うわっ!タヌキとシカが飛び出してきて、タイヤがバースト!!
里で買い物をして古民家に帰る途中、山道を走っていたら突然、目の前を細長いケモノが横切りました。
「うわっ! タヌキだっ!」
急ブレーキを踏み、何とか避けたのですが、次の瞬間、今度は路肩にシカの親子(両親?と子供の3匹)がニュッと顔を出したから大変。
うろたえた家族がハンドルを切り損ね、後輪が側溝に嵌まってしまったのです。
幸い脱輪したタイヤはすぐに道路に戻りましたが、数十メートル走ったところでガタガタと車体が揺れはじめ、傾いて止まりました。
懐中電灯を持って車外に出ると、左後輪がペチャンコに潰れています。
タイヤのサイドウォールに5センチぐらいの亀裂が。側溝の角に当たって裂けてしまったのだと思います。
険しい山道を登るのはとても無理なので、その場でUターンして超低速で里へ下りることにしました。
30分ほどかけて田んぼの広がる町外れに到着。
最近のクルマはスペアタイヤを積んでいないので、サポートセンターに電話してレッカー車を呼んでもらいました。
30~40分かかると言われたのが、意外に早くて15分ほどでやってきたレッカー車にクルマを積み上げてもらい、助手席に同乗して近所のタイヤ屋さんへ。
閉店直後でシャッターが降りたばかりのタイヤ屋の駐車場にクルマを乗り捨てる形で、ひとまず里の家に戻りました。
翌朝、タイヤ交換をしてもらい事なきを得ましたが、慣れっこになっていた夜道にも思わぬ“落とし穴”があったとは。気をつけなくちゃ。