業務用ストーブに支えられる冬の日々
我が家の冬の強い味方、それがこちらのコロナストーブです。
引っ越した最初の冬に通販サイトで購入しました。
ボディサイドには「強制通気形開放式石油ストーブ」とありますが、一般には「業務用ストーブ」で通っている商品です。
ご近所の農家では作業場にこれと同じ型のストーブを使っています。また、知り合いが借りている倉庫でも、作業員の詰め所に置いてありました。
要は半分屋外みたいな場所で使うためのゴツいストーブなんですね。
タンク容量は18リットル。赤い灯油のポリタンクちょうど1本分が入る大容量です。
暖房出力は18.73kW…といってもピンときませんが、通販サイトには「暖房の目安:木造48畳/コンクリート66畳まで」と書いてありました。
我が家では、この業務用コロナストーブをリビングの一角に置いて使っています。
リビング全体と広縁、その隣の和室をまとめて暖めています。広さはざっと40畳ぐらいでしょうか。
さらにリビングが吹き抜け状態ですので、空間容積としては60畳近くをこれ1台で賄(まかな)っている計算になります。
隙間だらけの古民家なので、暖房効率は相当悪いですが、こいつのおかげで戸外が零下になっても、リビングとその周辺だけは18~20度とまずまず快適な室温を維持しています。
まさに古民家の冬には欠かせない、文字通りの“ライフライン”なんですね。
ただし、唯一の欠点というか難点は燃費の悪さ。起きている間、ストーブを運転し続けると、1日ポリタンク1本ずつ、きっちり消化していくからたまりません。
経費節減をめざして、日中はヒートテックにフリースにどてらを重ね着して生活しています。
寒い日は家の中でも毛糸の帽子を被ってみたり…ストーブにもクルマみたいなハイブリッドが発明されたらいいのになぁ、なんて夢想する冬の日々です。