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もうすぐ旅立つオレンジ色の元気なヤツ

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 冬の間、庭の枯れ木の先っぽに止まって「ピッピッ!」と鋭い声で鳴いていた野鳥がいます。

 スズメぐらいの大きさで、白っぽい頭に顔から背中にかけてが黒、そして胸から腹までが深い橙色という、結構目立つ小鳥です。

 図鑑で調べたらショウビタキ(♂)でした。

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 秋に大陸から飛来して、木の実や地上の虫をエサにしているんだそうです。

 今日も低い枝から枝をピョンピョン飛び回っては、時折、地面めがけて急降下。一心に何かをついばんでいます。

 ショウビタキが突っついていたあたりの草を掻き分けてみると、いましたよ。テントウムシが。

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 こうして我が家の庭でたっぷり栄養補給を済ませると、早くも4月初旬にはまた大陸へと旅立っていきます。

 何でわざわざ寒い時期だけ滞留しているんだろうなぁ、と思いますが、ショウビタキにはショウビタキの事情があるのでしょう。

 オレンジ色の鮮やかな姿を見られるのも、あとほんの少しの間です。

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立ち枯れた老木は今のうちに伐採しておかないと

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 草木が芽吹くこの季節、我が家では枯れ木の始末を行います。

 春になっても新芽が出ず、立ち枯れてしまう木が年に何本かかならず出てくるんですが、その処理を怠ると庭が荒れるんですね。

 蔓草に覆われ、に食われたりしてズタボロになってしまいます。

 カミキリムシなどの害虫も発生します。

 なので、雑草が生える前の今のうちに死んでしまった木をカットしておきます。

 春の訪れが早い里の家でまず伐採を行い、20日遅れぐらいで古民家の周辺を手入れします。

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 先日は里の家で立ち枯れた桃の木をチェーンソーで切り倒しました。

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 40センチ長にカットしてにします。木っ端はまとめて焚きつけに。

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 枯れ木といえども水分が残っているので、1シーズンは野天に晒して乾燥させます。

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 ストーブにくべるのは来シーズン以降でしょうか。



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おや?畑にゴミを持ち込んだヤツがいるぞ

 里の畑は休眠中。

 耕すまでには、まだ少し時間があります。

 何も植わっていない畑を母屋の方角から眺めていたら、おや?焚き火の跡のようなものが目に入りました。

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 まさか、誰かが火を使ったんじゃないだろうな。

 念のため様子を見に行くと、30センチ四方の黒いプラスチックのプレートの上に、アルミホイルや厚紙を敷いたようなゴミが転がっていました。

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 プレートの真ん中には、黒々したウ○コも。

 夜の間にキツネかタヌキがやってきて、ここで宴会をしたのでしょうか。

 夜桜には大分早いですが、春に浮かれてケモノたちが宴としゃれ込んだのかもしれません。



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朽ち果てたキウイの支柱を単管パイプで作り直しました

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 以前、畑の外れのキウイの木について、こんなふうに書きました。
 里の家に大きく育ったキウイの木が2株あります。

 雄株、雌株が1本ずつ並んで植わっています。端から端まで優に10メートルぐらいはあるでしょうか。

 大判の青々とした葉っぱが密に茂り、正面に立つとかなりのボリューム感です。

 内部にツルを支える棚が組んであるのですが、密生した葉っぱに阻まれてその姿は外側から窺えません。

 長年、何の手入れもされていなかったために、ツルも葉っぱも伸び放題。

 まるで雑草に覆われたジャングルジムです。
 

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 まさにカオス状態で、とても手入れするどころじゃなかったのですが、先月、落葉して裸になったところを、思い切って剪定しました。

 その結果、2本だとばかり思っていた株がじつは5本あることが判明。どの株も長年にわたって手入れされていないせいで極限までねじ曲がり、勝手放題に伸びきっていました。

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 さらに酷いのが支柱で、キウイのに巻き取られ、あらかた地面から抜けているじゃありませんか。

 素材自体も廃材を組み合わせたような間に合わせのシロモノでした。

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 これはまずい、とホームセンターで単管パイプクランプを買い求めました。キウイ棚の再建です。

 こちらが材料です。一式で2万4000円しました。

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 足になるコンクリ・ブロックを四隅と間に置き、48.6ミリの単管を刺して支柱にします。25.4ミリの細管をヨコ方向に差し渡してクランプで固定。小一時間で幅6メートル、奥行き3メートル、高さ2メートルのキウイ棚が完成しました。

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 強度は十分。これなら台風が来ても盤石です。

 あとは蔓をパイプに誘引して止めていけば、何とかカオスから脱却できるんじゃないかと思います。

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庭の小径にふきのとうが…

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 里の家のレンガ道の間に、ふきのとうが顔を出しました。

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 あたりを調べると、そこにも、あそこにも。小さな芽が地面を割って姿を見せています。

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 開ききっていないのを1つ採り、朝ご飯の味噌汁になめこと一緒に入れてみました。

 青くて苦い春の味です。

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薪ストーブの溜まった灰は畑の肥やし?

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 春が来ても、我が家の薪ストーブはフル稼働中。4月下旬までは、せっせと薪をくべる日々が続きます。

 薪を燃やせば、当然、が残ります。

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 炉内に溜まった灰はバケツに移して取り置き、バケツが満杯になったところでに撒いています。

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 こちらが1ヶ月分の灰です。原料?はすべて天然由来ですので、そのまま畑に撒いても害はありません。

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 むしろ、酸性の土壌をアルカリ性に傾ける効果や、水溶性のカリウムやリン酸などの成分が畑の栄養分になるそうです。

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 甘くておいしい野菜ができるといいのですが。

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うわぁ、衝撃の半分チョンパ古民家を発見!

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 散歩中、衝撃的な光景に出くわしました。

 家の左半分をチョンパされた古民家が、倒れるでもなく屹然と建っていたのです!

 ご覧ください。まるで鋭利なナイフでケーキを切ったみたいに、母屋が垂直にスパッと裁ち落とされています。

 切った跡には、よくある現代風の日本家屋が“繋いで”ありました。

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 こちら、反対側から見たところです。やはり思い切りよく古民家をバッサリ断裁しちゃったことがわかります。

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 和洋折衷ならぬ新旧折衷と言いましょうか。恐るべき増改築の事例を目の当たりにして、思わず立ちすくんでしまいました。

 これはスゴイ!スゴ過ぎて、耐荷重性とか耐震強度は大丈夫なんだろうか?…などというあたりまえな心配もどこかに吹き飛んでしまいます。

 しかし、考えてみればこんな大胆な改築が可能なのは、柱と梁で構成されている伝統的軸組(じくぐみ)工法の古民家ならでは。

 現代の枠組み壁工法でこれをやったら、倒壊間違いなしでしょう。

 このお宅の切断パターンを、我が古民家の内部構造を参考に考えてみました(ちなみに、梁と柱の写真は我が家のものです)。

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 大黒柱や中黒柱、小黒柱などの主要なタテの柱を避け、かつメインのを残せば、その外側を壊しても大勢に影響が出ないのかもしれません。

 写真の赤色の破線から外をチョンパするイメージですね。

 力学的には何とか大丈夫そうですが、それでもこれはかなりの無理スジ。よんどころない事情があったにしても、せっかくの古民家の風格、佇まいが台無しです。

もったいないなぁ。



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福寿草とオオイヌノフグリが咲いて、春が来た!

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 里の家の庭先に、小さな小さな青い花が咲いています。

 オオイヌノフグリです。

 どれぐらい小さいかというと、ミツバチよりまだ小さいくらいです。

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 人間にはわかりませんが、昆虫たちにとってはそれなりに香り高い花らしくて、ミツバチが熱心に蜜を吸い、両足の“花粉だんご”をコロコロに太らせていきます。

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 その隣では福寿草も咲き始めました。

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 いよいよ春がやって来ました。



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雪が溶けたら、えっ?もう花粉?

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 道端の雪が消えてなくなりました。

 4月までにはまだ一雪、二雪ありそうですが、それでも気分はもう早春。

 日向道を散歩しているうちに、おや? 鼻がムズムズするじゃありませんか。

 まさか?花粉?

 そう思って農家の防風林を見上げると…

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 杉の枝先にオレンジ色の花粉がしっかり付き始めていました。

 間もなくアルプスの山裾が赤茶色に染まって、マスク着用の日々がスタートします。憂鬱だなぁ。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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