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霜対策で屋外用温室(大)を組み立ててみた

 安曇野の冬を一言で表すと「雪は少ないけれども、とにかく寒い」。表に出しておいたものは、ほぼ何でも凍ってしまいます。

 植物も例外ではありません。毎年、春や秋に園芸店やホームセンターで見つけた鉢植えを買ってきては、不用意に外に放置して枯らしてしまう、なんてことを繰り返してきました。

 ネームプレートに「強耐寒性」と書いてあっても、徐々に弱って枯死する植物が少なくないんですね。

 そこでミニ温室を庭に設置することにしました。

 ホームセンターで探したら、「綿半オリジナル」の「屋外用温室(大)」というキットが1万円弱で売っていました。

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 高さ195センチ、幅143センチ、奥行き143センチ。

 ネットで調べましたが、同様の商品は2万円前後します。これは安い!さっそく購入して玄関先で組み立てました。

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 工具不要、差し込み式で組み立てられるというので簡単に考えていたのですが、出来上がりがデカイだけあって作業中の取り回しが結構、大変で、二人がかりで1時間半ほどかかりました。

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 強風で倒れないよう、底辺のスチールパイプはペグで地面に固定します。

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 骨組みができたところで、最後にビニールの覆いをすっぽり被せて完成。鉢植えを並べてみました。

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 春先になったら、ここに野菜の苗を入れて育ててみようと思います。 

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あづみの乗馬苑で山盛りの馬糞(発酵中)をいただきました

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 安曇野の真ん中に「あづみの乗馬苑」という会員制の馬場があります。日本デジタル研究所という会社が所有していて、一般の乗馬クラブのように開放はしていませんが、スタッフにお願いすれば苑内を見学させてもらえます。

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 広大な敷地に競技用の本場馬、放牧場、インドアの覆馬場などが点在しています。常念岳から燕岳、鹿島槍、五竜、白馬三山まで一望できる絶好のビューポイントで、散歩にはもってこいの場所です。

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 そんな「あづみの乗馬苑」に、先日、馬糞をいただきに伺いました。

 じつはこちらの馬場では、馬糞を発酵させて堆肥にしたものを地元の農家や園芸愛好家に無償で提供しているんですね。

 噂を聞きつけた私たちも、事前に電話でアポ取りをして軽ワゴンで出かけました。

 チリひとつない敷地の隅に、シャッターの下りたクルマのガレージのような建物が建っています。

 スタッフに声を掛けると、シャッターを開けて、

「さあ、どうぞ。今、袋を持ってきますからご自分で詰めてくださいね」

 堆(うずたか)く積もった黒い馬糞の山からスコップを抜き取って、渡してくれました。

 文字通り、“山盛り”の馬糞です。

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 でも、不思議なくらいまったくウ○コ臭くないんですね。

 というのも、厩(うまや)から運び出された糞をここに積み上げておくと、自然発酵するんだとか。

 現在の発酵度合いは「中ぐらい」だそうで、このままでも堆肥として使えるけれども、さらに半年ばかり寝かせると熟成が進んで上等な肥料になるんだそうです。

 20キロ容量の紙袋5つと口を縛るナイロンロープをいただき、二人がかりでせっせと袋詰めしました。

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 合計5袋100キロを荷台に載せて持ち帰らせていただきました。

100キロもの馬糞を買ったら、それなりのお値段になります。それを無料で頂戴できるんですから、ありがたいかぎりです。

 冬の間、寝かしてから大切に使おうと思います。

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あづみの乗馬苑




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ドレッシングの専門店とは珍しい!「クエル・ド・ノメル」

 グルメ通の地元の知り合いから、「安曇野にドレッシングの専門店があるよ」と教えてもらい、出かけてみました。

 こちらが「小さなドレッシング屋さん クエル・ド・ノメル」。無添加のドレッシング各種を製造・販売しています。

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 お店に入ると、正面のテーブルに5種類のドレッシングのサンプルが並んでいました。

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元気ドレッシング(和風にんにく)
ご機嫌ドレッシング(和風ごま油)
COO元気ドレッシング(バージンオリーブオイル)
しょうがのたれ(元気あげのたれ)
元気ドレッシング(こめ油)


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「初めてのお客様ですか?」

 接客中だったオーナーのマダムに声を掛けられたので、はいと答えると、

「ちょっとお待ちくださいね。今、試食をご用意しますから」

 サニーレタスを一口ずつ5等分に切り分けて盛った皿を出してくれました。
 

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 サニーレタスには5種類のドレッシングがかかっています。

 目の前のサンプル瓶を見ながら、一切れずつ味見できるんです。

 サニーレタスを一噛みしてびっくり。濃厚な風味なのにさっぱりしていて後に残りません。
 特ににんにく仕立ての「元気ドレッシング」は、にんにくの味と香りがスッと広がり、きれいに消えていく感覚です。

「ニオイが残らないように処理してありますから、朝からサラダにかけて召し上がっても大丈夫ですよ」

 とマダム。なたね油とこめ油使用の2種類を食べ比べ、よりマイルドでクセのない「元気ドレッシング(こめ油)」(900円)を買いました。

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 もともとこちらのお店はレストランだったのだそうですが、ご主人が亡くなり、体力的にもきつくなったマダムが、ドレッシングの販売だけに絞って続けていらっしゃるんだとか。

 レシピはレストラン時代から受け継がれたもので、サラダやパスタ、ピラフ、マリネなどに最適です。

 通販サイトもあるので、こだわりのドレッシングをお探しの方は、一度お試しください。

 防腐剤・添加物を使っていないため賞味期限は6ヶ月。

 かける前に20回ぐらい容器をよく振るのが、おいしく食べるコツだそうです。

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「小さなドレッシング屋さん クエル・ド・ノメル」




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トラクターの凍結防止は軽油で

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 里の家のトラクター「クボタL3001」は、御年取って推定40歳超のとんでもないご老体です。

 去年の夏には畑の真ん中でオーバーヒート。幸いにも大事には至らず、すぐに復旧してくれましたが、冬は冬で寒さが堪(こた)えるのは機械も人間も一緒です。

 最低気温がマイナス10度を下回る1~2月には、燃料の軽油が凍結して壊れてしまう恐れがあるんですね。

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 前オーナーからは「真冬になる前に燃料を抜いておいたほうがいいよ」と忠告されていました。

 でも、トラクターの下に潜り込んで軽油を抜くのは、正直面倒です。

 以前、失敗してもろにオイルを被ってしまったことも。

 何かほかに良い方法はないかな、と思って日頃お世話になっているKUBOTAの販売店に尋ねると、

“冬の軽油”を燃料タンクに入れておけば心配ありませんよ」

 と教えてくれました。

 軽油には成分によって特1号~特3号まで5種類あるそうで、寒冷地のガソリンスタンドでは夏期と冬期で異なる軽油を扱っているんだとか。

 なんだ、そういうことなのか。簡単じゃないの…さっそくガソリンスタンドにハンディタンク持参で出かけました。

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 安曇野では毎年12月に入ると軽油を冬期用に切り替えて販売しているとわかり、20リットル缶に“冬の軽油”を詰めてもらって帰りました。

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 トラクターの燃料タンクに注ぎ足してみたんですが、ホントにこれで大丈夫なんでしょうか?

 簡単過ぎるのが心配で、最低気温がマイナス10度になった朝、おっかなびっくりセルを回してみると…一発でエンジンがかかりました。

 翌朝も、翌々朝も念のためエンジンを始動させましたが、すぐにかかります。まったく問題なさそうです。

 これで頭から油を被る心配がなくなったみたいです。


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空き缶を捨てようと思ったら、おや?「空釜回収BOX」って?

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 先日、クルマで東京方面に出かけた時のこと。中央道の諏訪湖SAで小休止して、缶コーヒーを飲みました。

 空になった缶をトイレの前の「空き缶回収BOX」にポンと放り込んだつもりが、次の瞬間、なんだか強い違和感を感じて思わず振り返ると、そこには…

空釜
回収BOX


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 「え?空釜?カンじゃないわけ?」

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 なんだかヘンです。で、とりあえず投げ入れたコーヒー缶をカゴから取り出してさらにびっくり。なんとカゴの底にこんな断り書きが。

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ゴミ箱ではありません!!



 たしかに、あらためてカゴを覗くと、隅っこのほうに小さな陶製のお釜が一つ、ちんまりと置いてあるじゃないですか。やっぱりこのカゴ、空き缶入れじゃなくて「空釜」入れだったようです。

 しかし、なぜまたゴミ箱コーナーに、わざわざお釜を入れる専用カゴなんか設置してあるのでしょうか。

 不審に思ってSAの店内を見て回り、納得。

 かの有名な「峠の釜めし本舗おぎのや」さんが、名物の釜めしを店内で販売していたんですね。

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 おぎのやと言えば、旧JR信越線の横川駅構内で「峠の釜めし」を売っていた、信州弁当界きっての老舗です。

 それが諏訪湖で釜めしを販売していたとは。迂闊にも今までその存在に気づきませんでした。

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 調べてみると、1997年9月に信越本線横川 - 軽井沢間の路線が廃止されたことに伴い、駅弁としての「峠の釜めし」は碓氷峠で販売できなくなってしまったんですね。

 おぎのやでは新たな売り場を求めて、信州各地のドライブインに売店を展開したのでした。

 「峠の釜めし」は、益子焼のオリジナルの土釜に入って売っています。私たちも大ファンですが、食べた後、残ったお釜の処分に困ることもしばしば。

 そんなこんなで、諏訪湖SAではゴミ箱横に専用の回収BOXを置いたんでしょう。

 みなさんも、もし安曇野の帰り道に諏訪湖SAに寄ったら、うっかり空き缶を投げ入れないでくださいね。

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売買電が始まりました。

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 太陽光発電がスタートしました。

 里の家の母屋外壁に、鍵のかかる金属ケースが新たに設置されました。開くとブレーカーと電源コンセントが並んでいます。

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 施工業者さんの説明によれば、太陽さえ出ていれば停電時にこのコンセントから直接、発電中の電気を家電に供給できるんだそうです。

 タップ1個につき最大1500Wを採れるということなので、非常時にも冷蔵庫の中身を溶かさずに済むかもしれません(ただし、夜間に停電になったらアウト。あくまでエマージェンシー用ですが)。

 一方、発電状況は室内のタブレットでリアルタイムに見ることができます。

 こちらは去年のクリスマス当日の画面です。

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 写真は、午前10時半頃の発電状況です。天気は曇り時々晴れ。11.0kW発電し、0.7kWを消費。差し引き10.3kWを売電しています。

 午後3時半には空が雲で覆われ、日も傾いてきました。それでも0.7kWほど発電し、わずかながら売電状態が続きました。

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 日付が変わって26日の深夜零時過ぎ。発電は停まり、冷蔵庫と水道管の不凍帯の通電分、1.3kWを丸々、電力会社から買っていました。

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 …と、こんなふうに売買電の状況が刻々と変わっていく様子が可視化されるので、つい見てしまいます。

 ゲーム感覚で面白いなぁ、と施工業者さんの前で呟くと、

 「皆さん最初のうちはちょくちょくご覧になりますけど、すぐに飽きちゃって故障になっても気づかないみたいですよ。念のため、週に一度ぐらいはタブレットの電源を入れてください」

 と言われちゃいました。



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太陽光パネル...ホントに大丈夫なの?

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 昨年末、「冬の電気代が高過ぎるから太陽光発電...」と投稿したところ、当ブログをご愛読いただいている皆様から、

「思わず止めたくなりましたが、もう材料が届いてしまったのですね」

 など、さまざまなご心配をお寄せいただきました。ありがとうございます。
 
 頂いたコメントは、およそこんな内容でした。

■安曇野ではそれほど太陽光が当たらないかも。

■冬期は山に雲がかかるので1時間ほど(発電時間を)引かないと駄目ですね。

■太陽光パネルの寿命はそんなに長くなく、廃棄には高額の処理費用がかかります。

■電力会社の「太陽光発電買い取り中断」も起きている。

■電磁波被害も。


 う~む。こうやって箇条書きにするだけで、止めておけばよかったかも…と思いたくなる材料がいくつも出てきました。

 ですが施工のほうはその後も着々と進み、「雪が降るまでには工事を終わらせます」と言う電気屋さんの言葉どおり、昨年末に無事、完成しました。

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 こちらが母屋です。明かり取りの天窓と薪ストーブの煙突を避けてパネルが配置してあります。

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 一方、薪置き場に使っている鉄骨製の資材置き場の屋根は障害物がないので、ご覧のとおりパネルをスクエアに配置することができました。

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 合計94枚。さて、どうなることやら。造作しちゃったんだから今さら後戻りはできませんが、当面はおっかなびっくり使っていくことにします。

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大晦日、「年越しワンコそば」をいただきました

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 大晦日、我が家では「年越しワンコそば」をいただきます。

 近所のスーパーで買ってきた信州そばに、油揚げ、ナルト、海苔、長ネギ、ミツバなどをちょこちょこ加工して載せ、犬の顔にするんですね。

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 昨年末も家族全員でワンコそばを楽しみました。

 顔のモデルは我が家のチワワ。似てるかな?

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明けましておめでとうございます。

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 毎年、変わり映えいたしませんが、安曇野から新年のご挨拶をさせていただきます。

 今年も、山里の古民家&里の生活情報をお送りしていくつもりですので、ご愛読よろしくお願いいたします。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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