薪ストーブを使い始めて困ったことがあります。それは
薪の置き場。
長期保存用の薪置き場は戸外に用意してありますが、室内にも今日明日、使う分を適量置いておくスペースを確保しなけりゃなりません。
当然、それは薪ストーブの近くということになります。
専門店のサイトには、外気に晒された薪をすぐにストーブに放り込むより、部屋の環境に馴染ませてから利用したほうが良い、などと書いてあります。
薪の
含有水分の調節のためには、それなりに意味のあることなんでしょうが、そもそもストーブのそばに当座、使うだけの薪を置いておかなければ不便で仕方ありません。
というわけで、最初に試してみたのが
掃除用のバケツでした。掃除に使うスレート製のアレです。
安くて丈夫で良かろうと思ったんですが、薪を立てて入れると数本で満杯になってしまうんですね。
しかもバケツは底の面積が小さくて口が広いラッパ型ですから、すぐに引っ繰り返ってしまいます。
薪を床に直置きすることも考えましたが、木っ端や虫の死骸があたりにパラパラ散るため、掃除が大変です。
そんなこんなで、やむなくネット通販に頼ることに。ググってみたら、あるんですねぇ。
薪専用のバケツなるモノが
「ウッドストッカー」なんて洒落た名前で絶賛販売中なのでした。
コスパの良さで選んだのが、こちら。
「アラスメタル社 オーバルウッドストッカー 中」という商品です。
ちょうどバーゲン中で、38%引きの4600円ほどで買いました。
楕円形の鉄製のズドンとした胴体の両側に、木製の持ち手が付いています。
幅480ミリ、奥行き310ミリ、高さ250ミリ。容量21リットルです。
無駄にデカイ気がしないわけではありませんが、これで重さは2キロ。意外に軽いんですね。
全面に
焼き付け粉末塗装が施されていて、錆に強いという触れ込みです。
さっそく長さ40センチの楢の薪を差し込んでみました。
薪というのはささくれ立った木々の断片ですから、やわな作りだとすぐに傷んでしまいます。しかし、かなり乱暴に抜き差ししてもバケツに傷は付きません。
楕円の寸胴スタイルなので引っ繰り返ることもなく、とても安定しています。
ゴミも散らず、ストーブの横に意外にちんまりと収まってくれました。
ただのデカいバケツだな、ダサくてイヤだなと渋々買ったのですが、やっぱり専門商材ってのは使い勝手が良いものですね。
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テーマ : 信州
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