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チワワの足拭き雑巾が凍ってしまいました

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 ただの汚い雑巾です。

 我が家の玄関には、汚い雑巾が1枚、いつも少し湿らした状態で吊してあります。

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 というのも、チワワが<土足で>玄関から出入りするので、室内に入る前に足裏の汚れをきちんと拭き取らなければいけないんです。

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 ところが、最低気温がマイナス8度になった数日前のこと。

 朝一番に、庭に向かって飛び出していったチワワが戻ってきたので、足を拭こうと雑巾をつまんだら…カチカチに固まっているじゃありませんか。

 水分が凍ってしまったのでしょう。ご覧のようにベロンと逆さ立ちしたまま、待てど暮らせど折れ曲がる様子がありません。

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 こんな“冷凍濡れ雑巾”で足を拭かれるチワワが、少し気の毒になりました。

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よ~くわかりました。薪ストーブには温度計が必需品だってこと

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 薪ストーブ初心者の私たちにとって、悩みの種は“火加減の調節”です。

 焚き付けから薪に火を移してよく燃やし、炉内を一定の温度に保つのが正しい薪ストーブの使い方なんですが、これが必ずしもうまくいきません。

 いくら薪を足してもなかなか温度が上がらず、ヘンにくすぶっているうちに、煙突の継ぎ目から茶褐色の粘っこい液体がポタポタ垂れてくることがあります。

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 これ、炭焼きの時に出る「木酢液(もくさくえき)」なんです。要は低温過ぎて薪が木炭状態になってしまっているんですね。

 室温が上がらないうえに煙突が汚れるので、ダメダメです。

 反対に、薪が完全燃焼して一気に温度が上がる場合も。しめしめ、うまく燃えたぞと喜んだのも束の間、今度はたちどころにになってしまってあっけなく燃え尽きたりします。

 簡単で確実なストーブの温度管理法はないものか?…と思っていたところ、地元のストーブ専門店・山風舎で無料の薪ストーブ講習会が開かれていたので、ちょっと覗いてみました。

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 30分間ほどのレクチャーでしたが、とてもシンプルな“秘訣”を教えてくれました。

 それはストーブ用の温度計を使えば大丈夫ってこと。

 薪ストーブの上に温度計を置いて火を熾したら、なるべく素早く温度を「適温ゾーン」まで上げるようにする。「適温ゾーン」に達したら、薪は自ずとゆっくり燃焼するので火加減が安定する…とまあ、拍子抜けするくらいやさしいアドヴァイスなのでした。

 本当にそんなにうまくいくのかねぇ?…半信半疑でしたがネットでCondar 薪ストーブ用 温度計(3000円)を買ってみました。

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 焚き付けに火を付けたら、針葉樹などの燃えやすい薪に火を移して一気に炉内を温めます。

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 温度計の目盛りが「適温ゾーン」(私たちが手に入れたものでは「OPTIMAL」と書いてある白帯のゾーン)に入ったら、あとは薪を少しずつ足していくだけ。

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 これまでとやっていることは大して変わらないはずなのに、「適温ゾーン」を気にしながら薪を継ぎ足すだけで炎が安定し、火持ちも格段によくなったから驚きです。

 薪ストーブの火加減にお悩みの方は、お試しください。

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薪運びのすぐれもの「MORSO(モルソー)ログキャリー」

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 薪ストーブの燃料は、言うまでもありませんが40cmぐらいに輪切りにした薪=材木です。

 冬の間は、こいつを絶やさないように炉の中に追加していかなければいけません。

 当座の薪はストーブの脇にバケツを置いてそこにストックしておきます。

 バケツの薪がなくなったら、母屋の外のログラックから一杯分の材木を運び入れます。

 バケツ一杯分ですから運ぶこと自体は重労働でも何でもありませんが、問題は薪の“持ちにくさ”なんです。

 チェーンソーと斧で切ったり割ったりして作る薪ですから、形はバラバラ。束にして抱えても、脇の間からポロポロこぼれ落ちたりします。

 また材木の表面がささくれ立っていて、素手で触るとトゲが刺さりますし、服が木屑まみれになってしまいます。

 そこで、ログラックからファイヤーサイドまでの“ラスト10m”を運ぶのに便利なグッズはないものか?…と探したら、ありました。

「MORSO(モルソー)ログキャリー」。3500円前後で販売されていました。

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 これ、デンマークの薪ストーブメーカーが作っている薪専用の運搬グッズなんです。

 ご覧のように広げるとフンドシ状の強化化繊布で、両端に木製の持ち手が付いています。

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 広げた「MORSO(モルソー)ログキャリー」に、ログラックから適量の薪を並べて置きます。

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 左右の持ち手を合わせて握れば、このフンドシが即席のキャリーに変身するというわけ。

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 手を傷つけたり服を汚すことなく、戸外に置いた薪を室内に運べるアイデア商品。小さく畳んでおけるのも便利です。

 痒いところに手が届く優れたグッズです。さすが専門メーカーのアクセサリだけのことはありました。



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スキレットを使って薪ストーブでピザ作りに挑戦!

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 薪ストーブで料理をしてみたくてスキレット(フライパン)を買ったことは、前回、書きました(→スキレットをシーズニングしました)。

 手に入れたのはLODGE(ロッジ)社製の直径22cmのスキレット。焦げ付き防止のために事前に何度か油を塗って空焼きしました。さあ、準備万端です。

 何を作ろうかな?やっぱり最初に焼くならピザだろうな…というわけで、出来合いのピザ生地を買ってきて手っ取り早く“試し焼き”してみることに。

 一般的なピザは直径28cm前後ですが、我が家の薪ストーブはバーモントキャスティングス社製のアスペン(ASPEN)という小ぶりな製品です。

 炉の内部が狭く、28cmのフライパンは入りません。

 そこで22cmのスキレットを購入しました。アスペンの炉の内径にぴったりです。

 スーパーでスモールサイズのピザ生地を探すと、

デルソーレ
手のばし生地
イベリコ豚とろける
厚切りベーコンピザ

デルソーレ
手のばし生地
カマンベールとろける
4種のチーズピザ

の2種類があったのでゲット。ピザのくせに横長で一見、ナンみたいですが、2分の1に切るとちょうど22cmのスキレットに納まります。

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 薪ストーブの火を200度に下げ、木炭のように真っ赤に熾きた火の上にスキレットを載せてガラス扉を閉めました。

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 焼き上がりの時間がわからないので、目検討で10分間ぐらい置いて扉を開けると、あらま!見事に焦げてしまいました。

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 そこで今度はストーブの温度を150度まで下げ、4分間で取り出してみたのが、こちら。

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 生地がカリカリッと焼け、チーズもとろ~り。バジルの葉を載せていただきました。

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 なんという美味しさ!本格的な石釜で焼くピザ屋さんに勝るとも劣らない風味です。

 しかもカップラーメン並みの短時間で超簡単に作れちゃうんですから、言うことありません。

 初めて薪ストーブで得した気分になりました。



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外は3度。なのにチワワは縁側&ベランダでうたた寝です

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 我が家のチワワは呆れるほどの寒がり。一日の大半を炬燵かストーブの前でヌクヌクと過ごしています。

「お散歩に行こうか?」

 と声を掛けると、条件反射でガタガタ震え出すんですから、情けないことこの上ありません。

 もっともチワワのルーツは温暖なメキシコ。安曇野の厳しい冬に馴れろというほうが、土台酷な話なんですね。

 そんな正真正銘の寒がり坊主ですが、雲間からお日様が差し込むと、やおら部屋を抜け出して古民家の濡れ縁やベランダで昼寝を決め込むから不思議です。

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 外に吊した寒暖計の目盛りは3度を指しています。正直、手袋に襟巻きがなければじっとしていられない寒さです。

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 そんな底冷えのする縁側に、チワワはふらふらと出て行くとペタンと俯せになってうたた寝を始めるんですね。

 大丈夫なんだろうか?…と、縁側の表面に手を当ててみて納得しました。

 なるほど!これは暖かい!

 遠赤外線効果で板が湯たんぽみたいにホカホカしているじゃありませんか。

 しかも、冷たい風はうつ伏せになったチワワの頭上を流れていき、床すれすれのところには太陽で温められた暖気の層ができているのでした。

 人間には真似のできない極小チワワならではの日光浴。ちょっぴり感心しました。

 
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原木を“馬”に乗せて薪作りをスタート!

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 もろもろ準備が整ったので、薪ストーブ用の薪作りの第一歩=丸太の“玉切り”をスタートしました。

 原木の加工は晩秋から初冬にやるのがいいと聞き、庭に転がしておいた間伐材や立ち枯れた広葉樹をまとめて処理することに。

 組み立てたSTIHL社製の「玉切り用馬」を薪置き場に引っ張り出して、丸太を1本ずつ、横に寝かして固定します。

 チェーンソーを当てたとき丸太が暴れないように、付属のゴムロープで馬に固定して準備完了です。

 あらかじめ40センチにカットしておいた小枝をメジャー代わりに原木に当て、目見当でカットする部分を決めたら、電動チェーンソーの刃を垂直にあてがいます。

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 体重を懸けると、切断後、チェーンソーが勢い余って玉切り馬まで切ってしまうので、手加減が必要だということがわかりました。

 すぐにコツを覚え、1時間ほどでログラック半分ぐらい(約30束相当)の薪を切り出しました。

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 いやぁ、これは便利。おまけに速い!

 ようやく薪ストーブ暮らしの根っこのところが固まったような印象です。

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節分に豆をつぶして味噌作り

 節分といえば豆まきですが、我が家では豆まきならぬ“豆つぶし”に大忙し。というのも、今が味噌作りのベストシーズンなんですね。

 今年、用意したのは北海道産の大豆2キロと、同量の米麹。ホーロー容器も2つ新調しました。

 事前の準備で大豆を一晩、水に浸けて水分を吸わせておきます。

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 鍋で数時間、コトコト煮て豆が指で簡単につぶれるぐらいに柔らかくなったら、ザルに掬い、十分、水を切ります。

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 平らな容器に適量を移してマッシャーで潰していきます。熱いうちにさっさと処理しないと、潰しにくくなるようです。

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 大豆の粒がわからなくなるまで潰したら、麹に塩450グラムを混ぜ、種味噌250グラムを加えて練り込みます。

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 麹は生き物。粒を潰さないようにやさしく混ぜ合わせるのがコツだそうです。

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 消毒した手のひらで混ぜ混ぜしていると、次第に麹の良いニオイがあたりに漂ってきます。

 若々しい麹のニオイ…味噌作りをしていて幸せを感じる瞬間かもしれません。

 全体によく混じったら、手のひら大のおむすび状に握って中の空気を抜きます。

 おむすびをホーロー容器の底めがけて力いっぱい投げ込むと、さらに空気が抜けてカビにくくなります。

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 ペッタン、ペッタンと全部、投げ込んだら表面を平らにならし、空気に触れないようラップを張ります。

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 その上に重石(おもし)を載せて厚紙で容器の口を覆い、タコ糸できっちり縛ります。

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 紙の表に今日の日付を書いて完成。

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 古民家の天井裏へハシゴを掛けて格納しました。

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 3年寝かして十分熟したところでいただこうと思います。楽しみだなぁ。



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古民家は冷凍保存中?

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 寒い!寒過ぎます!

 53年ぶりに東京の最低気温が2日連続でマイナス3度を下回った1月下旬、ここ安曇野の山里では連日、マイナス10度前後の冷え込みが続いていました。

 少し前に降った雪も溶けずに残り、庭のイチイの木には長さ40センチぐらいのツララがいくつもぶら下がっています。

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 家中がしんしんと冷えています。

 囲炉裏に熾した火に手をかざしても、ほとんど温かみというものを感じません。

 もはや家全体がパーシャル冷凍されちゃったみたいです。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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