ツメの甘さが気になる。創作イタリア料理「トレンタトレ」

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 東京・吉祥寺から2016年春に安曇野・穂高に移転してきた創作イタリア料理「トレンタトレ」。吉祥寺時代からコアな常連客が付いていたと聞き、足を運んでみました。

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 週末の午後7時過ぎに訪れると、店内は若いお客さんでいっぱい。わずか1年足らずの間に新しい場所でこれだけの顧客を獲得できるとは、さすがです。いやが上にも料理への期待が膨らみます。

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 窓際に置かれた黒板に、おすすめの前菜とメイン料理、パスタがチョークで書いてあります。いずれもリーズナブルなお値段です。

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 まず赤ワインを注文。伊包焼(イタリア版のぎょうざ/4コ400円)、水牛のモッツァレラとバジルとトマト(900円)、豚肉の田舎風パテ(500円)、とりのレバー マルサラソース パスタ(1050円)を頼みました。

 ただ、混んでいたせいでかなり待たされたのは仕方ないとして、出てきた料理の色味が今ひとつ冴えません。地味というか、あまりおいしそうに見えないのが気になりました。

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伊包焼(イタリア版のぎょうざ/4コ400円)

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水牛のモッツァレラとバジルとトマト(900円)

 味も端的にいって今イチ。素材の魅力を大事にしているとのことですが、豚肉の田舎風パテは少々、脂が乗り過ぎていますし、パスタは鶏レバーのニオイがキツく、完食できませんでした。

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豚肉の田舎風パテ(500円)

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とりのレバー マルサラソース パスタ(1050円)

 創作料理を謳っているわりにはツメが甘いといいましょうか、一品一品へのこだわりが少しズレているような印象です。

 お店の雰囲気が素晴らしいだけに料理が残念。移転してまだ日が浅く、諸々準備が整わない中での店舗運営なのかもしれません。

 次回、もうちょっと空いている時間帯を狙って再訪しようと思います。


【トレンタトレ】





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鳥インフル発生で今年はコハクチョウも肩身が狭い?

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 安曇野の冬の名物といえば白鳥です。毎年、1000羽あまりのコハクチョウが、遠くシベリアから大挙して飛来します。

 今年も近所の田んぼや川面に、たくさんのコハクチョウが群れをなして集まってきました。

 空の低いところを数羽単位で飛んでいることもあれば、数十羽が水田でガーガー鳴き声を上げながらエサをついばんでいる光景を目にしたりします。

 先週末には、近所の川で50羽ほどが羽を休めていました。コハクチョウに混じってコクチョウもいるようです。

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 例年なら安曇野市内に2カ所ある白鳥飛来地が開放されて、鳥たちの様子を間近に見ることができるのですが、この冬は飛来したコハクチョウの1羽に鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たとかで、立ち入りが制限されてしまいました。

 残念ながらコハクチョウの観察は来冬までお預けです。



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国営あづみの公園でスノーシュー・ウォーキング!

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 国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区で、冬の間、スノーシューのウォーキング・ツアーをやっていると聞き、友達を誘って行ってみました。

 公園のホームページには、2月の土日に開催と書いてあります。

スノーシューを履いて真白な森に飛び出そう!


西洋「かんじき」とも呼ばれるスノーシュー。初めての方でも簡単に楽しめる雪遊びの道具です。スノーシューを履いて雪の森へ出かければ、動物の足跡など、新しい発見がきっとあるはず。

スノーシューを履いて雪上散歩や樹木の観察などをお楽しみいただきます。公園サポーターが見どころをご案内します。初めてのかたでも楽しく参加していただけます。靴は防水防寒性のあるスノーブーツやトレッキングブーツがお勧めです。スノーシュー・ストック・スパッツなどは無料でお貸出しします。

【開催日】2月4日(土)~2月26日(日)の土日祝日
【時間】午前の部10:30~、午後の部13:30~(所要時間は各60分~90分で、ご都合に合わせて時間・コースを変更いたします)
【定員】20名
【参加費】無料(別途、入園料が必要です)

*十分な積雪が無い場合は中止させていただきます。予めご了承ください。

 こんな真冬にまさか定員20名を超える参加者がいるとは思えませんが、念のためサイトから予約して出かけました。

 当日は朝からどんよりした曇り空。北アルプスの山麓に広がる同公園の大町・松川地区に近づくにつれ、乾いた雪が降り出しました。

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 入場料410円を払って公園に入ると、正面に机が1つ。本日のスノーシュー体験参加者の名簿が載っています。

 名簿を覗いてびっくり。なんと私たち2名の他に、8名の団体さんがエントリーしていたんです。

 総勢10名のパーティにボランティアの年配の男性2名がガイドとして付き、用具倉庫に向かいました。

 全員にスノーシューとストックが無料で貸し出されます。

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 大人男性用の「大」と書かれたスノーシューを受け取り、スノーブーツの上から着用してみます。

 昨冬、伝統的なかんじきを履いて雪原を歩くツアーに参加しましたが、スノーシューは今回が初体験です。

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 つま先と踵の後ろ側にストラップ式のビンディングがあり、靴に合わせてギュッと一締めすると、つま先側が固定されます。踵はわざと浮くようにできていました。

 フレーム本体はアルミ製で、裏側にギザギザの爪(クランポン)が付いています。これが雪に食い込み、滑らない仕組みです。

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 一足先に装着ができたので、少し試し歩きしてみました。

 かんじきと同様、スノーシューも内股気味に歩くとフレームを踏んづけてしまいます。足がもつれるので注意が必要です。

 まあ、単に両足を少し開き気味にして歩けばいいだけのことなので、これはすぐに慣れました。

 ところが、意外なところに落とし穴が。良い気になってバックしようとしたら、テール部分が雪に刺さって浮き上がり、思いっきり尻餅をついてしまったんですね。

 後でガイドの方に聞いて知ったのですが、スノーシューの弱点はこの“後退”なのだそうです。

 スノーシューを履いたらバックは避けてUターンするか、狭い場所ならスキーのキックターンの要領で回るのが正解なんだとか。説明を受けてから行動を起こさないと、こういうことになるんですね。

 その後、前後をガイドさんに挟まれ、公園内の広大な雪原を歩き出しました。

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 夏場、マウンテンバイクのコースになっているエリアをぐるっとめぐるツアーです。

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 通常なら縦1列になってゾロゾロ行くんでしょうが、やがてガイドさん曰く、

「なるべく横に広がって新雪の上を歩いてみてください。そのほうが気持ちいいですよ」

 そこでガイドさんを中心に扇状に広がって進みました。

 なるほど!こんもり積もった雪の表面にスノーシューを踏み入れると、何とも形容しがたい柔らかな感触が足の下から全身に伝わってきます。

 白い綿の上を歩いているような、贅沢な感覚です。

 雪の降りしきるやわらかな雪原を、足裏で味わうようにして歩く…ヘンな表現ですが、なんだか新雪を独り占めしたような気持ちになりました。

 時折、ガイドさんが皆を集めて、獣の足跡や樹木の高いところに見えるタカの巣の解説をしてくれます。「へぇ~」と感心するエピソードばっかりで、こちらも楽しめました。

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 正味1時間30分ほどのツアーは、あっという間でした。歩数にして6000歩強と、じつはさほどの距離を歩いたわけではありませんが、足を大振りにするのでちょうど良い有酸素運動になりました。

 参加費無料で用具もタダ、しかも親切なガイドさんまで無料で付いてくるという大盤振る舞いのアクティビティ。さすが国営公園は太っ腹です。

 雪の安曇野を縦横無尽にウォーキングしたい向きには、最適なツアーだと思います。一風変わったウィンタースポーツをお探しの方にオススメです。

 ただし寒さ対策は万全に。


【国営アルプスあづみの公園の大町・松川地区】




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薪ストーブにスティーマーを載せてみました

 真冬は薪ストーブが大活躍。24時間、焚きっぱなしです。

 体の芯まで温まるのはありがたいのですが、室内がカラカラに乾燥して困ります。とにかく喉が渇いて仕方ありません。

 ストーブの上にフタを外したヤカンを置いてみました。冷たい水がみるみるうちにお湯に変わって、あっという間に沸騰。ごく短時間のうちに蒸発してしまうんですね。

 これはまずいぞ、もっと口の広い容器に水を張らねば…というわけでダッジオーブンを使ったところ、結構いい感じに加湿できました。

 ならばということでネットで調べると、ダッジオーブンみたいな形状の薪ストーブ専用スティーマーが販売されていることを知りました。

 へぇ、こんなモノもあるんだ、と感心したのですが、ちょっとお高いのが難点。いちばん小さいヤツでも9000円しますが、ともかく購入してみました。

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 鋳鉄製で、内側がホウロウ仕上げになっています。水をなみなみと張り、ストーブに置くと、同じ鋳物同士のせいか熱伝導が早く、たちまち蒸気を発するんですね。

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 引き出しにしまってあったアロマオイルを数滴、垂らしてみました。

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 すると一瞬でアロマの香りが部屋のすみずみまで届いたのには、ちょっとびっくり。

 アロマランプなんかでじわじわ香りを広げるのとは違って、スティーマーにはものすごい拡散力があるようです。

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 ただし空焚きは禁物です。日に何度も黒い容器の中を覗き込んでは水を注ぎ足さなければいけませんが、慣れればそれもどうってことありません。

 適度な湿度をキープできるようになり、結構、満足しています。

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温泉の洗い場で「ケロリン」桶を見つけるとホッとします

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 温泉の洗い場の壁際に積んである黄色の洗い桶といえば、かの有名な「ケロリン桶」です。

 昭和の昔から黄色い桶の底に赤いカタカナで「ケロリン」と書いてありました。

 デザインも色も桶の形も昔とぜ~んぜん変わらないんだな…と思っていたら、なんと初代(1963年)のケロリン桶は白色だったそうです。ケロリンの製造販売元・内外薬品のサイトにそう書いてありました。

 でも、白では湯垢の汚れが目立つため、途中から黄色いボディ色に改められたのだとか。なるほどねぇ。

 ケロリン桶がデビューした当時の日本の銭湯では、一般に木製の洗い桶が使われていました。ただ、木桶は不衛生だし壊れやすいということで、この時期、プラスチック製に置き換わりはじめたのだそうです。

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 そこに目をつけたのが、睦和商事という広告会社の営業担当マン。みんなが利用する銭湯の洗い桶の底に商品名を印刷しておけば大勢の目に留まる…と考えて、内外薬品に売り込んだのだそうです。

 まだ内風呂が普及していない時代。銭湯の洗い桶の底は、テレビにも匹敵する媒体価値を持っていたのですね。

 内外薬品は、睦和商事の提案を受け入れ、各地の銭湯や温泉場に商品名入りのプラスチック製洗い桶を提供していきました。

 かくして全国の洗い場に、あの黄色のプラスチック桶が行き渡ったというわけです。

 ちなみに、この時の睦和商事の営業マンは、その後、出世して同社の社長まで上り詰めたそうです。これも内外薬品のサイトに書いてありました。

 睦和商事は最盛期には年商1億3000万円を上げていたようですが、公衆浴場向けの需要が落ち込むとともに経営不振に陥り、2013年に倒産してしまいました。

 その後、ケロリン桶の製造販売は内外薬品が引き継ぎ、現在に至っている模様です。

 …とまあ、そんなこぼれ話にも長い歴史を感じさせるケロリン桶ですが、安曇野周辺の温泉地では今も日帰り温泉施設でちらほら見かけます。

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 写真は大町市の葛温泉(くずおんせん)高瀬館の内湯で見つけたケロリン桶。もうもうと立ち込める湯煙を透かして黄色の桶を見ていると、妙な懐かしさを感じます。

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 今時、おしゃれなスパ・リゾートには絶対に置いていないでしょう。

 もはや古ぼけてダサいだけのケロリン桶かもしれませんが、これで湯を浴びると絶対、湯冷めしないような気がするから不思議です。

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軒先のツララがどんどん伸びて…

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 時ならぬ最強寒波の襲来で、我が古民家は“冷凍保存”状態になってしまいましたが、一方の里の家も寒波のあおりをもろに受けています。

 軒先にできたツララが日を追うごとにどんどん成長して、ごらんのとおり。わずか1日で50センチ以上伸びたのには正直、驚きました。
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 寒暖計は、マイナスに下がったままの日々が続いています。

 寒さの底はいつになるのでしょうか。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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