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庭にガーデンアーチを組み立てました

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 春が短い安曇野に住む私たちにとって、5月はガーデニングの“かき入れ時”…ヘンな表現ですが、まさに庭仕事の強化月間といっても過言ではありません。

 寒さが去って梅雨が始まるまでの間、庭の手入れを集中的に行います。

 古民家の庭は8年間かけて手を入れてひとまず整いましたが、問題は里の家のほうです。

 2年前に前の所有者から引き取った時点で、庭は半ば野生に還りかけていました。

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2年前の庭です。

 そこでプロの園芸家さんの助けを借りながら少しずつ手を加え、ようやく最近になって少しレイアウトがまとまってきた感じがしています。

 母屋に続く小径の両側に広い植栽エリアが生まれ、これからそこに苗木と草花を植えていこうと思っています。

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 一方、庭の突き当たりには、元々、山ブドウが数株植わっていました。

 最初は小さな木だったのでしょうが、長年、剪定もされずに放置してあったため、グチャグチャに枝を伸ばして巨大な藪のような塊ができあがっていました。

 旺盛に繁茂して毎年、確実に庭を侵食しはじめていたので、思い切って枝を払い、相当部分を刈り込んでみました。

 残ったのは、妙な具合にねじ曲がった5株ほどですが、日当たりが良くなった分、きっと今年はたくさん実をつけてくれるでしょう。

 と、ここまでは順調にブドウ棚の“スリム化”が進んだのですが、作業の過程で、山ブドウを支える支柱が老朽化していて付け替えなければならないことがわかりました。

 今まで木々を支えていたのは畑用の鉄パイプの棚でしたが、庭に隣接していることを考えると、もう少し見栄えを追求したほうがよさそうです。

 そこで、つるバラなんかを這わすガーデンアーチを置いてみることにしました。

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 Amazonで探すと、送料込み6000円弱で売っています。至急、支柱を替えたほうがよさそうな山ブドウが2本あったので、同じものを2台注文しました。

 到着した段ボールを開けると、これだけのパーツが出てきました。

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 パーツを組み合わせてネジ止めしてできあがり。高さ240センチ、幅110センチ、奥行き40センチのスチール製のガーデンアーチです。

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 2台組み立てて、2本の山ブドウの脇に90度になるように配置してみました。

 これで少しは庭の景観が良くなるかな?

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連続テレビ小説「おひさま」のロケ跡地が、ヘンなことになっていた!

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2011年7月撮影

 2011年上半期にNHKで放映された連続テレビ小説『おひさま』は、安曇野と松本が舞台でした。

 オンエア当時、何度かロケ地を見学に行きましたが、田んぼの真中に撮影に使ったロケセットがそのまま残っていて、誰でも勝手に敷地内を見て回れました。

 場所は安曇野市堀金烏川。長野道の安曇野インターからクルマで15分ぐらいの棚田です。

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2011年7月撮影

 手前に水車小屋、一段高いところに茅葺きの古びた百姓屋が造作してありました。

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2011年7月撮影

 水車小屋の横には安曇野名物・双体道祖神が二体立っていて、昔ながらの安曇野の風景がコンパクトに再現されていたように記憶しています。

 あれから7年。ロケ地のその後については知るよしもなかったのですが、先日、ひょんなことからその場所を再訪することになりました。

 というのも、件(くだん)のロケ地一帯は、2016年に国によって整備されていたんです。

 隣接する「国営アルプスあづみの公園」に“飛び地”のような形で編入され、里山文化ゾーンとして有料で一般公開されていました。

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 入場料は公園本体と共通の大人450円。里山文化の保存は大切ですが、ただの田んぼを見て回るのに450円払うのは少しナンだなぁと思いつつ、ゲートを潜って棚田をめざしました。

 じつは私たちのお目当ては先日書いた「菜の花」見物(→いちめんのなのはないちめんのなのはな)。「おひさま」じゃなかったんですが、歩き始めてすぐ、「あれ?ここは以前来たことがあるぞ?」…と既視感に捕らわれたのです。

 それもそのはず。安曇野きっての菜の花パノラマは、かつての「おひさま」ロケ跡地のすぐ奥に広がっていたのでした。

 菜の花畑の手前には「『おひさま』の舞台」と書かれた写真プレート付きの杭が1本、立っています。

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 二体の道祖神も以前のまま、残っていました。

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 主人公の生家の設定だった百姓家は撤去され、茅葺きの水車小屋は物置に水車を取って付けたような、なんだか安易な建物にリプレイスされていました。

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 それでも、かつてここが高視聴率を上げたドラマの撮影場所だった記憶を残そうという公園の気概は伝わってきます。

 ただ衝撃的だったのは、道祖神の後ろに二体の面妖な「おひさま人形」が屹立していたことです。

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 主人公の井上真央さんと高良健吾さんをかたどっているんでしょうが、風雨に晒され、かなりズタボロな状態です。

 真央さん?のホッペなど皮膚が剥げ落ち、中身の紙が露出しています(ってことは、この人形は紙粘土なのかな?)。

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 もはや「おひさま」というよりは「はだしのゲン」の世界観でした。

 う~む、これっていかがなものでしょうか。

国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区) 里山文化ゾーン 堀金口




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壊れたブルーベリーの棚を改修しました

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 里の家には約30株のブルーベリーがあります。

 6月下旬に実がなり出すと鳥たちがやってきて一斉に食べてしまうので、ナイロン製の防鳥ネットを張り巡らさなくてはいけません。

 畑の周囲には、このネットを支えるための計12本の鉄パイプが立っています。

 昨年までは、鉄パイプのてっぺん同士をつなぐ“横木”が、地上2.5メートルのところに地面と水平に設けてありました。

 横木といっても、以前、この畑を管理していた80代のおじいさんが間に合わせで作ったもの。

 ホームセンターで売っている園芸用の緑色の支柱(よく家庭菜園でトマトやナスの支えにするアレです)を針金で継ぎ足し継ぎ足しして造作してあったので、強度がまったく足りていません。

 去年、収穫が終わって雪が降り出す前にネットを外したら、錆び付いた針金がちぎれて、バラバラに壊れてしまいました。

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 そこで今年は、ネットを張る前にまず横木の補修というか架け替えに迫られたんですね。

 材料はホームセンターで調達しました。

 強度を出すため、園芸用の支柱じゃなくて少し細め(19ミリ)のビニールハウス用の金属パイプをカットしてもらい、店で軽トラを借りて運びました。

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 畑に脚立を運んで支柱のてっぺん付近まで上り、パイプとパイプを繋ぐクランプを固定していきます。

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 そこに買ってきた19ミリのパイプを通して隣の支柱へ掛け渡します。

 一人で作業したので3時間ほどかかりましたが、ひとまず完成。あとはネットを張るばかりです。

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ジミ~な古民家のジミ~な山吹たち

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 私たちの古民家が建っているのは、標高850メートルの山間部。安曇野の田園地帯からざっと300メートルぐらい登ったところにあります。

 じつはこの300メートルの差が季節の到来に大きな差をもたらしているんですね。

 今年は全国的に季節が駆け足で進んでいるようですが、どうしたわけか私たちの住む一帯は取り残されたように平年並みか、むしろ平年より少し遅いぐらいのペースで、ゆるゆると春が“進行中”です。

 里ではとっくに春爛漫だというのに、古民家の周りの花々は多くが五分咲き。

 まだつぼみの花もある中で、目立っているのは山吹(ヤマブキ)でしょうか。

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 家の周りの山肌に一重八重の山吹がパラパラと花を咲かしています。

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 山吹もどき(じつは別種)のシロヤマブキも、清楚な花を付けました。

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 ジミ~な古民家にふさわしい、ジミ~な山吹たちです。



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田んぼに水が入って、安曇野の春たけなわ

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 北アルプス・爺ヶ岳の頂上付近に「種まき爺さん」雪形(ゆきがた)が現れると、安曇野では田植えが始まります。


 今年も少し前に「種まき爺さん」が姿を現し、田んぼに水が入りました。

 どちらを向いても“水鏡(みずかがみ)”の世界です。

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いちめんのなのはないちめんのなのはな

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 テレビのローカルニュースで「国営アルプスあづみの公園の菜の花が満開です」と言っていたので、見に行ってみました。

 国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)には先日、入場無料の日に遊びに行ったばかりですが、さて、菜の花畑なんかあったでしょうか?

 ぐるっと一周しましたが、そんなもん目に付いた記憶がありません。

 入場時に貰ったイラストマップにも菜の花のことは出ていなかったし、ちょっと腑に落ちないなと思い、受付のスタッフに尋ねると、

「菜の花は、新しくできた里山文化ゾーンにたくさん植わってますよ」

 と言われ、道を教えてもらいました。

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 里山文化ゾーンは2年前の2016年に造成された新区画。公園本体から飛び地のような格好で、少し離れた丘の斜面に開けていました。

 ゲートを潜ると、そこは文字どおり一面の菜の花!

 6ヘクタールの棚田に植えられた約500万本の菜の花が、見頃を迎えているのでした。

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いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
 ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな


 まさに山村暮鳥の有名な詩の世界そのままです。時折、揚げヒバリが空の上のほうでさえずっています。

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 青空の下、眼下に安曇野の扇状地が見渡せるのでした。

 今月半ばぐらいまでが菜の花の見頃だそうで、今まさにおすすめの安曇野ビューポイントです。

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国営アルプスあづみの公園 (堀金・穂高地区) 里山文化ゾーン 堀金口





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庭の桜草を小さな一輪挿しに活けました

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 通販カタログで小さな一輪挿しを見つけました。

 雑貨店でよく見かける一輪挿しは、園芸種の切り花を飾るのにはいいんですが、山野草を活けようとすると少し大ぶりで、花が花器に埋もれてしまいます。

 我が家のまわりに自生している山野草や極小の花々を飾るものが欲しいと思っていたところ、この商品はちょうど手頃なサイズ。さっそく注文しました。

 届いたのが、こちら。直径8センチほどの球体のガラス容器と木製の台座がセットになっています。

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 庭の外れにどこからか飛んできて咲いた桜草が一株あるのを思い出し、試しに摘んでトイレに飾ってみました。

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 こうして活けてみると、鮮やかなピンク色が目に滲みます。

 桜草って、こんなに可憐な花だったんですね。

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鯉のぼりと残雪の常念岳

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 こどもの日の昼下がり、国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)に遊びに行ってきました。

 いつもほどよい具合に空いているので、今回も高を括って出かけたのですが、なんと駐車場は満杯。臨時駐車場に誘導されてようやく空きを見つけました。

 というのも、大人450円の入場料がゴールデンウイーク期間中、タダになるんですね。うっかり忘れてノコノコ出かけた私たちが間抜けでした。

 園内は子供連れのファミリー客でごった返しています。

 人混みを縫うようにして歩くと、チューリップ園が見えてきました。さすがに盛りは過ぎていますが、それでもご覧のような“花の絨毯”が気持ちよさげに広がっています(ちなみに、ブルーの帯はチューリップではなくムスカリです)。

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 さらに渓谷沿いの道を歩いていくと、谷間に鯉のぼりがそよいでいました。

 前方には残雪を戴いた常念岳が。

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 谷間を吹き抜ける風もまだ冷たく感じられます。

 安曇野は“春うららの一歩手前”といったところでしょうか。

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国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)





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時を告げるのはニワトリだけじゃない?

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 古民家では、数年前までお隣のオンドリの声で目を覚ましていました。

 お隣と言っても百メートル以上離れているんですが、時を告げるニワトリの声はそれはよく通るんですね。

 オンドリは朝寝坊をさせまいと、そりゃもう猛々しく鳴いてくれたものです。

 ところが数年前、ニワトリ小屋がキツネに襲撃されて、一夜にして全滅してしまいました。

 以来、夜明けを告げる鳥がいなくなってしまったんです。

 一方、里の家の場合、朝の訪れを告げるのはニワトリ…ではありません。

 ケ~ン、ケ~ン♪

 そう、キジなんですね!

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 外が白んでくると、家のすぐそばで、とんでもなく大きな声を上げて鳴き出します。

 オンドリと良いとこ勝負です。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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