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うわっ!マットレスの間にカメムシがウジャウジャ…

 二、三日、古民家を留守にして帰ってみたら、和室にパクチーのほのかな香りが漂っています。

 あれ、おかしいな? 今夜はタイ料理じゃなかったのに…そう思いつつ、布団を敷こうとマットレスを持ち上げて仰天。

 マットレスと畳の間に大量のカメムシが固まって暖を採っていたんです。

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 「ギャア~!」

 パクチーは大好きなくせにカメムシが大嫌いな家族は、奇声を上げて逃げ出し、私ひとりで掃き集める羽目になりました。

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 イヤがるカメムシを竹箒でチリトリに受け、フタの付いたゴミ箱に放り込んで庭に逃がしてやりました。

 いやはや、臭いこと臭いこと。

 以前、テレビで観ましたが、パクチーの匂いはカメムシの放つ臭いと同じ成分(デセナールやヘキサナール)なんだそうです。

 そのため日本ではパクチーのことを「カメムシ草」と呼ぶこともあるんだとか。

 当分、パクチーを食べる気がしなくなりました。

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北アルプスがピンクに染まる。安曇野の朝焼けです

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 午前6時。夜明け前の畑に一面、霜が降りていました。

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 北の空を見上げると、アルプスの峰々がピンク色に染まっています。

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 西の山の稜線には夜明けの月

 取り残されたように白々と輝いています。

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 東山の麓に白い帯状に棚引いているのは雲海でしょうか。

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 寒い朝が明けようとしています。



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おや?道祖神が行方不明に?

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 大風が吹いた翌日。古民家を見守る道祖神が姿を消しました。

 まさか風に飛ばされたってことはないでしょ…そう思いながらあたりを探索すると、風圧で引っ繰り返ったらしく、空を仰いで落ち葉に埋まっているのが見つかりました。

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 畏れ多くも神様ですから、徒(あだ)やおろそかには扱えません。すぐに助け起こして、古民家を見下ろす元の場所に立て直して差し上げました。

 紅葉が1枚ずつ男神様と女神様のオデコにのように、また顎の下には涎掛けのように貼り付いているのが、なんとも可愛らしく健気でした。

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ニッチなニッチな「シブぬき君」で渋柿を加工するぞ~

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 今年もとんでもない数の渋柿が成りました。

 むざむざ腐らせるのも惜しいので、大きめの実を100個ほど収穫して渋抜きすることに。

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 渋抜きには普段、甲類の焼酎を使いますが、先日、スーパーの店頭にこんな風変わりな商品が並んでいたので、思わず手を出してしまいました。

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47%
柿渋抜き用
めいり シブぬき君
原料用アルコール

 「シブぬき君」とはまたベタな。何でも「君」を付けりゃいいってもんじゃないよなぁ、などとブツブツ呟きながら、さっそくフタを開けてニオイを嗅ぐと--

 おや? 食用アルコール独特のニオイがほとんどしないじゃありませんか。

 これなら、渋が抜けた後の柿の実にアルコールの風味が残存しないかも。

 なるほど、「柿渋抜き用」と謳ってるわけがわかりました。これは良さそうかも。

 小鉢に「シブぬき君」を注いで、渋柿のヘタ部分を数秒間、漬けてからビニール袋に並べていきます。

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 今回は底の浅い大きめの段ボール箱を用意して、そこに納まるだけ詰め込みました。

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 ビニールの口をきっちり結んで完了。2週間ぐらいでおいしい甘柿に化けてくれると思います。

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 ちなみに「シブぬき君」は水戸市の老舗酒造メーカー、明利種類株式会社の製品です。

 ただ、同社のサイトのどこを探しても「シブぬき君」は紹介されていません。卸専門の商材ってことでしょうか。

 かなりニッチな商品ではありますが、メーカーとしてプッシュぐらいしてもいいのに、と思った次第です。



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オークションで競り落とした薪が届きました

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 昼下がり、荷物を満載したトラックが里の家にやってきました。

 「薪の配達で~す!」

 そうそう、うっかり忘れていました。10月にオークションで競り落としたストーブ用の薪を2ケージ分、届けてもらう手筈(てはず)になっていたんです。

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 クレーンで鉄製のケージごと吊り上げて、中身をザザッと地面にぶちまけてもらったのが、こちらの二山。

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 一山あたり約600キロ。二山で約1.2トン。薪の束に換算すると、およそ140束になります。

 配達人が引き揚げた後、2人がかりで台車を使ってログラックまで運び、2時間かけて積み上げました。

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 ラックに納めてしまうと大した量に見えませんが、これで一冬に必要な薪の半分ぐらいにはなっているはずです。

 当座の燃料が確保できて、少しほっとしました。

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今年の山ブドウ酒?は本格ワイン風味に?

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 今年も庭の山ブドウを摘み取って、ジュース&葡萄酒作りにチャレンジしました。

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 収穫した山ブドウの房から実を集め、皮を洗わずにビニール袋に入れて口を仮止め。袋の上から素足で踏んづけて潰します。

 こうすると、皮に付いている天然酵母が山ブドウの糖分を栄養に発酵を始めるんですね。伝統的なワインの作り方と一緒です。

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 およそ700グラム分の潰した実と汁を梅酒の瓶に詰め、フタを緩めに閉めました。

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 ほどなくブクブクと炭酸ガスの気泡が上がってきました。しめしめ、うまい具合に発酵が始まったようです。

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 そのまま3週間ほど寝かした後に、ガーゼで濾過してみると…おやおや? この香りはもしや赤ワインではないの!?

 去年、初めて作った際には、こんなニオイはしませんでした。このときは残念ながらアルコールにはならず、できたのは甘酸っぱい山ブドウジュースでした。

 でも、今回これはひょっとするとアルコールの香り?

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 恐る恐るワイングラスに注いで試飲してみました。

 一口含んでみます。山ブドウの野趣に富んだ少し強い香りが鼻孔をスッとくぐり抜けていきます。

 舌の上で転がすと、赤ワインに似た甘みと渋みがほどよく入り交じっています。喉越しもワインのような滑らかさ。

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 も、もしや、自家製山ブドウ酒ができてしまったのでは!?…と、ときめいたものの、結局のところ、またしてもアルコール分はゼロ

 赤ワイン風味の、良くできた「山ぶどう液」なのでした。

 もっとも、本格的にアルコール発酵しちゃったら酒税法違反になるので、これで良かったのかも。

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鰯雲が広がる安曇野の秋空

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 雨上がりの安曇野をクルマで一走りしました。

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 鰯雲が空いっぱいに広がっています。

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 が冷たくなってきました。

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一雨ごとに古民家の秋深まる。我が家は紅葉ビューイング

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 今年は雨模様の日が多く、一雨降るごとに季節が一歩、先へ進んでいくようです。

 残念ながら地元の観光名所・七色大カエデは、10月に襲来した台風のせいで葉っぱのほとんどを持って行かれてしまいました。

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 でも、大カエデより標高にして150m低い私たちの山里では、今がまさに紅葉の見ごろ。

 周囲を落葉樹に囲まれた我が家は、居ながらにして紅葉狩りを楽しめるビューポイントなんですね。

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 赤、茶、黄、緑…着物地のように艶やかに色を変えていく近所の山肌を眺めながら、秋の深まりを感じています。

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おサルや小動物に盗られてたまるか!!干し柿必勝法?

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 今年も干し柿作りの時期を迎えました。

 我が家では、週末ともなると専用の「皮むき機」をグルグル回して、せっせと渋柿の皮を剥いています。

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 ですが、毎度のことながらここに大きな問題が。

 一体、剥いた柿はどこに吊せばいいのでしょうか?

 安曇野暮らしを始めた最初の数年間は、古民家の軒下に干していました。

 日当たりは良いし風も通るしで、干し柿作りには理想の環境でした。

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 ところがその後、我が家周辺に若いサルの一群が棲み着いてしまい、柿の実を狙うようになりました。

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 半乾きの実を根こそぎかっ攫(さら)っていくから、たまったもんじゃありません。

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 やむを得ず室内に干してみたんですが…今度は湿気にやられてカビだらけに。
 
 そこで昨年からは、古民家で採れた柿もすべて里に運び、里の家の柿と一緒に吊すことにしました。

 屋根付きの農作業場に物干し竿を渡して吊したのが、こちらです。

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 里の家にはおサルは出没しないので、安心しきって完成を待ちました。

 ところがところが。今度は夜のうちにタヌキだかハクビシンだかがやってきて、吊した縄を引き摺り下ろして持ち去っていったんです。

 いやはや。もはやケモノたちが出入りできる場所には、おっかなくて柿は吊せません。

 思案の末、今年は鍵がかかる作業小屋の室内に干すことにしました。

 日中、柿の実に日が当たる場所を選んで物干し竿を渡し、そこに渋柿を吊してみました。

 カビるといけないので、窓は全開。網戸にして風を通します。

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 さすがのケモノたちも、まさか網戸を開けてまで作業小屋に侵入することはないでしょう。

 今度こそ、干し柿ドロボーに勝てる気がしてきました。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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