れ曲がったせいで、それに引っ張られて横に渡したパイプも1本、「U」の字にたわんでしまっています。

 その部分に被せてあるブルーの鳥除けネットも、地上半分ぐらいの高さまで沈み込んでいました。

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お猿が乗っかったんじゃないの?」

 一時は猿のせいだと思ったのですが、現場をよくよく観察すると、折れ曲がったパイプのすぐ手前まで、雑草がきれいに掻き出されて地面が露出しています。

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 もしやこれは、トラクターのせい?

 じつはその前日、草ボウボウに繁茂していた休耕畑にトラクターを掛けたのですが、夏草が人の背丈ぐらい伸びきっていて、ブルーベリー畑との境界がほとんどわからなかったのでした。

 こんなものかな?と、勘でトラクターをバックさせたとき、ロータリーの角が縦の支柱の1本に接触したのに違いありません。

 ブルーベリーの支柱は中空なので、ロータリーがコツンと当たっただけでグンニャリと曲がってしまったのでしょう。

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 やれやれ、やっちまいました。

 幸い、ブルーベリーの樹には影響がなかったので、シーズンオフまでこのまま使い、ネットを外してから修繕しようと思います。

 悪いのはお猿さんじゃなくて自分自身でした。トホホ。

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安曇野能楽鑑賞会で出会った“スマホライク”なおばあちゃん

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 去る8月24日、安曇野市豊科公民館ホールで「信州安曇野能楽鑑賞会」が開かれました。

 今年で29回目。冒頭に実行委員長でもある市長が挨拶する、折り目正しい安曇野市の文化事業の一環です。

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 寡聞にして私たちはこれまで安曇野能を見聞きしたことがなかったのですが、ちょうど暇を持て余していたこともあって参加させてもらいました。

 当日3500円のところ、前売券3000円。じつはこれ、能楽の公演としては出色の安さです。

 最近、銀座に能楽堂を移した観世流の公演なんかですと、普通でも当日8500円、人間国宝が出演するような大舞台では1万数千円します。

 今回の演目には、狂言の野村 萬(人間国宝)をはじめ、野村万蔵、小笠原 匡、片山九郎右衛門、宝生欣哉、清水道喜などなど、重要無形文化財指定クラスの方々が多数、出演すると書いてあります。

 これはもう見に行くっきゃないということで、前売券を握りしめて出かけました。

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 開演の午後2時。客席は9割方埋まり、盛況です。後で地元紙で確認したら、入場者数はおよそ460人だったとありました。

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 演目は能、狂言、能の3題。

 源氏物語の夕顔の霊が、花供養にやってきた僧侶の前に現れる「半蔀(はじとみ)」

 マヌケな太郎冠者(たろうかじゃ)が失態に継ぐ失態で主人と詐欺師を翻弄する、爆笑系狂言の「咲嘩(さっか)」

 牛若丸伝説を描いた「鞍馬天狗白頭(くらまてんぐはくとう)」

 トリの「鞍馬天狗~」には、市内の選ばれた幼児・小学生12人が舞台に立つというイベント性もあって、おじいちゃん、おばあちゃんの動員も十分といった印象でした。

 休憩を挟んで3時間30分の舞台は、お腹いっぱい。演出、音響とも素晴らしく、大変満足しました。

 ただ、本編とは別ながら個人的に興味をもったのは、たまたま開演前のロビーで隣り合わせになったおばあちゃんの一言。

 優に80歳を超えている小柄なおばあちゃんが、私たちがスマホをいじっているのを見て、

「あのね、私もスマホなんだけど、字幕アプリってどうすれば使えるの?」

 意外なことを尋ねてきたんです。見ればおばあちゃんの右手には、真新しいスマホが。

 ええっ?何のことですか?‥と聞き返すと、何でも今回の公演中、指定のアプリを起動すると舞台上の台詞がリアルタイムに表示されるらしい、ということがわかりました。

 そういえば公演チラシの裏面に、ホニャララ~アプリのダウンロードはこちら、とキャプション付きでQRコードが載っていた気がします。

「お使いのスマホでQR コードは読めますか?」

「それができないの。別のやり方はないかしらね?」

 何だかわからないまま、とりあえず自分のスマホで試してみることにしました。

 チラシのQRコードをカメラで読み取り、指定された汎用の字幕表示アプリ(じつは聴覚障害者とのコミュニケーションを、スマホを使って行うための無料アプリ)をダウンロード‥と、ここまではよかったのですが、肝心の字幕ファイルの在りかがわかりません。

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 う~んう~んと悪戦苦闘するうち、開演のアナウンスが流れてきました。

「どうもね、お手数かけてすみませんでしたね。お若い人たちにわからないんだから、私らには所詮無理だわね」

 そう言って恐縮するおばあちゃんに、お役に立てずごめんなさいと頭を下げた私たち。

 せっかくの良いサービスなのに、利用方法の説明が雑過ぎて使えないのは残念。主催者には今後の改善を期待したいところです。

 それはともかく、能楽をスマホの字幕を見ながら楽しもうという安曇野のおばあちゃんの「好奇心」には感心しました。若いなあ。


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軽ワゴンにバックカメラを取り付けました

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 田舎暮らしに欠かせないのが軽自動車です。どの家にも、軽トラか軽ワゴンが1台は停まっています。

 我が家の足は中古で買ったスズキのエブリイ。商用仕様のベーシックなノッポ車です。

 軽のわりにキャビンが広く、リッターカーぐらいのサイズ感があります。

 視認性はすこぶる良いんですが、家族が「バックするとき、モニターがほしい」と言うのも頷けなくもありません。

 というわけで、後付けのバックカメラをネットで探すことにしました。

 調べてみたら、あるんですね、やっぱり。1万円前後出せば、ちゃんとした背面カメラ+専用モニターのセットが手に入ります。

 でも、馬糞やら農具やらを満載して走り回る我が家のエブリイに、1万円の追加投資はもったいない。

 ヘボくてもいいからもっと安いヤツはないかしら?と探すうちに、税込2999円という文字通り激安の商品がAmazonに載っていました。

4.3インチLCDモニター バックカメラセット ケーブル一本配線 シガーソケット給電 取り付け超簡単 駐車支援システム 12V車用

【ケーブル一本で配線終了】シガーソケット給電が簡単、従来の複雑かつ多数な配線を避け、ケーブル一本でモニターとカメラの接続が終了です。初心者の方でも簡単に取り付けられます。

【ナイトビジョン対応】丸型 コンパクト設計、視野角度160度、暗視機能で暗い駐車場でもOK。カメラ本体は防水タイプですので、車外への取り付けも可能です!0.5ルクスの低照度で夜でもしっかり車後方の状況をモニターに映れます。

★一年間保証★:1年以内に製品が故障または不具合な場合は、無料で新しい商品を交換します。質問や問題があれば、売り手に連絡することを躊躇しないでください。


 スペック的には必要十分な気がしますが、いくらなんでも安過ぎるんじゃない?…と不安になるほどの超良心価格です。

 ま、使えなくてもいいかな、ぐらいの気持ちで注文しました。

 翌日、届いたのがこちら。パーツは揃っていますが、マニュアルは付属しません。

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 外箱を開けると、英文のスペック表と「お買い上げありがとうございます」と書かれた名刺大の挨拶札1枚がポロリと出てきただけ。

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 スペック表の下には「Made in China」とあります。

 大丈夫かなぁ?…半信半疑で凸凹の接続端子を赤同士、黒同士繋いでケーブルを車内に這わせました。

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 モニターをダッシュボードに固定してシガーソケットから電源を取ります。ソケットに差した電源ユニットのボタンをON/OFFすることで、手動でカメラの電源を入れる仕組みのようです。

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 ケーブルは後部座席下の工具スペースから車底に出し、リアのナンバープレートの上あたりに極小カメラを接着剤で固定。配線自体はあっけないほど簡単でした。

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 エンジンをかけて電源を入れると、おお!バックカメラが背後の映像を極彩色のややどぎつい色調で映し出すじゃありませんか!

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 さっそくエブリイのギアをRに入れて車庫入れしてみます。

 おや? 何かヘンだぞ? 左右に停まっているクルマのボディカラーと、モニターに映った両脇のクルマを見比べるうちに、重大な事実に気がつきました。

 なんだ? 助手席側のクルマ(左)が映像では右に、運転席側のクルマ(右)が左に映っているじゃないの!

 そう、モニターはカメラが撮影したとおりの画像<正像>をそのまま再生していたのです。

 じつは、新車購入時にオプションで付いてくる純正のバックモニターは、一旦、カメラで撮った<正像>を左右反転=<鏡像>に変換して再生しているのだということに、この時初めて気づきました。

 やれやれ、やっぱ安物買いの銭失いだったな、と諦めて、敷設したケーブルを抜き取り、箱に戻しているうちに、電源ケーブルの下のほうに<白>と<緑>の細いコードが意味ありげに垂れ下がっているのが目に入りました。

 はて?このハンパなコードは何のためにあるのかしら?

 …気になってググってみたら、なんと!とある個人の方のブログに、<白>をカットすると正像が鏡像に、<緑>をカットするとバック時の安全エリアを表示する「ガイドライン」が表示されるようになる、と書いてあったのです。

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 そもそもマニュアルが入っていないので、そんなこと知りようもありません。ダメもとで2本のコードをハサミでチョンパして再度、クルマに繋いだところ、ビンゴ!

 見事にバック時の画像が<鏡像>に切り替わりました。そして後退し過ぎてぶつけないようにするための「ガイドライン」もしっかり表示されたんですね。

 いやぁ、よかった。2999円の投資でリアの視界が抜群によくなりました。


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天井裏から梅酒がゾロゾロ。飲み比べてみた

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 自家製味噌の熟成具合を確かめるため、古民家の天井裏に梯子を掛けて上りました。

 味噌を仕込んである容器の横に、梅酒の空き瓶がずらり並んでいます。

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 少し配置を変えようと瓶を持ち上げたら、あれれ? ずしりと重いじゃありませんか。
 光の差すほうに瓶を向けて中身を検めると、琥珀色の梅酒がタプタプと揺曳しているのでした。

 1瓶、2瓶、3瓶…なんとその数、11瓶!

 うち数本を屋根裏から下ろし、手書きのラベルの表面に溜まったホコリを拭ってさらにびっくり。

2010年7月5日
梅 2kg
砂糖 400g
リカー 1.9L


2012年7月2日
梅 1kg
リカー 1.8L
砂糖 400g


 なんと!9年モノと7年モノの古酒だったんですね。

 そういえば引っ越してからの数年間は、毎年、梅雨時に自宅や地元の青梅を集めて、せっせと梅酒作りに精を出しました。

 1本また1本と、作る度に瓶に詰めて屋根裏に運び上げているうちに、いつしか飲みきれないほどのストックになっていたというわけです。

 9年モノ、7年モノ、そして漬けたばかりの今年の梅酒を並べてみました。

 やはり左の2つは年季が入っているだけあって、断然、色が違います。

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 さっそく味見です。

 グラスに氷を入れ、飲み比べてみました。

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 う~む、ドライだ! 砂糖の量を抑えてあるので、ベタッとした甘さがなく、大変、爽やかです。

 そして、鼻孔をくすぐる梅の香り。これは美味!…なんですが、9年モノと7年モノの差は正直わかりません。ワインなんかと違って、2~3年も置けば、あとは一緒なのかも。

 密封していたので梅の実に傷みはありませんでしたが、中身だけ空のボトルに移して保存することにしました。

 オンザロックがいいですが、夏場はサワー割りも◎ 

 屋根裏からお宝が降ってきました。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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