「薪と斧のカーニバル」のオークションで、お得なバラ積薪をゲット!
自宅に薪置き場を確保したので(→「2×4材を買ってきて薪ラックを組み立てました」)、お次はいよいよ薪の買い付けです。
本来なら、山に分け入って木を切り倒すか、樵(きこり)さんから原木を分けてもらってチェーンソーと斧で薪割りをするべきなんですが、私たちにはまだその準備ができていません。
チェーンソーも斧も、これから購入する予定です。
しかも切ったばかりの生木はストーブにくべることができません。1年間、天日干しして水分を十分に飛ばしてからじゃないと使えないんですね。
というわけで、今冬の薪は全量を業者から買うことに決めていたのですが、ちょうどいいタイミングで地元の薪ストーブ専門店「山風舎(さんぷうしゃ)」が秋の大感謝祭を開くと聞いて、のこのこ出かけて行きました。
山風舎は、私たちお気に入りの創作イタリアン・カフェ「あ・うん」と棟続きの、ちょっとお洒落なショップです。
保育園の元園舎を改装した木造の趣のある店内には、薪ストーブやチェーンソーなどが所狭しと陳列されています。
大感謝祭は、店先の駐車場と薪置き場を開放して絶賛開催中でした。
テントが幾張も張られ、アウトドアグッズや最新型のペレット・ストーブを展示販売しています。
薪置き場には手作り感溢れる看板が立っています。
「薪と斧のカーニバル」
「薪オークション」
さっそく覗いてみると、
「今シーズン使えるバラ積薪 即売中」
とあります。
鉄製のケージに30~50cmにカットされた広葉樹や針葉樹の薪が堆く積み上げられ、整然と並んでいました。その数、30あまり。
驚いたことに、初日の昼時にもかかわらず、ほとんどのケージに「売約済」の赤札が貼ってるじゃありませんか。
慌てて会場を見て回ると、「広雑(※広葉樹の雑木という意味でしょう)40cm 2万円」と書かれたケージが1台だけ、売れ残っていました。
何とか間に合いました。すかさず予約を入れてから、オークション・コーナーへ。こちらにもケージが30台ほど並んでいます。
各ケージには通し番号が振られていて、用紙に氏名・連絡先と入札価格を書いてポストに入れて帰るシステムのようです。
私たちは「広雑」ケージ2つにそれぞれ2万2000円のプライスを付けて投函しました。
数日後、ショップから電話で、
「おめでとうございます。『広雑』1台分を競り落とされましたよ」
と連絡が。2万円+2万2000円で2ケージ分をゲットできたのでした。
1ケージが約70束相当ということなので、計算すると1束300円ぐらいの単価になります。
地元のホームセンターで薪を買うと、1束600円ぐらいはします。およそその半額で入手できたことになります。
まずはこれでストーブの季節を迎えられそうです。