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ネバネバひっつき虫とチワワ

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 古民家の庭をほっつき歩いていたチワワがしきりに足下を気にするので、抱き上げて検(あらた)めてみたら、胸から足にかけて雑草の種がびっしり付着していました。

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 「ひっつき虫」です。刈っても刈ってもしぶとく生えてくるチヂミザサ(縮み笹)の種でした。

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 ひっつき虫と言うだけあって、チジミザサの種はものすごくネバネバしています。

 犬の毛に貼り付くように絡まってしまうので、簡単には取れません。蚤取りをする要領で、ひとつひとつ確実につまみ出さなければいけないんですね。

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 むずがるチワワをおだてすかして何とか全部、取り除きましたが、ひっつき虫と同じ数の体毛を一緒にむしり取る結果になりました。

 痛かったのでしょう。ちょっとオカンムリです。

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干し柿、一体どこに吊せばいいの?

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 すっかり量産体制に入った我が家の干し柿作り

 週末ともなると家族総出でひたすら皮を剥き、ヒモに吊して干すばかりの状態になっています。

 ただ、そこで大きな問題が。

 一体、これらの柿はどこに吊せばいいのでしょうか?

 普通に考えれば古民家の軒下に干すのがベストです。

 ちなみに、これは4年前の写真。2週間ほど吊しておいたら、それはおいしい干し柿が完成しました。

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 ところがその後、我が家周辺には若いサルの一群が棲み着いてしまい、柿の実を干したそばから狙うようになりました。

 一昨年は、100個あまりの干し柿がおサルのせいで全滅。

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 やむを得ず、去年は室内に干してみたんですが…今度は湿気にやられてカビてしまいました。

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 そこで 「今年こそ満足に完成させたい」との思いから、古民家で採れた柿もすべて里に運び、里の家の柿と一緒に吊すことにしました。

 屋根付きの農作業場に物干し竿を渡して吊したのが、こちらです。

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 古民家の軒先に比べると趣はありませんが、サルに横取りされる心配がないだけましかな。



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今年の七色大カエデは、久しぶりのヒットですよ!

 2012年に『報道ステーション』で全国に紹介されて以来、毎年この時期になると押すな押すなの大賑わいを見せる地元の観光名所「七色大カエデ」

 ただ、ここ数年、樹勢が衰えて葉っぱの分量が減り、以前のような圧倒的なボリューム感がなくなってしまいました。

 今年は大丈夫かなぁ?…と、密かに気を揉んでいたのですが、なんのなんの!

 先週末、訪れると、ご覧のような見事な紅葉です。久しぶりに七色に変化する偉容を堪能させてもらいました。

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 この大カエデ、たった1本の幹から生えているのに、先端の葉っぱが黄緑~緑~黄~橙~朱~深紅と七色に(=まだらに)紅葉するという、不思議な性質を持っています。

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 ご老体ではありますが、調子の良い年には見事な七色の装いで見る者を魅了してやみません。

 今年は久しぶりの当たり年ではないか、と思うのです。

 あと1~2週間が見頃でしょう。きれいなうちに、ぜひ、ご覧ください。

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【七色大カエデ】




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「つるしたんざく」のおかげで、ムダなく柿が吊せました

 我が家には大小取り混ぜて15本ほどの柿の木があります。

 1本を除いて渋柿なので、干し柿にするか焼酎に浸して渋を抜くかしないと食べられません。

 先日、今年最初の柿の実を収穫しました。

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 カゴに山盛りになった柿の皮を剥き、ヒモに吊して熱湯消毒。雨の当たらない軒下などに2週間ほどぶら下げて乾燥させることにします。

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 去年まではご覧のように、ヘタの先に枝をT字型に残しておいて、それをヒモの間にくぐらして固定していました。

 これが伝統的な柿の吊し方らしいのですが、枝がT字型じゃないとヒモから抜けてしまい、固定できないという難点があります。

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 ヘタの付け根の枝が真っ直ぐだったり、折れて少ししか残っていなかったりした場合は、実に竹串を刺すなどして無理矢理、ヒモに吊るします。

 でもこれ、竹串の根元からカビが生えてしまったりと、結構、扱いが面倒なんですね。

 今年も2割ぐらいの実は、吊しにくい真っ直ぐな枝でした。

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ヘタの付け根の枝が真っ直ぐな実(左)と、T字型に整った実(右)

 さあ、どうしたものかと近所のホームセンターを覗いたら、「柿つるしたんざく」という商品が置いてあるのを発見。

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 丈夫なタコ糸に、ご覧のようなプラスチック製の“枝挟み”を一定間隔で取り付けた、干し柿専用グッズです。

 パッケージには、合計100個の柿の実を吊すことができると書いてあります。

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 お値段は1780円。ちょっと高いなと思いつつ持ち帰り、ハンパな長さの枝しか残っていない実をブラ下げてみました。

 それが、こちらです。ヘタの上にほんの少しの枝さえあれば、難なく糸に固定することができるスグレモノでした。

 半日かかって吊した実は全部で220個。「柿つるしたんざく」のおかげで、収穫した柿を無駄なく干すことができました。
 
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柿が実って冷蔵庫を開けたら、あれ?去年の干し柿が…

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 庭の柿の木に渋柿の実がたくさんなっています。

 そろそろ干し柿作りの季節です。

「今年もいっぱい作るぞ! 食べきれないぐらいできちゃっても、冷凍庫で保存すればいいんだから…」
 
 そう思って冷凍庫の空き状況を確認したところ、なんと! 去年、作った干し柿が2パック、まだ底のほうに残っているではありませんか!

 取り出して自然解凍してみましたが、ほとんど問題なさそうです。

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 表面に吹いている白い粉は果糖でしょうか? 舐めてみるとたしかに甘い!

 さっそくパクリ。中からジャム状の実がトロリと出てきて大変、美味なんですね、これが。

 こんなに日持ちするとは。干し柿は究極の伝統保存食だということを改めて認識した次第です。

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我が家のテレビラックは「何かがおかしい」そう思っていたら…

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 今年の春、里の家にIKEA製テレビラックを設置しました。

 横浜のIKEA港北店まで出かけて行って手に入れたパーツをクルマで安曇野へ運び、家族総出で組み立てました。

 なにしろ55インチの液晶テレビを覆う大きさですから、板の長さもパーツの数もハンパじゃありません。

 IKEA独特のマンガ風マニュアル(今風に言うとユニバーサルデザインの説明書)とにらめっこしながら、丸1日かけて何とか完成したのですが…。

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 以来、リビングに座ってテレビを観るたびに、何とも言えない“違和感”を覚えて日々、過ごしてきました。

 どことなく落ち着かないと言うんでしょうか。何かが破綻しているのような、微妙な居心地の悪さがあるんです。

 なぜだろう?なぜかしら?

 家族の間でも時々、話題にはなりましたが、理由がわからずそのまま使い続けていました。

 それがつい先日のこと。テレビラック上部のブリッジ部分に、朝日が当たっているのを何気なしに眺めている時、突然、気づいたのです。

「あれ?真ん中の吊り棚が天地逆さまじゃないの?」

 ご覧ください。ブリッジ部分の天板が地に、底板が天になっています。

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 組み立て時に、両側のタワー状のキャビネットとテレビ台から始めて、最後に吊り棚を架け渡したのですが、疲れ切っていたせいで上下を確認しないまま、あべこべに取り付けてしまったのでした。

 やっと“違和感”の正体がわかりました。

 でも、直すのはかなり厄介そうです。

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 また一からバラして出直しか、とドキドキしながら例のマンガ風マニュアルを見ながら吊り棚を外したところ、意外にも天地の木ネジを4×2=8本、差し替えるだけで正しい向きに架け替えることができました。

 作業時間は正味15分ほど。

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 さすがIKEAは合理的です。メンテナンス性抜群で助かりました。

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クロツグミが窓に激突死?

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 雨上がりの朝、里の家の窓ガラスの下に野鳥の死骸が落ちていました。

 ムクドリぐらいの大きさです。図鑑で調べるとクロツグミでした。

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 手袋をはめて全身をくまなく観察しましたが、目立った外傷はありません。

 毛並みも良く、病気でもなさそうです。ただ首がだらりと垂れ下がり、グラグラしているのが気になりました。

 そのとき、ふと死体の上の窓ガラスに目が吸い寄せられました。

 おや?ガラスの真ん中に何かをこすりつけたような跡が?

 よくよく見ると、グレーの鳥の羽根がガラスの表面にこびりついています。

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 どうやらこのクロツグミ、もろにガラスに突進して首の骨を折ってしまったらしいのです。

 大方、カラスにでも追いかけられて、逃げ惑ううちに誤って窓ガラスに追突したのではないでしょうか。

 可愛そうなので、畑の外れに穴を掘って葬ってやりました。

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栗剥きの最終兵器!?「栗くり坊主」はここがスゴイ!

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 先日、「大きな栗がいっぱい実りました」の記事の中で、「集めた栗は皮ごと茹でて熱いうちに剥いてしまいます。」と書いたところ、知り合いから、

「栗の皮は生のうちに剥いたほうが楽。『栗くり坊主』を使うと簡単に剥けるよ」

 と教えてもらいました。

 『栗くり坊主』? 一体、何のことでしょうか?

 気になった私たちは、翌日、近所のホームセンターへ。店員のおばちゃんに、

「栗くり坊主ありますかぁ?」

 と尋ねましたが怪訝な顔をされてしまい、自分たちで探すことにしました。

 すると、あったんです!調理用具の棚のいちばん下の隅っこのほうに、ちょっぴりホコリを被った感じのパッケージが。

 <新型 栗くり坊主>

 と書いてあるじゃないですか。

 お値段は2280円。ちょいとお高い気はしましたが、迷わず買って帰りました。

 箱から出して握ってみると、昔の床屋さんのバリカンとニッパーの合いの子のような感じのハサミです。

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 よく見ると向かって左の刃がギザギザで、右の刃がストレート。

 説明書きによると、ギザ刃で栗を押さえ、切り刃のほうをチョキチョキ動かして剥いていくんだそうです。

 その際、栗のお尻の部分から先端に向かって、皮の筋に沿って剥き始めるとやりやすいとも書いてあります。

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 さっそく採りたての栗の実にギザ刃を当てて、バリカンよろしくキリ刃でチョキチョキ始めてみました。

 すると、これは楽ちん!リンゴの皮剥きのようにスムーズに剥けるじゃありませんか。

 むろん、栗の外皮は固いですから、果物ナイフでリンゴの皮を剥くようなわけにはいきません。

 それでも力加減によっては外皮だけ剥いたり、渋皮ごと始末したりできるんです。大したものだと感心しました。

 とはいえ、50個ぐらい連続して剥くと手が痺れてきます。家族で栗くり坊主をバトンタッチしながら、計2キロほどの生栗を一気呵成に剥き切りました。

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 さてさて、今夜は栗ごはんです。残った栗は甘露煮にして瓶に詰め、長期保存用に脱気しました。

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 それにしてもエライのは、栗くり坊主です。ネットで調べたら、新潟県三条市の諏訪田製作所というメーカーが製造元でした。

 で、ホームページを見てびっくり。栗くり坊主には、私たちが買った「新型」の他に「(元祖?)栗くり坊主」「栗くり坊主II」という兄弟製品があったんですね。

 「栗くり坊主II」は水洗いOKでお手入れ簡単なんだとか。

 さらに同社には「銀杏坊主」という、銀杏の殻割りに特化した自慢の製品も。栗くり坊主の兄弟シリーズとしてラインナップされていました。

 う〜む、渋い。次回はぜひ、銀杏坊主も使ってみようと思います。

 余談ですが、諏訪田製作所の栗くり坊主のホームページには、いかにもコーポレートサイトチックなクールなバージョンと、農村チックなほっこりバージョンのふたつがあります。

 なぜか同じ製品なのに価格が違って表示されていたりしますが、興味を持った方は両方のページを見比べてみてください。

 ちなみに私たちは、インターネット黎明期のニオイがぷんぷんする“ほっこりバージョン”のほうがお気に入りです!

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【栗くり坊主サイト -クールバージョン-】

https://www.suwada.co.jp/onlineshop/products/list.php?category_id=21

【栗くり坊主サイト -ほっこりバージョン-】

https://www.suwada.co.jp/product/kurikuribouzu.html#kurikuri



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やさしい顔をした“必殺仕掛鳥”モズ

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 畑の外れの棒っきれに体長20センチぐらいの茶褐色の野鳥が止まっています。

 望遠レンズで眺めると、モズでした。

 目の後ろの筋模様(眉斑)の色が薄いので、メスだと思います。

 時折、思い出したように尻尾を左右にゆっくりフリフリするのが可愛らしく、いつまで眺めていても見飽きません。

 ですが、モズの本性は気が強く、こうして畑を見下ろしながらカエルやバッタを見つけると急降下。容赦なく食いつきます。

 時には捕らえた獲物を、生きたまま木の枝などの尖った先に突き刺しておくことも。

 「モズのはやにえ(速贄)」と言われますが、なぜそんなことをするのか、諸説あるようですがいまだ不明なんだとか。

 やさしい顔をした必殺仕掛鳥?です。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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