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ソバの花が咲いています

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 安曇野を流れる高瀬川に沿って、田んぼの合間にところどころソバ畑が広がっています。

 今、そのソバ畑がうっすらと初雪を被ったように見えています。花が咲いているんですね。

 ソバの花は茎の下から順に開花するそうです。株の先まで花が開くと、間もなく黒い実が付いて収穫期を迎えます。

 あと1ヶ月ぐらいで新そばが出回ります。待ち遠しいなぁ。
 

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安曇野は稲刈りの真っ最中です

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 安曇野は今、稲刈りの真っ最中。あっちの田んぼ、こっちの田んぼでコンバインが唸りを上げています。

 その一方で、昔ながらの天日干しで“はぜかけ米”作りに精を出す農家も、まだかなりの数が残っています。

 刈り取りの終わった田んぼに稲木(いなぎ)を組み、稲穂を掛けて干す農家のおじさん、おばさんたち。

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 そんな安曇野の水田を高台に立って見下ろすと、稲刈り前の黄金色の田んぼと、収穫が終わった茶色の田んぼがパズルのように入り組んで見えるのが、今の季節です。

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 やがて田んぼが茶色一色に染まり、紅葉の美しい時期を迎えます。

 秋は駆け足で進んでいきます。


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我が古民家に土蔵があった時代

 我が家の前々オーナーで元・地主のオジサンが、2年ぶりに何の前触れもなくやってきました。

 タケノコ刈りの帰りだというオジサンの手には、A3版の茶封筒が握られています。

「これを差し上げようと思ってね。以前からクルマの中に入れといたんだ」

 そう言って差し出された封筒の中身は、大判の印画紙でした。封筒から出してびっくり!

 なんとそれは、在りし日の我が古民家の写真だったのです。

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 「在りし日」というのは、以前にも書きましたが、かつてこの家には母屋の横に土蔵が建っていたのです。

 ところが、この土蔵が道路の拡張工事に引っかかり、撤去されてしまいました。それがきっかけで、当時、土蔵に暮らしていた地主さん一家は里へ下りる決心をしたのでした。

  前々オーナー一家が、母屋に住まずにあえて土蔵暮らしを続けていた事情については「『水』の字の鬼瓦は見ていた!」の項に書いたので、そちらをお読みください。

 まあ、いろいろあった末に土蔵は取り壊され、母屋も人手に渡ってしまったのでした。

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我が家に唯一残る土蔵の鬼瓦

 以来、30年近い歳月が流れ、ご縁があって私たちがこの家を引き継ぐことになりました。

 今回、前々オーナーのオジサンがくださった写真を改めて眺めてみると、道路側にかなりはみ出すような形で白い土蔵が建っていたことがわかります。

 現在は、ご覧のとおり。土蔵が撤去されて道幅は2車線に広がりました。

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 古い写真をよく見ると、母屋の手前にブルーのトタン屋根と瓦屋根の小屋のようなものが写っています。一体これは?

「トタン屋根のほうが倉庫兼風呂場。その隣は。昔は、水回りを母屋の中に作らなかったからねぇ…」

 トイレと風呂場が玄関の正面に並んで建っていたというのです。

 さらに驚いたことには母屋の反対側にも、写真に写っているのと同じような土蔵がもう1つ、あったんだとか。

 つまり、猫の額のような我が家の敷地いっぱいに、大小5つの建物が所狭しとひしめいていたというわけです。

 昔の山里暮らしでは、限られた平地をいかに有効活用するかが生命線だったのでしょう。

「あんたがたが、私の生まれた家をこんなふうにきれいに手入れして保存してくれてるのが嬉しくて嬉しくて。ぜひとも、この写真を渡そうと思って来たんだよ」

 と、オジサン。

 ありがたいことです。写真は我が家の家宝にさせていただきます。


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基本、イタリアレストランだが焼き鳥中心?の「ビストロ鬼平」が凄い

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 松本城からクルマで10分あまり。浅間温泉郷の外れにあたる一角に、噂のイタ飯屋「ビストロ鬼平」はありました。

 何が“噂”なのかというと、

「基本、イタリアレストランだが焼き鳥中心のメニュー」
「隠れ家的な一軒家で、近くを通ってもなかなか見つからない」
「店の雰囲気が“鬼平的”で、取っつきにくい」
「でも、すごく美味だと地元で評判」


 そんな話が何となく私たちの耳に届いたのです。

 浅間温泉に行ったついでに寄ってみようと、カーナビを凝視しながら店を探しました。

 たどり着いたのは、女鳥羽川(めとばがわ)に面した小体な一軒家。道に面してかなりくたびれた感じのイタリアの国旗が出ていたので、なんとか通り過ぎずにすみました。

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 店の扉を開けると、そこはいかにも地方の洋食屋さんといった風情。テーブルが3つ、カウンターの奥に厨房があり、マスクを付けた短髪のご主人(鬼平?)が黙々と調理中でした。

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 そもそも「基本、イタリアレストランだが焼き鳥中心」という点からして、ミステリアスじゃありませんか。

 しかし、メニューを拝見して納得。こちらのお店のメイン料理は、あくまでパスタなのですが、そこに和風の「信州地鶏しゃも料理」「オムレツ、オムライス」など若干の洋食がアドオンされているのです。

 しゃも、すなわち「軍鶏」といえば、あのハードボイルド時代小説の金字塔『鬼平犯科帳』で、主人公・鬼平こと長谷川平蔵の好物として描かれる「軍鶏鍋(しゃもなべ)」が有名です。

 また、オムレツ、オムライスといえば『鬼平犯科帳』の作者・池波正太郎が愛した東京の洋食の定番メニューです。

 つまり、この店は鬼平犯科帳と池波正太郎を愛してやまないイタリア料理のシェフが開いた“味のテーマパーク”というわけなのでしょう。

 よく見ると、壁際の本棚に池波正太郎の文庫本がぎっしり詰め込まれています(他に藤沢周平と宇江佐真理の時代小説もありました)。ご主人の好みが店の隅々まで行き渡っている感じです。

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 ただし、私たちはイタ飯を期待して入ったので、メニューに並んだ「信州地鶏しゃも料理」はパス。その代わり、「池波正太郎が愛した ねぎの煎り卵を オムレツに」という長い名前の和風オムレツ(980円)と、パスタ3種類「プッタネスカ(980円)」「塩づけ豚のペペロンチーノ(1050円)」「ゴルゴンゾーラのペンネ(1080円)」を注文しました。

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 パスタはハードボイルドに傾き過ぎることもなく、絶妙なアルデンテ。味付けがすばらしく、大変美味でした。

 オムレツも、池波正太郎が愛したと銘打つだけあって、まさにプロの味。家庭ではけっして出せない複雑な味覚のレイヤーを堪能しました。

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 サラダ・デザート・ドリンクセット(420円)もお値打ちです。

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 好奇心で入ったレストランですが、期待をはるかに超えるクォリティの高さに大満足しました。接客態度が素っ気ないのも、鬼平だからと納得できるレベルです。

 次回は、ぜひ“本丸”の「信州地鶏しゃも料理」に挑戦しようと思います。


【ビストロ鬼平】
 



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露天風呂、サウナ、足湯が揃ったバランスの良い温泉「ホットプラザ浅間」

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 安曇野の中心部からクルマで小一時間、長野道松本インターから20分ほどの松本市北東部に、浅間温泉郷があります。

 日本書紀にも名前が出てくる古い古い温泉で、江戸時代には松本藩主の御殿湯(ごてんゆ)が置かれていたそうです。

 42~52.3度のアルカリ性単純温泉で、湯量は豊富。松本屈指の温泉場として知られる一級の温泉街です。

 …というのは受け売りで、じつは私たちも最近まで「浅間温泉=浅間山麓の涌き湯=軽井沢~小諸あたりの温泉場だろう」と勝手に決めつけていました。

 実際、そう勘違いする観光客が多いらしく、地元観光協会では2005年から「松本あさま温泉」と、あえてひらがな表記にするなど、浅間山との混同を避けるPRを行っているようです。

 それはともかく、ご近所なのに一度も行ったことのない浅間温泉に、このたび初めて立ち寄ってみました。

 私たちが向かった先は、市営の「ホットプラザ浅間」。名前からして田舎臭のプンプンする冴えない銭湯を想像しがちですが、あにはからんや写真のような古民家風の意匠を凝らした、ちょっとかわいらしい建物でした。

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 大浴場、露天風呂のほかサウナと水風呂を完備。建物の外には無料の足湯もあります。洗い場、脱衣所ともこぎれいで、全体に気持ちの良い施設です。

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 泉温は49.7度。露天風呂は40~41度ぐらいで、しっかり長湯ができます。

 温泉郷のど真ん中に位置するため、露天風呂からの眺望はありません。お湯自体も加水・加熱・循環タイプで、トロトロした肌感触は期待できません。

 それでも、ゆったり過ごせる町場の温泉としてはお値打ちだと思います。入浴料650円にも納得。

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【ホットプラザ浅間】
http://www.asamaonsen.com/hot-plaza/

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さりげなくリフォームした古民家って、おしゃれです

 安曇野から大町にかけての一帯には、現役?の古民家がまだまだ相当数、残っています。

 以前にも紹介しましたが、茅葺き屋根の古民家を往時の美しい外観のまま、大切にしていらっしゃるお宅もあります。

 一方で、年代物の古民家の屋根を葺き替え、サッシを入れ、漆喰壁も新しくしてきれいに使っているお宅も目に付きます。

 こちらは大町市の農家。山間部の我が家に比べると屋根の傾斜が緩くて、頂上部分がわりに低いのが特徴です。

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 このお宅は屋根に太陽光パネルを設置しています。21世紀に生きる古民家、といった風情です。

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 私たちが感心したのが、こちらの板壁のお家。正面から見るとまるで新築のようですが、脇へ回ってびっくり。2階の壁面に漆喰が残っているのです。

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 たぶん、屋根を葺き替え、古くなった外壁を板で覆ってリフォームしたのでしょう。オーナーさんのセンスの良さが光ります。

 こうして蘇った古民家を見るにつけ、そこで暮らす人たちの家への愛着、古い物を大切にする心を感じます。

 みなさん、お金を掛けていらっしゃるに違いありませんが、こういうお金の掛け方っていいなぁ、と思うのは私たちだけでしょうか。


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森の小鳥のさえずりが心地良いカフェ「ティールームガルニ」

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 穂高有明の別荘地をクルマで走っていたら、森の中にポツンと立つカフェの看板が目に入りました。

 「ティールームガルニ」

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 ガルニ? なんだかヘンな名前です。気になってクルマを停め、立ち寄ってみることにしました。

 山小屋のおしゃれなカフェでした。ウッドデッキのテラスにはテーブルが3つ。店内にはカウンターとテーブルが1つずつあります。

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 店内中央に置かれた大テーブルは、葉っぱの形をあしらったユニークな造作です。優に5人が囲んで座れそうです。

 やわらかい間接照明が心地良く、窓を吹き抜ける風が森の小鳥のさえずりを運んできます。

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 あんずの自家製ケーキとコーヒー、マフィンサンドを注文しました。

 味は可も無く不可も無しといった印象ですが、それを補って余りある居心地の良さ。ゆっくり読書したい雰囲気の店です。

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 ただ、カウンターで長っ尻を決め込んでいる地元のオジサンが、店のスタッフを相手に大きな声でダベっていたのが玉に瑕。静寂を求める向きにはテラスのほうが良いかもしれません。

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 テラス席はワンちゃんもOKだそうで、次回は犬の散歩のついでに立ち寄ろうかなと思いました。

 ちなみに、「ガルニ」という店名はフランス語の「GARNI」に由来するんだとか。料理の付け合わせの意味で、「北アルプスの名脇役になれれば幸い」という思いからオーナーさんが命名したそうです。


【安曇野 ティータイムガルニ】
http://www.janis.or.jp/users/garni/azumino.html




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うわっ!スズメバチがまたまた襲来!

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 先月初め、4年ぶりにスズメバチの巣を駆除したことを報告しましたが、なんと!それから1ヶ月もしないうちに、今度は玄関の斜め上に新たな巣ができてしまったのです。

 数日前までは影も形もありませんでした。ただ、玄関を出入りするたび、ブ~ンというハチの不穏な羽音が聞こえていたので、もしや?とは思っていたのでした。

 ところが一昨日のこと。ブ~ンと重低音でまとわりつく虫の正体がスズメバチとわかり、目を皿にして玄関まわりを総点検。すると、二階の窓のすぐ外側に20センチほどの焦げ茶色の球体がぶら下がっているではありませんか!

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 二階のガラス窓越しに観察すると、巣の表面に白い筋がところどころ入っています。間違いありません。典型的なスズメバチの巣です。

 やむを得ず、例の“自家製防蜂服”に身を固め、右手に殺虫剤、左手に炭火用のトングを握りしめて、とっぷり日が暮れるのを待ちました。

 午後7時半。ガラス窓をスルスルと開き、殺虫剤を一気に大量噴霧。いったん窓を閉めて5分間ほど待ち、さらに噴霧してからトングで巣を付け根からこそぎ落としました。

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 玄関前に落下した巣のまわりには、スズメバチの死骸が散乱していました。その数、15匹あまり。今回も無傷で駆除に成功しました。

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 昨年、2年前、3年前と連続してマイマイガの大発生に悩まされましたが、その間、どういうわけかハチは鳴り?を潜めていたのです。それが今年は主役が交代したらしく、マイマイガの姿はほとんど見かけません。その代わり、スズメバチの波状攻撃と相成った次第です。

 マイマイガとスズメバチは捕食関係にあるわけでもなさそうですが、ほとほと困ったものです。



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黄金色に輝く田んぼ。安曇野に秋がやってきました

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 北アルプスにかかった雨雲が切れて、雲間から一条の陽光が田んぼに差し込んできました。

 たわわに実った穂先が垂れ、収穫間近の田んぼを黄金色に染めています。

 安曇野に秋がやってきました。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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