田舎暮らしを始めて気づいたのが、意外に掃除が大変ってことです。
都会に比べると、とにかく
土埃や
砂埃、
枯れ葉や
虫の死骸の絶対量が違います。
せっせと掃き掃除をしても、掃いたそばから風に吹かれていろんなものが舞い込んできます。
しかも田舎家は得てして床面積が広いので、掃除機をかけるのも一苦労。
なんとか楽する方法はないかな、と思案していたら、
「
お掃除ロボットがいいんじゃない?」
家族が中華製の
「iLIFE」という製品をAmazonで見つけてきました。
送料無料で2万1900円って、ちょっと安過ぎるんじゃないの?と心配になりましたが、背に腹は代えられず、騙されるのを覚悟でポチしちゃいました。
翌日届いたのが、こちら。
う~ん、iRobotのルンバにそっくりと言いましょうか、まんまパクリのような気がしますが、買っちゃったんだから充電するしかありません。
充電クレードルを部屋の隅のテレビラックの下に設置して、コンセントにコードを差し込みます。
リモコンに電池を入れて「HOME」ボタンを押すと、おやおや! 「ピッピッピッ」と小さな電子音とともにiLIFEがラックの下に潜り込んでいくじゃありませんか!
そのままクレードルにドッキング。勝手に充電を始めました。
意外にお利口さんかも?と思いつつ、フル充電を待つこと数時間。
今度はリモコンで「CLEAN」をプッシュ。すると「ピッ!」と一声、元気な音を上げて寝床(クレードル)からシュルシュル出てきました。
真ん丸のボディの前に生えた2本のヒゲというかハケをくるくる回転させながら、フローリングの床を手当たり次第に移動して、落ちている埃やらクズやらを貪欲に吸い込んでいきます。
想像していたよりも
早足で、シャカシャカというお掃除の音もそんなにうるさくありません。
壁や障害物に近づくと、3センチぐらい手前で止まってクルリと方向を変えるのも、技ありな感じがします。
ホームページには「1センチのギャップを乗り越える」と書いてありましたが、ご覧の椅子の脚は優に2センチの厚みがあるのに、難なく乗り越えて前進また前進。
毛足の長い絨毯も楽勝です。
階段の縁まで来ると、落っこちる前に徐行してちゃ~んと方向転換するのも、エライ!
相当かわいいヤツです。
長い廊下を行ったり来たり。結局、リビング、食堂、台所、洋室3間、トイレまで掃除して、クレードルのある巣へ自力で戻っていきました。
そして再充電。
休憩中の
「iLIFE」をラックの下から引っ張り出して裏を返してみたら、ローラーにヒモが絡まっていました。細長いものは、どんどん巻き取ってしまうようです。
ゴミタンクはご覧のとおり満杯で、お掃除効果は疑いようがありません。
ルンバの半値以下で、こんなに賢くて静かで働きが良いお掃除ロボットが手に入るとは!
う~ん、正直“買い”でした。
我が家ではさっそく「たこ八」の愛称を付けました。家族の一員と言うには役不足かもしれませんが、
「家族の半員」ぐらいの存在感は十二分にあると思います。
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テーマ : 信州
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